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ホロGTAを見た素人の感想

・はじめに
僕は、ホロに関しては一応スバルのメンシに入ってるスバ友4年目ではありますが、完全にライト層のにわかです
普段は時間がないのでライブ配信はほとんど見れませんが、今回の企画は結構見ることができて、新たな発見などもあったので感想を書きたくなりました

一応、経営者やってるので、どうしても経営者目線にはなりがちではありますが、いちライト層のファンとして忖度無しで思ったことを、ちゃんと愛を持って書きたいと思います

以下、ライト層にわかのつぶやきがつらつらと書かれてますので苦手な方はブラウザバックお願いいたします

今回のホロGTAでは、勝った負けたでコメントが大荒れし、リスナーのGTAに対しての解像度が低かったと感じたので、まず、”ゲーム構造””各ロール”を整理してみたいと思います

・まずGTAというゲーム構造の理解
まずGTAの経済は、”ギャング”がゲーム内のお金を引き出す(強盗などをする)ところからスタートする
それを取り締まる”警察”がいて、それらの攻防で負傷する人を治療する”救急隊”、車を直したり改造する”メカニック”、そして必需品である食料や飲料やジョイントを売る”飲食店”、という様に順々にお金が巡っていく
要するに、ギャングを起点にして犯罪を起こさない限り何も始まらないし、お金が生まれない経済構造になっている
それを踏まえてロールプレイで各々がストーリーを紡いでいく
重要なのは”勝ち負け”ではなく、それぞれの視点で”ロールプレイを楽しむ”のがこのゲームの本質である

・各ロール対しての理解と解釈
【ギャング】
GTAでは、”ギャング視点”が一番ゲーム性が高く、わかりやすく楽しめると感じた
ギャングはいわゆる成長していく主人公視点に近い
ギャングは”Lv1のひのきの棒”でスタートするのに対し、警察はヘリのチート能力を含めると”Lv99の伝説装備”をフル装備身している状態からスタートする
それぐらいの大きな差がある
お金を集めるために強盗などをするが、チート装備の警察がすぐに駆け付けてくるため、逃げ切るのは容易ではない
なんとかお金をコツコツ貯めて道具、武器、車などを買い集め、次のミッションに対して準備をしていく
ミッションは、ミニゲームや謎解きなどがあり、警察との撃ち合いはエイムだけでなく、作戦とチームワークが要求される
いずれも難易度が高くゲーム性も高い
初めはチート武器の警察に全く歯が立たないが、日を重ねるうちにだんだんと勝てる様になってくる
この弱者が強者を倒すのがカタルシスであり、このゲームの醍醐味の一つだと思う

あと、他の職業では高級車を買ったところで自己満足のコレクションにしかならないが、ギャングは実用的に高級車を”ワイルドスピード”の様にチェイスやミッションなどで縦横無尽に乗り回して活かせることが出来るのも醍醐味である

ミッションをこなすだけで十分なエンタメになって撮れ高があるロールだと思う
逆に言えば、お金稼ぎとミッションに時間を追われてとても忙しいため、プレーヤーの経営する飲食店を巡る時間や、茶番劇をする余裕がほとんどない

通常は麻薬もギャングのしのぎの一部である

【警察】
警察は基本的に、ギャングが犯罪をしないと動けない受動的なロールである
ギャングが動くと、ユニークなアクティビティ対決やスリリングなカーチェイス、大型ミッションでは熱い撃ち合いの攻防戦を見ることが出来る
ギャングよりも時間的余裕があるため、茶番劇を展開する時間の余裕がある
そのため、空き時間に個々のエンタメ性が色々と試されるロールでもある

それに警察は、初期からヘリ含む最強装備を擁しているため、序盤にギャングを締め過ぎるとゲームバランスが崩れてしまい、オーバーパワー故”一番ヘイトを買いやすい”ロールでもある
ギャングをいじめ過ぎぬように、なおかつ、無法地帯にはしないよう、その調整をした上で全体を盛り上げていくという塩梅がとても難しいと感じた

