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【家族紹介3】たぶん、私の家族は面白い【じいちゃん・あーちゃん編】

🧓🏻母方の祖父【じいちゃん】

私が人生で出会った中で、いちばんまっすぐでいちばんマイペースな人。
まっすぐ、というのは、たぶん物理的にも。大きな歩幅で最短距離を突っ走っているイメージ。イメージというか、おそらくそうでしょう。「都会で歩くのが遅いと田舎者と思われる」と教えてくれたのは、他でもないじいちゃん。

趣味は、機械いじり。無線にPC。動画編集までやる。意外なことにスマホへの対応度は低め。スマホを購入したのに、LINE友達が少ないことを嘆いている。よって、たまにLINEをするとめっちゃ喜ぶ。喜びが透けて見える返信が来る。

孫のことが好きすぎて、私の名前入りのホームビデオ集がある。「〇〇ちゃん日記」というタイトルまでついていて、ホームビデオの域を脱している。完全にシリーズもの。海外ドラマの話数なんて優に超えている。100くらいある気がする、いやもっとある気もする。字幕つきで解説とかしてくれる。時々、じいちゃんの声が入っている。弟の野球の大会ビデオで、弟が空振りをしたシーン、じいちゃんの「ーーーっあぁっ」という声が入っており、弟が落ち込んでいた。

最近、働きすぎのためか圧迫骨折をしてしまい、現在はオーダーメイドのコルセットをしているらしい。医者から「安静に」との達しがあったにも関わらず、安静にしていないらしいので完治するかは微妙。

好きなテレビ番組は「はじめてのおつかい」。放送がある日は早めにお風呂を済ませ、テレビの前に待機する。
(じいちゃん、面白い人間過ぎてエピソードが絶えない。星の数ほど面白いネタがある)

👩🏻‍🦳母方の祖母【あーちゃん】

「おばあちゃん」→「ばあちゃん」→「ばーちゃん」→「あーちゃん」(たぶん)。
「おばあちゃん」「ばあちゃん」と呼ばれるのが、どうしても嫌だったらしい。本名が「あつこ」とか「あきこ」とか、そういうわけではない。名前との関連性はゼロ。幼い頃は、「あーちゃん、名前〇〇子なのになんであーちゃんなんだろう?」と思いながら、【あーちゃん】と呼んでいた。

隣を歩く人の腕をつかむのが癖。隣を歩くのが誰であってもたぶんつかむのだが、その癖のせいでじいちゃんとあーちゃんは寄り添い方上品夫婦に見える。実際見かけだけではなくて、そういう節はある。互いに互いがいないとだめな感じ。

あーちゃんがつくったカレーは世界一美味しい。これぞカレーといったカレー。普通のカレーなんだけど、普通のカレー界のなかでトップだと思う。たぶん何かの魔法がかかっている。ただ料理にはあまり自信がないらしい。手料理を振る舞う際、「薄くない?」「辛くない?」と聞いてくる。5回に1回くらい、本当に薄いときがある。

感情表現豊かすぎる。私の母(あーちゃんの娘)の感情の豊かさは、間違いなくここから来ている。本当にすぐ泣く。あーちゃんが泣くところを見すぎて、「あ、あと3秒で泣き出す」と予想できる。泣く前に声が震え始めるので、本当にわかりやすい。「ここでも泣く?!」といった場面でも泣くことがあるので、ちょっと面白い。

知り合い多め。女子大生の私よりも人間関係が面倒くさそう。色んなグループに属している。【四つ葉のクローバー】やら【胡蝶の会】やら各グループに名前がついている。ちなみに、あーちゃんは【胡蝶の会】の初期メン、【胡蝶の会】の前身である【〇〇会(特定される名前入るので伏字)】の会長らしい。もしかしたらがちの陽キャ、一軍女子かもしれない。


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