ネガティブポエム。
※ネガティブです。
病む前の人生経験がある人が羨ましい。
こんな、浅ましいことを思っても仕方がないのだが。
私は物事を深く考えない、ぼんやりと生きる子供だったと思う。
だから、気付いたら、病んでいた。
病んでいる人生しか、自覚的に生きていない。
毒親とか、激しいいじめがあったわけでもなく、環境には恵まれていただろう。
それなのに、病んでしまった。
壮絶な生い立ちなんて無いくせに。
自分が馬鹿で愚かであっただけだ。
まだ幼いままの脳で、歪んでしまい、取り返しがつかなくなった。
あとから、取り戻せた部分もある。
少なくとも、自分が自分であるという認識や、それを客観視する視点、知識を増やすことと冷静な思考。
よくない精神状態の観察と対処。
でも、そんなことできたって、偉くもなんともないのだ。
それは、最低限のラインなのだから。
人として在るための最低限。
何事かを出来る能力は低く、出来ることは少ない。
一般的にみんなが行なっている労働はまともに経験もなく、出来ていない。
この一点において赦されがたいだろう。
現在に不満があるわけではない。
とても、許容されている。
とても、恵まれている。
それは、過去も恵まれていた。
それなのに、病んでしまった。
追い詰められた?
その程度のことで。
しかも未だ病を回復出来ないでいる。
後ろめたさは、正直ある。
その考えが間違っていることも理解している。
うつ病だか、違うのだか知らないが。
薬で日々安定させるしかない精神。
もう何十年、そうやっているんだ。
いつまでも、許容してもらえると期待して、甘えているのだ。
私は、何故、病んでしまったのだろう。
何が原因なのだろう。
そんなものが無いのなら、自分の劣等こそが原因なのだろうか。
脳内物質の問題か?
遺伝でもなく、環境でもなく、ただただ、何の理由もなく発狂する。
迷惑な病人。
周囲に許容されようとも、社会には拒絶されるしかない存在。
たいして重症でもないくせに。
いつまでも、いつまでも、引きずる。
みんなもっと苦しんでいるんだよ。
人と比べるのは愚かなことだけど。
だけど、苦しんでいる多くの病んでいる人たちに申し訳なく思う。
真面目に生きる、苦しんでいる、病んでいない人たちに対しても申し訳なく思う。
これらは、別に日々常に考えていることではない。
うまくかき消して生活している。
特に反芻することもない。
意識もしない。
だけど、どうしようもない事実なのだ。
ふと、頭をよぎるのだ。
そして、時々、吐き出したくなる。
言っても、意味がない。
全部、頭では理解している。
理解しているのだ。
だから、言語化して文章にしておく。
誰にも、言えないから。