【救急隊・メカニック】
救急隊もメカニックも受動的なロールたが、常に人数が不足しがちで忙しい
絶対になくてはならないインフラのため、プレーヤーには高いログイン率が要求される
その割には警察と違いギャングのバトルの様なキラーコンテンツがないため、労働ばかりする”不憫な職業”と言われている
GTAは、どうしてもギャングと警察の抗争がメインコンテンツになってしまうため、バトル中は蚊帳の外状態になってしまう
ギャングの様にミッション準備などでお金を使う必要がないため、終盤には大体みんなお金が余る

【飲食店など】
不定期ログイン勢やまったり楽しみたいエンジョイ勢の人などの自由度の高いロール
こちらも自らストーリーを作り出すエンタメ性が試される
出張販売やガチャ形式など、うまくやれば大きく稼げる

・各視点を見ての感想
【ギャング視点の感想】

ホロライブ初見の人でも十分に楽しめて見応えがある”青春”コンテンツ
今回のギャング視点でのトピックは、やはり”トワ様”と”アキロゼ”だろう
トワとアキロゼが、みんなに楽しんでもらえるような雰囲気作りを徹底してくれていたこと
メンバーに褒め言葉やねぎらいの言葉もしっかりかけていたし、海外勢のケアもしっかりしていて本当に素晴らしかった
ゆっくりと丁寧に教えるところ、自主性を持って考えるように促したりしてるところがとても好感が持てた
トワは、警察のオリーにも銃を構えてからのローリングを教えて「がんばってねー!」と励ましの言葉をかけていたし、アキロゼはみんなは花火を見て大騒ぎしていたのに何の不満も言わず飛行場で一人で粛々とサプライズの準備をしていたし、常に鯖全体のバランサーとしての役割を果たしていた
ギャングも警察も分け隔てなくホロGTA全体をみんなに楽しんでもらえるように動いている二人の姿は、見ていてとても気持ちが良かった
初心者ばかりだし、人数も装備も不利で大変だっただろうけどそれを一切表に出さず、二人とも終始仲間たちの成長を喜び合い、不平不満や泣き言は一言も言わなかった
今回のGTAで、トワとアキロゼの”エンタメ力”の高さと、素晴らしい”人間力”を見ることができ、二人の好感度が爆上がりした

トワとアキロゼはアイドルグループであるホロライブのメンバーとしては珍しく、ホロという枠に留まらず、男女問わず他箱Vや男性ストリーマーともよく絡む
色んなストリーマーに、キャリーしてもらったりコーチングしてもらったり協力し合いながら、色々な経験をコツコツ積み重ねて成長してきた
そして、大会にも積極的に参加して、苦しい思いも悔しい思いもたくさんしてきた
そんなトワとアキロゼがホロメンを育成する姿は、ホロ以外で培ってきたそれらの経験が確実に活きていて、見ていてあったけぇなって思った

ギャングとして成果をあげるだけではなく、ホロGTAという企画自体の成功に大きく貢献した
そんな二人にはすごく感動をもらった
全てのビジネスパーソンに見てほしいと思ったくらいだ
この二人を見るだけでも今回のホロGTAを見た価値十分にあった
ギャングが仲間と協力してミッションをする姿はまさに”青春”コンテンツだった

【警察視点の感想】
”大空警察”という内輪ネタをGTAに持込んでいるため、ホロライブ初見の人にはややとっかかりにくい
やはり気になったのは、2日目にスバルが”お金が足りない”という理由でギャングの職質を強化するという悪手に出てしまったこと
ただでさえまだ力のないギャングをさらに弱体化させてしまい、何時間も犯罪が全く出来なくなり、2日目にしてGTAの世界の時が止まり詰んでしまった
同じリーダーでも、鯖全体のことを考えて動くトワアキロゼと、警察と自分のことしか考えてないスバルの”人間力”の差が露骨に出てしまった瞬間だった
しかし、おそらく終了後のリーダー会議で指摘があったのか、翌日にはこのムーブは解消された

