出張編集部
りぼんの出張編集部に行ってきました。
今回が初めての持ち込みで、直前まで心臓バクバク……:( ;´꒳`;):
今回持って行ったのは
・完成原稿(31p) ×2
・ネーム(8p) ×1
の合計3つ。
完成原稿は既に投稿済みのもので、ネームは今年中に仕上げて賞に出そうと思っているものです。
読んでいただきやすいように、バラバラの状態ではなく、クリアホルダーにまとめました。
原稿と同じサイズのB4のファイルが家に無かったので、A4サイズで持って行きました。
いざ、持ち込みへ!
到着すると、すぐに出迎えてくださり、席に案内されました。
(* ॑ ॑* )どきどき、、、、
原稿を出して、読んでいただいている間、りぼんを読ませていただきました。
読んでいるうちに、少しリラックス出来た気がします。
ここからは講評まとめです!
(∩´。•ω•)⊃
絵について
・絵柄は、ちゃおに出した作品だったというのもあり、ちゃおっぽい印象。
・りぼんに出すならもう少し大人ぽく、等身や目の大きさなどを調整したほうがいい。(ガラッと絵柄を変えたネームは絵柄このままでok)
・引きコマと背景が少なく、全体的に白い。引きで全体が分かるコマを作ることで、キャラがどんな場所に居るのかが分かる。今の段階なら「少し背景書き込みすぎかな?」くらいで丁度良い。描き込むことを恐れないで描く。
・1つ目の原稿から2つ目にかけて、線がかなり良くなっている。(有難いお言葉…!)
・「ここが1番見てほしいところ!」っていうシーンを決めて、あざとくこれでもか!ってほど演出を加える。(トーンを重ね貼りしたりとか) 今の原稿だとどこを1番見てほしいのか分からない。
気持ちの高まりと画面の密度がリンクしている方が感動する!
画面が白っぽくなりがちなので、見開きで見た時の白黒のバランスを確認しながら貼る。
・難しいカメラワークにチャレンジしようとする姿勢は○。正面の顔は描けているので、角度を変えても絵柄やデッサンが崩れないように、自分の絵柄で色んな角度から描く練習を。
・等身高めの大人ぽい絵柄に挑戦するなら、男性の体が小さくなり過ぎないように注意する。読んでいてドキッとする体を研究。(肩幅がたまに狭くなっちゃったりしてる!)
以上が絵の評価と改善点です。
やっぱり横顔がちょっと作画崩壊しがちらしく……練習します!
トーンは重ね貼りのしかたがあまり分かっていなかったため、漫画読んで研究します。
ストーリーについて
・読者を驚かせようという仕掛けや工夫○
・好きになる動機がわからない。読者が読んでいて納得出来る、共感できるようにエピソードを作る。
・1コマの情報量が多くなっている場面がある。感情の動きに合わせてコマを割る。
・「そのキャラしかできない行動」をもっと深堀して動かす。ストーリーにキャラクターが合わせてる状態になっている。
例えばこの作品。
主人公の女の子(美玲)は派手で、相手の男の子(永原)は真面目なメガネ男子!
…なのに、せっかくの正反対な設定を活かしきれてない!
正反対なはずなのに、何故か同じ目線で普通に会話してるし、これだと主人公が大人しい女の子でも全く問題ない。
つまり、キャラを作れてなかったわけです。見た目はこんな感じだけど、フツーーーの女の子になっちゃってた( ꒪⌓꒪Ⅲ)
ネームについて
ネームは8pと短いものですが、3つのうち1番評価が良かったです。
漫画の中に仕掛けを作るのが好きなので、そこに注目していただけたのが嬉しかったです!
11月末〆切のショートグランプリへの投稿を勧められたので、チャレンジしたいと思います。
ページ数を増やす予定なので、またできたらメールしてください……と、名刺を頂きました(ᵕ •̥ · •̥ ᵕ)♡有難うございます。
ずっと描きたかったお話なので、良い作品になるように頑張るぞ!
持ち込みを終えて
まず思ったのが、「もっと早く持ち込みに行けばよかった!!!」
目の前で漫画を読まれることが怖くて、今までも機会はあったのに行けず……(× × )
投稿だとフィードバックが返ってくるまで2、3ヶ月かかるので、改善点が分からないまま次の作品を描いて、また同じところを指摘されて……の繰り返しになっていました。
もしこれを読んで持ち込みに迷っている漫画家志望さんがいれば、ぜひ持ち込みに行ってほしいです!
最近はwebでも受け付けている編集部もあるので…!
また、これからも幼年誌に投稿するか否か、すごーーーく迷っていましたが、もう一度頑張ってみようと思います。
すごくいい経験になりましたᐢˊo̴̶̷̤ ·̫ o̴̶̷̤ˋᐢ♡
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