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アサギマダラに憧れて①~苗を入手

今から何年前になるのか…5年?6年? いや、もう少し前かもしれない。当時購読していた新聞朝刊で、旅する蝶々と呼ばれているアサギマダラの存在を知ったのは。
以来、一度その姿を間近で見たい! と思って暮らしてきた。

昨秋には間近に見ることができるかもしれないチャンスがあったのだが、ちょうど飛来する前後の期間に入院してしまったため、それも叶わず。
それでも引き寄せの法則とはよく言ったもので、着実にアサギマダラに近づいてきている、と感じてはいた。なぜならば、今年のGW初めに再びチャンスが巡って来たから。
そう、新聞朝刊の地元欄に「フジバカマの苗を差し上げます」と載っていたのだ。

「チャンスの神様は前髪しかない」とはよく聞く言葉だが、これは本当に見逃せない絶好のチャンス。
電話をかける時間を見計らい、当日の午前中に連絡したところ、なんと自宅からそう遠くない場所で販売もするそう。「1ポット100円になっちゃうけど、それでもいいなら買いに来て。1ポットには10本くらい入っているから」とのこと。

そして販売当日、2ポットの苗が私の手元にやってきた。

「NHK趣味の園芸」を愛読書の1冊にしていたこともあり、園芸自体は初めてではないが、フジバカマ自体を育てるのは初めて。しかもここ数年間は心のゆとりがなく、園芸とはさっぱりご無沙汰で。きちんと花を咲かせ、アサギマダラを呼び寄せることができるかどうか実に不安である。

まずはポットに植えられている苗を1本ずつ離し、それぞれを別のポットに移し替えなければならない。

ポットと園芸用土を買いに行かねば。

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