あと、「ストレスがハンパない」「口唇ヘルペスが出来た」「もうやめていいか?」など、GTA期間中のスバルの数々のお気持ち発言について、プロの配信者として表でこれは言っちゃダメだと思う
主催も他のリーダー組も大変さは皆同列で、そんなお気持ちは他に誰も言ってない
みんなグッと堪えて表では言わないんだ
”ストレスが…”とかお気持ちを言っちゃうと”スバル大丈夫なのか?”と、視聴者側にバイアスがかかるに決まってるし、過激派が他の配信者のコメントを荒らすリスクが極めて高くなり、せっかくの箱企画が台無しになってしまう
だから、ストレスだのヘルペスだのは、せめてGTA終了後にしてほしかった
こういう挙動を含めて、やはりスバルには”PvP”も”リーダー”も本当に向いてないんだなと再認識する結果になった

最初の方は、スバルの余裕のないがなり声をずっと聞いていると頭痛がするほどだったが、毎日の裏でのリーダー会議で皆の意見がちゃんとシェアされているのだろう、日に日にだんだんと声の緊張が弛み、余裕が出てきて「みんなで考えながらやろう!それが出来たら100点!」など、徐々にトワと同じ様なムーブが出来るようになってきた
GTA経験者の主催のみこめっとも警察陣営に付き、人数的、装備的にも常に警察が有利だったが、わためぇが大活躍したり、最終日に警察が導入した黄色のクソデカチート装甲車を持ってしても、トワとアキロゼ率いるギャングのチームワークには一歩及ばなかった
勝ち負け以前に、チームワーク、メンバーのモチベーション、チーム内の雰囲気においても、ギャングチームには及ばなかった
言うなれば、「ギャングは青春」していて、「警察は仕事」をしていた
これは決してメンバーの問題ではなく、ここでもリーダーギャップを感じざるを得なかった

大原部長も盛り上がって面白かったが、
「最適解の指示が出せない(多すぎる虚無パトロール)」→「奏が思い通りに動かない」→「かなでぇーーっ!!」の流れは実質マッチポンプみたいなもので、銭形のとっつぁんとルパンのように
「またお前か!まてーっ!!ぺこらーーっ!!」「誰が待つか!バーーカ!!」みたいな、みんなが期待していたギャングとのエンタメは最後まで見ることが出来なかった

ここでスバ友として、一つ弁明させてほしい
スバルは元々、”B型を凝縮したような性格”で自己中だし気遣いは出来ないし空気も読めないしノンデリだしお気持ちは言うし言い訳がましいしこずるいしプライドも高い、言ってしまえば性格だって悪い
振り返り雑談でも「記憶がない」だの「完全に仕事だった」だのしか言えない、嘘でもいいから「初めてで慣れてなくて上手く出来なかったかも知れない。ごめんね」と言えば全方位に丸いのに、プライドが高くそれが言えない
でもこれは今回のGTAで急におかしくなったのではなく、元々こんなものなのだ
だから本当に署長だけはダメだったんだ
イジられキャラ、ツッコミキャラで一定のポジションは得ているものの、皆さんご存知の通り2期生をはじめホロメンからの人望はない
だから人格者であるトワとアキロゼと横並びに比べられたらひとたまりもない
ただでさえ難易度が高く荒れやすいゲームなんだから、素直にVCR経験者を署長にすればよかったんだ
主催に大空警察をコンセプトにされた時点で負け確で戦犯になることは分かってた
いつも通りコメントに踊らされて周りのみんなを引っ掻き回すのも目に見えていた
スバルがコメントを見すぎて振り回された結果、リーダー会議を長時間する要因にもなった
スバルよりもラプラスの方が、エンタメもプロレスも対ギャングもよほど上手くこなしただろう
署長にさえなってなければ、ハードコアマイクラみたいに、わためとか団長とかとみんなでチルしたりわちゃわちゃしたり、時々ぺこーらとバチバチしてたらここまでのヘイトを集めることもなかった
多くのスバ友はそういうのを見たかったんだ
どうかスバ友みんながギャング陣営のコメントを荒らしてるやばい過激派だと思わないで欲しい

