見出し画像

11年務めた会社を脱サラして田舎に移住した僕の自己紹介

こんにちは のんたです。

「はじめてのnote投稿になるので
かんたんに僕の自己紹介をしておきます。


【のんた】
・現在40代 男性
・関東出身
・高卒で製造メーカーに就職
・29歳で中間管理職
・11年務めた会社を依願退職
・自分らしい生き方を求めて田舎に移住
・自分が楽しいと思える事業を
  営みながら生活中。
・妻と子供と3人暮らし

僕は高卒入社です。
高校を卒業しそのまま地元企業に勤める形で就職しました。

会社はもちろん今も健在で。
全国各地に支店やプラントを持つ大企業です。


いきなりの社会生活に右も左も分からない状態でしたけど

「社会人生活ってこんな感じなんだ・・」

みたいな軽い気持ちで
それなりに仕事を楽しみながら続けられていました。


僕が入社した会社はアラフィフ世代が極端に多い
いわゆる『高齢化企業』というヤツ。

働き盛りの30~40代なんて数えるほどしかいません💧


当時の僕としては『希少な待望の新入社員』という位置づけで居られたので、すごく居心地が良かったです・・・けど、

今考えれば会社としてかなりヤバイ状況ですよね?
団塊世代の方々が定年を迎えると退職者がゴソッと出てしまうのに、若手を全然補充していなかったわけですから。

これでは世代交代うまく行きませんよね。


とはいえ当時の僕はそんなことはお構いなし
入社して5年くらいまではそれなりに仕事を楽しんでいました。


なぜ11年務めた会社を辞めようと思ったのか

会社で働くことがツラく感じるようになったのは
入社して6年が経った頃。


その頃になると毎年のように大卒の新入社員が
5名くらいずつ入社するようになりました。


で、先ほどお伝えした通り
僕と団塊の世代との間には人がいません。


仕事の内容を相談できるような、
ちょうどよい年齢層の先輩社員がいなかったんですね。

僕より4年先に入社した先輩はいましたけど
担っている業務が全く違うので
けっきょくは専門外になっちゃうんですよね。


・・・でこの後 どうなっちゃうかというと
僕が中間管理職を担うようになりました💦

直属の上司(部長)はいましたけど
引継ぎ期間半年ほどで、その部長も退職され・・・


「あと分からないことあったら電話で聞いて
       家にはいると思うからw」


みたいな軽い感じのノリで
僕に全てをまかせて去っていく始末(笑)

『いや~僕、
 全て教えてもらって無いんですけどねぇ💦』



そもそも
『部長の業務を知っているのが
  当時29歳の僕だけしかいない』

・・という状況がおかしいんですけどね。

会社にいる別の上司にも相談したこともあるんですけど

『出世できるチャンスじゃん!』
『会社から頼られてるんだから頑張らなきゃ!』

という事を言われるばかり。


僕の本音を言わせていただくと・・
『出世とか昇進とか全く興味ないんですけどぉ~!』
 そんなことより・・・だれか助けてHELP💦

といった感じでしたね。


当時の僕にとっては
ただただ毎日がプレッシャーとの戦いで
胃がキリキリしていました。


そのあとは結構な手探り状態で

ゾロゾロと入社してくる大卒社員に
仕事を教え管理しながら業務をこなしていました。

今まで若手として好き勝手動きまわれていたものが、
他人を管理しなければいけない役回りにまわったので
窮屈感もありましたね。


ただ、僕はこれが原因で
会社を辞めた訳ではありません。


決定づけたのはこの後
会社の組織体制が大きく変わってから。


ある時1人の役員が
会社運営を担うことになったのですが、
その役員というのが超がつくほどのパワハラ野郎
 

『今の甘ったれた体制を変えて
  体力のある企業に変えていく!』

みたいな思想を掲げて
既存の体制にどんどんメスを入れていきました💧



とにかく合理化大好き人間でしたので、

1人の社員に複数の業務・役割をもたせるのは当たり前、

外注費のかかる作業なども
自社員に免許を取らせて外注費を削る、といったことをやっていましたね。


やりたいことは分かるんです。

「余分な出費をおさえて体力ある会社を作る」
この考えも必要なことは十分理解しています。


・・・なんですけど
やることが極端すぎて日に日に労働環境が
悪くなっていくのを感じていました。



たとえば・・・

今まで何十年も付き合いがあった協力会社との
業務委託契約を一方的に打ち切る。
      ⇩
委託していた業務を社員でまかなう
 (人員を増やすことは無い)
      ⇩
協力会社に支払っていた分のコストを削減
   

