2020食とヘルスケア活動&2021に向けて
iitocoからワークテラス佐久へ
佐久で最初のコワーキング iitocoとは立ち上げ当時から関係を持たせたいただきましたが、遅ればせながら今年1月からiitocoの会員になったと思ったら、まさかの3月にiitocoとお別れ。
iitoco1Fの大テーブルと窓際の長テーブルにはいつも常連会員がいて、お隣には工房会員がいて、時には雑談や相談したり~。この温かい雰囲気と適度な距離間がとても心地よかった。コーヒーを飲みながらおしゃべりの中でコト(イベント等々)が自然発生的に生まれることもあり。
誰かに指示されることなく何かが生まれ、始まる。これがコワーキング(Coworking)の原点と思っています。co-は「共同の、対等の立場など」の意味ですから、私見ですが、
コワーキングは、全国で増加傾向にあるWIFI環境が整った場所(place)ではなく、多様性のある人(human)が要で、特に人口減少に歯止めがかからない地方の原動力となると思っています。
未だに正体が見えない新型コロナウィルス禍の中では、ちょうどいいディスタンスを見出すことが難しいのですが、今年のコロナの学習効果を踏まえて、オンラインとリアルのベストミックスを追求していくことが肝要ではないかと思っています。
4月からワークテラス佐久のSAKUSAKUSAKKの食とヘルスケアコーディネーターとして着任しましたが、2週間後に新型コロナウィルスの緊急事態宣言でしばし営業停止。目まぐるしかった当時の2ヵ月。それまでに練っていたリアルイベントやプロジェクトは一旦白紙に^^;
都道府県間の移動規制が解除された6月中旬から徐々に、一定の条件つきでリアルイベント、すなわち、地域の農・食の魅力やココロとカラダのケアのためのイベントを企画しました。
今年4月には「おじいちゃん」になったにもかかわらず、未だに直感と感性にまかせて動いているだけなので、地域のために役立っている実感がないのです。
役所勤め時代に10年近く貧しい発展途上国(LDC:後発開発途上国)向けの農村開発と技術協力の仕事に主導的に従事していました。
このため、脆弱(valnerable)といわれる女性や子供を対象とした草の根レベルの活動が性に合っています。しばらくは老体に鞭打って、地道にマイペースで動いていきます。
しかし、コワーキングの成果として小さくてもビジネスとして成り立つ事業をクリエイトしていきたいと考えているところです。
SAKUSAKUSAKKとして取り組んだイベント
①ココロとカラダを整えるイベント(6月)
②ボードゲームを楽しもう!(6月):お互いを知るにはいいtool!
③【オンライン料理教室】佐久の生者者×普通じゃない料理家シリーズ (8月2回、10月1回)
④Withコロナの中を生き抜く~働き方と暮らし方を考えるワークショップと東信地域の魅力体験(一泊)~(8月)
⑤マコモダケの収穫&試食会(5月、9月:共同企画)
⑥志賀高原 coming day in autumn(10月、志賀高原hiroenとの共同企画)
⑦ココロとカラダを整える おうちでできるセルフケア講座(10月~11月、全4回)
⑧親子コミュニティひろば@ワークテラスSAKU(10月~毎月開催中)
⑨焚き火パーティ
SAKUSAKUSAKKとは関係なく開いたイベント。種子島の安納芋、菌床椎茸などの食材を焼き、いただきます!
ワークテラスでのコーヒーブレイク
ローマで2年間、約3,000名の職員がいるFAO本部で仕事をしていたときは、朝出勤するとコロネット(クロワッサン)とカプチーノ、10時にはコーヒーブレイク、12時は1時間程度ゆっくりランチ+コーヒー、3時にもコーヒーブレイク。ブレイクが多い日常で仕事が途切れ途切れになるのですがすが、海外のブレイクはただのブレイクではなく、国籍、所属や専門性が異なる人との情報交換や出会いの場でもありました。しかし通常の日本人職員はどうしても固まる傾向にあり^^;。
ワークテラスにはおしゃればカフェスタンドがあります。今は黙々テレワークしている人が多いですが、3時頃には皆が自然にブレイクするようになれば会員間の交流も深まると思っています。
今年も美味しいものをたくさんいただきました!