【救急隊視点の感想】
フワモコが覚醒

フブさんはギャンブル狂いのムーブに加え、パン屋のストーリーにも積極的に絡んで見どころがたくさんあった
救急隊の一番のトピックは、やはり”フワモコ”というとんでもないモンスターを覚醒させてしまったことだろう
BAU!BAU!と蘇生させるのもすごく良かったし、他にもイタズラ、ぼったくりなど破天荒ぶりを存分に発揮して存在感を示した

【メカニック視点の感想】
女子高ノリが生んだけつ洗車

伝説の”けつ洗車”を生み出したおかゆんは天才としか言いようがない
人手が足りなくて忙しいのに、イライラしたり焦ったりすることなく、丁寧に淡々とこなしているおかゆんの姿は流石だった

【飲食店、白市民視点の感想】
ホロライブ初見の人が一番楽しめる超おすすめコンテンツ
ある意味、”一番ホロライブっぽさ”が詰め込まれていたのが白市民の茶番劇だと思う
単純に笑いという面では白市民が一番面白かった
パン屋の”ころねミオかなた”の茶番劇はマジで面白かった!
ギリギリを攻めまくったパンパン仮面の”マリンラミィあずきち”も面白かったし、”枯れ木ババア”と”ジジイ”のプロレスもめちゃめちゃ面白くて笑った
さすがはエンタメの天才たち、見どころがたくさんあって、白市民に笑いが絶える事はなかった

【麻薬カルテル視点の感想】
”荒れた麻薬カルテル”と”活かされなかった海外勢のポテンシャル”

今回ここの視点もかなり荒れたのではないだろうか
多分、運営側の当初の思惑は「飲食店は他のロールに比べて暇だから…」という措置で、飲食店組をカルテルに組み込んで撮れ高を得ようとしていたのだと思う
ところが、パン屋の”ころねミオかなた”のロールプレイが予想外の大盛り上がりを見せ、”あずきち”が天性のポールダンサーの才能を見せ付けてナンバーワンキャバ嬢になり、パンパン仮面の”マリンラミィ”が犯罪現場から逃走し犯罪に全く向いてないという面白すぎる展開になり、おそらくこれが運営側からしても予想外の誤算になったのだろう
それで、暇を作らないための措置だったはずのカルテルが、それらの良質なエンタメを大いに邪魔をする形になってしまった
ルイ姉のロールプレイに対して否定的な意見が非常に多く見られたが、これは演者ではなく脚本が良くなかったのだと思っている
ルイ姉はリーダー会議に出ていたし、そもそも尖ったコンテンツとは無縁の根っからのサラリーマン気質のルイ姉は、運営の意向に沿わずに独断でロールプレイが出来る様なたまじゃない
視聴者側も葛葉が率いていたエニグマを知る人も多く、カルテルに対するハードルも上がっていて、正直この脚本ではルイ姉じゃなくても誰がやっても荷が重かったという印象
ただし、白市民やギャングに対して高圧的な態度だったのはルイ姉自身の独自のロールプレイだと思うので、そこ関しては好き嫌いがはっきりと別れると思う

ここで海外勢の話をするが、”フワモコ”以外あまり存在感を示せなかったと感じた
結局海外勢は、完全に宝の持ち腐れで終わってしまった感が否めない
これも脚本に問題があると感じた
”時差はあるけど一応海外勢も参加させましょう”
”日本語が出来なくても飲食店なら出来るでしょう”
”バイリンガルは各セクションに配置して、なるべく無難な配置にしましょう”
こういう安易な意図がJPのおまけ程度の存在になる状況を作ってしまい、EN/ID勢のポテンシャルを全く活かせずにエンタメ性を大きく低下させた

