社会常識?気配り?難しい。【日記】
最近になってようやくビジネスマナーについて学ぼうと、秘書検定の勉強をし始めた。
動機は、たまたまブックオフで格安の参考書と昨年の問題集が目に留まったから。お試し感覚だ。
無職で時間はたっぷりあったので、参考書に一通り目を通すのに時間はかからなかった。
本に次々と登場する知識・作法・気配り。
「お茶出しのマナー:茶たくを置くときは、相手から見て木目が水平になるように置きましょう」
「上司の誤解により叱責を受けたとき:とりあえずその場では詫びること。間違っていると直接的に言わない」
「会釈、普通礼、敬礼をその場に応じて使い分けること」などなどなど。
OLや事務職を全く経験したことがない私にとっては新鮮な情報ばかり。
ほほぅ、そうなんだ。なるほどなるほど。へーー……。
…正直、ここまでする必要あるのだろうか。
これが、第一の感想だった。
茶たくの木目?これまで人生でお茶をいただくことは多々あったけれど、一度も木目の向きなんて気にしたことがなかった。
というか、木目の向きがどうであろうと茶たくは茶たくだし、お茶はおいしいじゃないか。
誤解であるとこ、そのまま言っちゃいけないのか。果たして耐えられるのだろうか、そんな理不尽な状況に。多分途中で訳が分からなくなって泣き出すのがオチだ。(耐えるのが社会人なんだろうな)
んーー…これまで私がしてきたのは、会釈?普通礼?敬礼?
かつての上司は、普段どんな礼をしていたっけ?
わからない事だらけ。気にしたことない事だらけ。
試しに問題集を解いてみると、やっぱりビジネスマナーや技能の正答率はグダグダ。正答率の良かった「秘書の心構え・理論」も、正解は理解していたとしても、実践できるのかどうかは…。
私と同年代のOLさんなら、どれぐらい解けるのだろう。もっと上の世代なら?どこからが社会人の常識?どこからが気配り?
なんだかこんがらがってきた。
思えば、「相手や状況をくみ取って行動する」という点では、前職のアシスタントディレクターでも同じ立場だったはずなのだから。
…それが合っていなかったという事は、私は秘書も向いていないのでは?
いや、それ以前に、社会人としても、女性としても、人としても未熟なのだ。結局はそこに帰結する。
とりあえず、つべこべ言わずもう少し学んでみろってことかな。どうせ暇だし。
11月に資格試験があるらしいから、それも視野に入れようか。
ああ、それと。今月中には再就職することも視野に入れないと…。
野乃
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