前職で日本全国(離島を含む)を周った経験から、この狭いエリアの佐久は日本トップクラスの豊富な食材と酒類の宝庫であり、腕の立つシェフがたくさんいます。
地元シェフの応援することで地元の生産者の助けにもなることから、
3年くらい前からGoogle mapへお店や料理の写真の投稿を始め、最近、トータルアクセスが3百万を超えました。
移住9年目になりますが、佐久の魅力は農・食と健康、その背景にある自然環境であると思っています。微力ながら地元素材を使った商品開発やこれら資源の大切さにかかる啓蒙活動をしていきたい。
カイロプラクターとして
5~6年前の地元紙のチラシ広告を見て、カイロプラクティックの世界に足を踏み入れました。無料セミナーであったので軽い気持ちで開けた扉の向こうの先生グループにまさか正式入会することになろうとは。
そして3年間ですべてのセミナーや講習をコンプリートし、本場のアメリカのテキサス州の大学で解剖実習や特別なテクニック、病理学等を学ぶ機会を得ました。
そして昨年はリラクゼーションとリフレクソロジーの主要なテクニックの資格を取得しました。
手技のみでカラダの大方の不調を治すには高度なテクニックだけでなく、臨床経験が不可欠ですが、今年は日常生活に不自由を来している多くの患者さんの症状を改善させることができました。投薬やリハビリでは治らない辛い症状の人が少なくない中、患者さんのセルフケア意識を高めながら、自らのスキルで痛み等が緩和され快適な日常を過ごせるようお手伝いできる職業の喜びを実感しています。
今年については、
1月は日本セッドセラピスト認定協会東京支部の懇親会でプチ講座を開かせていただきました。全国のセラピストさんの前で少々緊張しながらソフト矯正法などを実演しました。昨年、約1年かけて、当協会でヘッドマッサージ、腸セラピー、ハンドルフレ、リンパトレーナー等の資格を得たことがご縁となりました。
今年からは、子供カイロプラクターとしても活動しています。スマホやゲーム等の普及により、姿勢の悪い子が増えています。悪い姿勢は様々な症状や免疫力の低下を引き起こす可能性があります。
4月からはコロナ禍に飲み込まれましたが、おかげさまで治療家としての仕事は逆に増えました。
2021やりたいこと①:クラフトビール推進プロジェクト
ワークテラスが縁で、佐久(原料生産、販売)、東京(販売)、奈良(製造・販売)の人がつながり、佐久産の果樹等を使ったクラフトビールが年明け早々に完成します。
販路、プロモーション方法などの課題がありますが、イベント開催、さらには地元の飲食店や宿泊業等への販路拡大を目指してがんばっていきたいと思っています。
クラフトビールと地元食材とのマリアージュを通じて、地元住民の交流促進、東京でのPRを推進し、6次産業化+αの効果を狙っていきたいと考えています。
2021やりたいこと②:佐久の発酵食品の普及
信州大学農学部とのコラボにより、1/23(土)佐久の発酵食品の魅力と免疫効果向上についての講演会&座談会を開きます。この講座は皮切りで、その後は発酵食品の中でも味噌、麹などの佐久の主要な発酵食品の普及に資する活動をしていきたいと考えています。おにぎりと味噌汁の良さも訴えて行きたい。
2021やりたいこと③:将来の佐久の食のあるべき姿についての啓蒙活動
親子で学ぶ農と食育の絵本「いただきます」を基に、食の大切さについての市民意識を高める活動をしたい。
2021やりたいこと④:親子コミュニティーひろば(継続)
今年は3回開催し、ようやく軌道に乗りつつある講座。育児ママのニーズを踏まえて少しずつ内容を改善しながら、今年も毎月開催を目指します。
治療家としての今後の活動:スキルアップと育成&移動治療(ワーケーション)
カイロプラクティックは奥が深く、一生勉強です。スキルは元より、臨床経験に基づくオリジナルスキルの開発もさらに進め、育成にも努めていきたい。
コロナが沈静化すれば、全国移動治療を行ってみたい。特に地方では高度なカイロプラクティックの技術を必要とする患者さんは相当数いるとみています。
佐久の患者さんの状況が許せば、1ヵ月くらい他地域でワーケーションしながら、佐久の食の豊かさのPR活動もしてみたい。