 『これが合理化だぁ~!』

・・・こんなことを会社は続けていたんです。


するとその結果
どうなったかというと・・・


・明らかな人員不足。
・人員不足による残業爆増。
・使用する機械が故障するトラブル続出。
・商品クレームが爆増。
・うつ病による休職・退職者が急増。
・労災事故が多発。

 地獄絵図ですよね。


正しい方法だったかどうかは
この結果がすべてを物語っていますよね💧


会社を辞めるきっかけ

僕が中間管理職になったころ
そのパワハラ上司が会社全体の
指揮をとる体制になっていました。


そのため僕が担っている仕事に対しても
改善要求してくるようになったんです。


『○○の掃除がされていなかったぞ。
  管理が甘いんじゃないの?  』


『どうしてこの日の稼働率は悪かった?
  原因がなんだったのか今日中に回答よこせ』


『なんでこの部署は残業が多いんだ?
  もっと効率化させて定時で帰るようにしろ』


『この作業を今は3人でやっているが
  この作業を2人でやる方法を今週中に考えろ』


『なぜこの労災は起こった?
  その原因と対策方法を明日の会議までにまとめておけ』


『この見積もり相見積もりとったの?』

僕『ハイ、三社から見積もりをとり価格をすり合わせて
  一番条件のよかった○○を発注したいので稟議書の方に・・・』

『あーダメだ。もっと値段たたいて安くさせてよ』
という目的・理由のない値下げを毎度数回させられる。
 
(大体いつも2~3回やってようやく稟議が通る)
なので時間がかかり過ぎて作業が計画的に進まない。
 ➡遅れるからそれを穴埋めするため時間外労働


こんな感じの、
メンタル弱々な僕からすれば
かなり強いプレッシャーがかけられました💧



「残業時間が多い」
「稼働率が悪かった」
「労災が起こった」

そもそもこれらが起こったのって
『人員削減』や『業者と委託契約を打ち切った』と
いうのが根本原因なんですよね~・・・。

こんなこと言ったって
全然聞く耳もってくれない人ですし。
どうすればいいのよ!?という感じでした。


上からは強い要求がきますし
それを現場で働く年上の団塊世代や外注業者に
伝えなければいけないわけです。

もちろん負荷のかかる要求なので不満を言われます。
 中間管理職あるあるの板挟み状態です💧


どうにもならない要求ばかりをされて
それができないと上司からドヤされるので
「自分はダメなヤツ」と自己肯定感も下がる一方。

 どんどん心が病んでいきました。


前の職場環境のときは
週末、趣味や好きなことを楽しめる余裕があったので気持ちをリセットさせることができていましたが、

病んでいたときは
たとえ連休があったとしても会社のことが
頭から離れることは一切無かったです。


「あー来週は○○会議で月次報告あるな
 成績良くなかったから‥また言われるな」

 全く休んだ気になれません💦


好きで夢中なことなら寝食忘れて考えるのも
前向きで楽しいことなのでいいんでしょうけど

「ツラい・苦しい」をずっと考えてるのは
 ただただ地獄ですよね。


『僕はこの先どんな責任を
  負わされて生きて行くんだろう』


将来に不安しかないまま


休日は何もやる気が起こらず
ずっと寝て過ごす日が増えていきました。


旅行がキッカケで運命的な場所と出会う

こんな毎日を数年間続けていたある日。


家でボーっとテレビを見ていた時に
地方をぶらりと散策する旅番組が放送されていました。

特集でいくつかの地域を紹介していたのですが、
その中に1か所だけ、

「あ、行ってみようかな」

と思えた地域があったんです。


早速、次の連休を使って
その地を訪れてみました。


そこは近くにコンビニも無く、
最寄りのスーパーまでは車を使わないと
辿り着けないような場所。

普通に考えれば利便性も悪いですし
「よし住もう!」なんて思わないと思います。