海外勢の数名に麻薬カルテルを任せて、”海外マフィア”的な位置づけで一つの柱として暗躍させた方が、今回の脚本よりずっと盛り上がったのではないだろうか
バイリンガルの”カリ”とか”アイリス”とかを中心にして、初心者でもすいちゃんが裏で犯罪サポートすればなんとでもなったはずだ
そうなれば葛葉とは比べることができないくらいに毛色が違うから批判的な意見も減ったはずだ
そっちの方が既存の海外ニキ達も喜んだだろうし、新規の海外ファン獲得のきっかけになったかも知れない
”クロニー”の逃走劇とかJPに負けてないくらい本当に面白かったから、海外勢のポテンシャルを活かさないのは本当にもったいない
”アメ”にも、もっとGTA内で色んな人と関わって思い出作りをさせてあげてほしかった

【万事屋視点の感想】
”配役が生んだリーダーギャップ”と”目立ったリスナーへの教育不足”

みこちは完全に警察の人になっていたが、みこちが楽しそうだったのでこれはこれで良し
すいちゃんは、白市民に無理矢理犯罪をさせたり、地上げ屋で1億円請求したと思えば、まさかの主催が二人とも警察陣営に行くなど、非常に不可解な状況になったが、リーダー会議で警察側から色々とあったのは容易に想像できるし、どうせ裏で決められた筋書き通りにやってるだけだろうと察せたのでなんとか飲み込んだ

配役はアンケートを取ったものの、結局はみこめっとの一任で決められたのと、初見が見ても分からない身内ネタの”大空警察”を無理矢理GTAのロールプレイに持ち込んだのは悪手だったと思う
大空警察を持ち込んだせいで、リーダーギャップが生まれたし、スバルだけ全くロールプレイになっていなかったからだ
言い方を変えれば、一部のホロメンだけをあてにして主催の権限で配役をあれこれするんじゃなく、もっとホロメンみんなのエンタメ力を信じた方が良かった

あと、リスナーへの教育も”かなり弱い”と感じた
リスナーのGTAのゲーム性の理解度と解像度が極めて低くく、ホロメンがいくらがんばってもリスナーがGTA視聴に向いてない状況になっていたからだ「あくまでロールプレイだから熱くならないこと」
「鳩行為厳禁」
「こうしたら?これしないの?という提案を含む一切の指示コメは禁止」
「それが守られなければ配信の迷惑行為になるので対応せざるを得ない」
こういうお約束を、毎回ニュースの冒頭と締めに必ず読み上げるアナウンスなどは必要だと思った
”各配信者にコメント欄を極力見ないように指導”したり、”各配信者の配信スタート時に毎回必ずお約束を読み上げる”のも良かったかも知れない
第一回なんだから、何度も何度もしつこく耳タコになるまでアナウンスするべきだったと思う
それぐらい終始リスナーのGTAの解像度が低かったし、今回のスバルを中心に視聴したがコメントは民度もくそもないくらいに酷かったし、ロールプレイしてるはずのスバルがコメントを見過ぎてるのも良くなかった
こんな有象無象の罵詈雑言のコメント欄を見たら初見が恐がって寄って来るわけがない
こういったリスナーの教育が出来ないなら第二回をしても同じ轍を踏む可能性が極めて高い
今回のホロGTAは、ホロメンが7日間なんとか走りきり、主催のみこめっとも満足して大円団のフィナーレだっただろう
だがリスナーはどうか? 
推しの贔屓による荒らし行為やリーダーギャップに対する不満などでコメント欄が荒れて、遺恨が残りスッキリしないリスナーも少なくない
コメント欄がここまで荒れなければ、リスナーの満足度ももっと上がったはずだ

