趣味がある人とない人の違い
身近な知り合いに、いつも趣味を楽しんでる夫と、いつも趣味を探してる妻、という夫婦がいます。
夫婦共に明るくて、しごともバリバリやるタイプ。
家事も分担していて、可処分時間(自分のために自由に使える時間)も同じくらい。
そんな夫婦の違いは趣味の有り無し。
会うたびに新たな趣味に熱中してる夫さんはいつもその時にハマってる趣味について熱く語ってくれます。
釣り、手芸、料理、トレーニングなどなど、趣味の幅は広く、会うたびに新たな発見をくれる人です。
それに対して、妻さんとは日々の生活の話やしごとの話、世の中のニュースの話などで盛り上がります。
夫婦どちらとも、話していて楽しくて魅力的な人たち。
…
では、趣味の有り無しで何が違うのか。
それは、
「自分のサードプレイスならぬ、サードタイムを自分で作ってるか」
ということ。
サードプレイスとは自宅や職場でもない第3の場所。
そこを作ることの良さはここでは特筆しませんが、日々の時間を思いっきりスイッチするためにはサードプレイスの存在は必須なんです。
日々、家事やしごと、さらに育児があったりご近所との付き合いがあったり、と、様々な要素が入り組んで1日の時間が過ぎていきます。
この中で意識的に日々の延長からスイッチする時間を作る、これこそがリアルなサードプレイスならぬ、サードタイムなんです。
場所を変える必要はありません。
気持ちが別の場所に行けば、もうそれは意識の中で職場でも自宅でもない別の場所に身を移していることになるんです。
先述の夫婦、そのサードタイムを自分で作ってるかどうかの違いがある、というお話をしました。
どちらがいい、悪いの結論を出すつもりはありませんが、これから先、10年、20年と経って振り返った時に
「あの時はあれにハマってたな」
「あの趣味があったからあの経験ができたんだな」
「あの時に始めた趣味を今でも続けられてるのって幸せだな〜」
というように人生を振り返れるって、実はとても価値があることなのではないでしょうか。
そして、それは40代という年代だからこそ湧き上がってくる考えなのです。
40代は老後を意識し出す年代だと言われています。
老後のことばかり考える必要はないですが、老後を幸せに過ごしている自分が少しでも想像できるだけで、安心できたり今を大切に生きようと前向きになれたりするものです。
そう考えた時に40代は趣味を持つことに向き合うことが、とても重要な年代なのだと言えるのです。
ちなみに、先ほどの夫婦、これまで夫の趣味活動を呆れて見ていた妻の方もアラフォーになって急に「シュミが欲しい!」と言い始めました。
わかるわかる。
一緒に趣味探ししていこう!
では。
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