芸術の秋と子ども画伯🖼
11月になったと思ったらもうすぐ半ば、今年もあと1ヶ月半かぁ。毎年毎年のことではありますが、本当に1年って長いようで、気がつけばあっという間。今更!今頃!ではありますが、一日一日大切に過ごしていかねばDESU。
で、11月半ば。朝夕、リビングでは暖房を入れ、日中、車では冷房を入れ、まだまだ季節の不確定さを感じつつも、綺麗な紅葉のニュースなどに触れると、「秋なんだなぁ」を実感しているnonoではあります。スポーツの秋!食欲の秋!芸術の秋!皆さんはどんな秋を満喫されているでしょうか??
芸術の秋!で思い出したことがひとつ。10年以上前になりますが、3~5歳児縦割り保育クラスの描画活動を見学させて頂いたときのことです。何の絵を描こうの時間だったのかは覚えていないのですが、ある男の子が「先生できた~」と描いた絵を先生の所にもっていくと先生が「ここが空いていてまだ何か描けるからお日様描こうか」と差し戻し。1~2分後、またまた同じ子が「先生できた~」に先生が「ここも空いているからまだ描けるよ」を4~5回繰り返すという場面を目の当たりにして「先生~~~勘弁してよ~~~」とその子に代わり物申しそうになったnonoがいました・笑。
専門の先生に「違うよ」と言われてしまうかもしれませんが、nonoが考える描画活動の指導って、描かせてあげたいものにつながるお話を少し多めにして、「先生~もうお話終わって~早く描きたいよ~」くらいまで子どもたちの頭の中と心の中のイメージを大きく大きく膨らませるまで。あとはその子その子の、途中の「見て~見て~」と最後の「出来たよ~」の達成感にしっかり寄り添ってあげるだけで良いのではないかぁと思っています。たとえそれが、画用紙の余白なく描かれたものであっても、画用紙の余白多く描かれたものであっても、その子が思いいっぱいに描いたものであれば、余白の有無やそれを描くのに要した時間の長短などは全く全く関係ないと思うのです。
ぶっちゃけで言わせて頂くと、「ここが空いてるから…」「ここも空いてるから…」は、その絵をお部屋に貼り保護者の方が見る時のことを考えて(「わあ、うちの子こんなに描けてる~」「しっかり描かせてくれる先生すご~い」etc)としか思えず、原点に戻って欲しい!何のために今日この描画活動をしているのかを忘れないで欲しい!「もう1回描いておいで」と差し戻される子どもの気持ちを考えて欲しい!描くことが嫌だなあ苦手だなあという子を育まないで欲しい!とただただ願うばかりです。
芸術の秋!どの子もみんなそれぞれ素晴らしい画伯です。子ども画伯の絵、たっぷり満喫してくださいね。nonoも孫ちゃん画伯の絵、たっぷり満喫したいと思っています。