でも不思議と僕の目には
この地域がとても魅力的に思えたんですね。
ここで生活してみたいなぁって思ったんです。


そう感じた理由はいくつかあるのですが
ここで話すとどんどん長くなってしまうので
割愛します。また今度お話ししますね🌞



で、「移住したい」というただの願望から・・・
「移住しちゃおう」という行動に思考が変わっていくと、
今まであれだけつらく感じていた会社での時間が
全然違って見えるようになります。

『会社で働くツラい時間の終わりが見えた』

この感覚があると、
人生を前向きに捉えて歩き始めることができます。

誰だって終わりの見えないツラいことは
 体験していたくないですよね?


僕の場合
これから「田舎暮らし」をしていくことに
ワクワク感しか感じていませんでした。

なので退職する時も
会社への不満を伝えて退職するのではなくて、

「自分がやりたいこと」
「自分がこれからやっていきたいこと」

といった前向きな理由を伝えたことで
何の問題も無く円満に退職をすすめる事ができました。


今はどんなことをして暮らしているか

僕が田舎に移住して10年以上経ちます。

田舎や地方の仕事って
『田んぼ』や『畑』『漁業』などの一次産業くらいしか
無いと思っていませんか?


もちろん一次産業は田舎では重要なお仕事です。
でも実はそればかりじゃないんですよね。


僕の友人なんかは、この田舎で
年収900万円を超えるガイド事業をやっていて
今年(2024年)法人化しましたし、

「田舎にいるとお金が稼げない」というのも
違うんだろうなと感じてます。


そこに人が居れば必ず「求めるもの」があります。
そのニーズを見抜いて提供してあげることで、
人から感謝されその対価としてお金が頂けます。


それが事業になるので、
あなた自身の「得意なこと」や「やりたいこと」を
人のために活かすことが比較的簡単に
できる世界だとも思ってます。


僕の場合、地域の観光ガイドをしたり
地域のお年寄りの依頼を受ける
「なんでも屋」をするところからスタートして、

今では観光客向けに
小さなお宿の経営もしています。

その他にも自分がやってみたいと
感じたことを少しずつ形にしている状況です。
 

僕が情報発信する理由

今日は僕の人生の振り返りに
お付き合い頂き有難うございました。

超~長くなってしまったので、
さいごに僕が情報発信しようと思った
理由を書いて終わりたいと思います。


『会社に行くのがツラすぎる・・・』
『何度も転職したけど上手くいかない』


僕はこのような方に

『会社で働くことだけが正解じゃない』
『場所を変えて自分らしく生きる方法もあるんだよ』
って伝えたかったからなんですよね。


転職という方法もあります。
もしかしたら次の会社では
あなたにバッチリ合う職場に配属されるかもしれません。


でも何度も転職して頑張ってるのに
どうしても会社勤めが苦しくなる人も
居ると思うんですね。


そのような人でも
楽しく人の役に立って仕事ができる環境ってあるんだよ、
だから安心してね・・
思いつめないでね・・って伝えたかったんですよね。


思い切って「田舎や地方に移住してみる」という
選択肢は自分らしい素敵な生き方ができる方法だと
僕は思っています。


僕のアカウントでは
地方・田舎に移住する方法、
田舎に適した事業など
楽しく人生を送るヒントをお伝えしていきます。


もし「共感した」「面白い」と思ってもらえたら
スキ♡ フォローして応援して頂けると
超励みになりますのでよろしくお願いします😊


【関連記事】

『毎日同じことの繰り返し‥』と虚しさを感じてる人にやって欲しいこと


仕事がつらい辞めたいと思っている人に僕が転職をおすすめしない理由

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?