・アイドル性とエンタメ性についての感想
トワやアキロゼやラプラスの様に男性ストリーマーと絡むと、ホロライブのアイドルコアファンから批判の的になりやすい
ミオしゃが言うように、男性とコラボしないことでアイドルはブランディング出来るからだ
それはよく理解出来る
”にじさんじ”の女性ライバーも”ぶいすぽ”も、みんな見た目は可愛く、同じ様にゲームをして、歌を歌い、3Dライブをする
ではホロライブと一体何が違うのか?
それは、男性とコラボしないことでより偶像化させ、アイドル像を演出することで差別化している
そのブランディング理論からすると、よく男性ストリーマーと絡むホロメンはアイドル性が高いとは言えないのかも知れないが、逆にエンタメ性は高いのではないかと思っている

アイドルファンというものは、常に村社会化しやすいもので、例えばホロライブファンとにじさんじファンは同接などでマウントを取り合って常に対立してるし、同じ箱のファンであっても推しが違えば登録者数や同接でお互いの推しを毎日叩き合っている
男性Vや男性ストリーマーとのコラボは許さない
FPSに参加するVは合コンしたいだけと言って叩く
自分の推しが、どんなにくだらないコンテンツをししても全肯定し、それに反する意見は一切許さない
今回のGTAの企画にしても、コアファンからすれば、自分の推しに有利な条件になってさえいれば、そして自分の推しが楽しそうにしてさえいれば、他の人やゲームバランスなんてどうだっていいのだ
こうやって信者化したコアファンに囲われて自分の実力以上に担がれると、だんだんと閉じたコンテンツになっていく
初見の人が見てもさっぱり理解出来ない”YAGOOいじり”や”ホロメンと裏でご飯に行ったメタい話”などコアファンしか喜ばない内輪話が増え、配信者のエンタメの方向が内向きになり成長が鈍化していく
すると、じわじわと村化が進み、新規ファンやライトファンが近づきにくくなってしまい、やがてはAKB帝国のように先細っていく
これはホロライブのコアファンに限らず、昔からアイドルファンというものは同じ様なもので、村社会化、宗教化しやすい

僕のようなアイドル性を一切求めていないライトファンからすれば、今回のGTAでのトワとアキロゼは配信者としての”地力”が明らかに違うと感じた
サッカーで例えるなら、ずっとJリーグでプレーしてる選手と、海外のリーグを経験している選手のような差があったと思う
当然、どちらが良い悪いという話ではない
ころね、マリン、ぺこらなどはニコ生時代からずっとエンタメの天才だった
ニコ生勢以外にも、今回の主催である”みこめっと”などを筆頭にホロライブにはエンタメの天才がたくさんいる
トワとアキロゼは、おそらくその天才の部類には入らないだろう
色んなストリーマーと関わり、大会からも逃げずに挑戦し続け、”努力と場数と経験”で後天的に身に付けた”エンタメ力”と”人間力”なんだと思う
男性ストリーマーと絡むことでアイドルコアファンからは批判されがちだが、いちライトファンとして、改めてトワとアキロゼのエンタメ性と人間性を、尊敬の念を込めて高く評価したい

・総括
箱企画というのは、いつメンの絡みもみれるし普段見れない組み合わせの絡みも見れるというメリットもあれば、良くも悪くも個人配信では見えづらかった各々の”エンタメ力”と”人間力”が露骨に露呈しまうというおそろしい一面もあると感じた

今回はリーダーギャップを生んだ原因である主催の配役にネガティブな部分を感じたものの、さすがはエンタメお化けが揃っているホロライブ、全体を通してとても面白い企画だったと思う
GTAのゲームバランスの難しさを改めて感じた
もし次回があるなら、リスナーへのGTAのゲーム性の理解や教育も必須だ

GTA視聴初心者としては、やはりギャングが一番分かりやすくて見応えがあると思った
次回は、スバルとかおかゆとか色んな人のギャングも見てみたい
白市民も実にホロライブらしかった
ころさんとマリンはギャングしなくていいからずっと唯一無二のロールプレイしてて欲しい笑

演者に対しての不満は全くない
次回は運営側の配役と脚本の改善、リスナーへの教育の徹底に期待したい

最後にこれだけは言わせて下さい
”けつ洗車” をありがとう🍑


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