ママと子供が生き生きとして楽しんだ日
7月4日(土)にワークテラス佐久でドルチェ会主催のトライアルイベントとなった「たなばたまつり」を開催し、9組の親子(うち子供15名)が参加しまました。
ドルチェ会とは?
ドルチェ会はスィーツを作る会ですか? とよく聞かれます。
もちろんイタリア語のdolce(ドルチェ)には、スィーツやデザートという意味もありますが、クラシック音楽で使われる音楽記号のひとつで、「甘く柔らかに」「可愛らしく」という意味もあり、また女性の褒め言葉(可愛い、優しい、親切な、心地よいなど)としても使われます。
すなわち、女性の褒め言葉を意識して命名しました。
これがもとになり、ドルチェ会では、ママや子供の宝探し、というキャッチコピーを考えました。ドルチェ会のイベントを通じて、子育てで忙しく、悩みも少なくないママたちの出会い、交流の場を設け、交流を重ねるうちにママや子供が持つ宝物を見つけれれるように、そしてキラキラを輝き、何かコトが起きる、そんな願いを込めて、ドルチェ会が立ち上がりました。
ワークテラスはまさに出会い、交流の場であり、協働(コワーキング)の場。
ドルチェ会のメンバーは、白倉明美さん、中島民子さんとコーディネーターの当方の3名で構成されています。
左端は白倉明美さん、右端は中島民子さん
メンバーはそれぞれ何らかのスキルと他人のために何かをしたいという情熱を持っています。そのほか、ピアニスト、パティシエなどの女性の協力者のsポートを得ていて、
たなばたまつりのアドバイザーとして、team OHAYASHIの小島美里さん、細川敦子さん(下の写真の手前のお二人)のお二人に助言等をいただきました。
team OHAYAyashiとの打ち合わせ
7月4日に初のプレイベントを開催
中島さんの絵本の読み聞かせ、白倉さんのヘアセット、短冊作りやボードゲームを通じた初の交流の場、たなばたまつりを開催しました。
今回はトライアルということで、出し物も複数用意し、まこも茶やクッキー(パティシエ作)も準備しました。また参加した子供の年齢も0歳~9歳までと年齢に幅があったことから、イベント全体の評価は普通から大変良かったと少しバラつきましたが、大半が、満足または大変満足でした。
参加人数も想定以上に増えたので、事前の準備、当日の対応(受付、接客、導線等)についいては、反省すべきところがいくつかありました。
今後のドルチェ会の活動、すなわち、イベント、交流会等については今回のトライアルの反省をした上で検討していく予定です。
以下のようにワークテラス佐久は地域との関わりしろの拠点。地域に深い関わりを持っているのは男性よりも女性と認識しているので、ドルチェ会の活動が持続可能なものになるように一歩ずつ前進していきたいと思っています。
中島さんによる絵本の読み聞かせ
白倉さんによるヘアセット
ボードゲーム(キャプテン・リノ巨大版)
キャプテン・リノを使ってドミノで遊ぶ(子供は発想が豊か)
以下の写真は ©2020team OHAYASHI
fumiによるピアノBGM
ハノイの塔で遊ぶ親子
ゴブレットゴブラーズで遊ぶ男の子
キットパス(チョーク)を使って短冊つくり
ワークテラス佐久について
オープン間もないワークテラス佐久(2002年4月)
佐久情報センターをリニューアルして、2020年4月からワークテラス佐久がオープンしました。
この施設は、時間と場所にとらわれない柔軟で豊かな働き方(テレワーク等)の推進および創業支援を行い、「関係人口」の増加を図ることを目的とした施設です。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」(ビジター)でもない、地域や地域の人々と継続的に多様に関わる者のことをいいます。
関係人口を増やすには、施設(ハード)だけではなく、ソフトの充実と面白い人の関わり度合いが重要な要素だと思っています。
ワークテラス佐久は、地域や地域のキーパーソンとの接点(関わりしろ)であるということも重要な機能だと考えています。
新型コロナウィルスで出鼻をくじかれましたが、今後、地域のキーパソンと首都圏等のテレワーカー等との出会い、交流、そして協働(コワーキング)へと展開できるように、イベントやプロジェクトを動かしていきたいと考えています。
文責:加藤信夫
(ドルチェ会コーディネーター、ワークテラス佐久の食とヘルスケアコーディネーター)