【遺書日報】2020年9月17日
書くことが思いつかなかった。
なので、ぼんやり過去の遺書日報を読み返していた。
初めて投稿した遺書日報からは、「死が迫りくる人間が書いたもの」の匂いがほのかにする。
今になって、やっと、「私は本当に思い詰めていたのだな」と分かった。
今書いている「遺書」と、投稿し始めた頃の「遺書」は全く異なるものである。そして、後者の「遺書」を書いている私は、確かにお医者さんや周囲の人々が言うように「普通ではない」状態だったのだと思う。
精神に余裕のある状態で「自分の死」に思いを馳せるのは、かなり贅沢な行為であると感じるようになった。
今の状態で書く「遺書」は、かなり贅沢である。わーい。
私は運良く、本当に運良く周囲の人々に支えていただくことができた。
あらゆるサポートにリーチできた。
自死する自分はいまだに想像できないが、でも、初めて遺書日報を投稿した時には、「死が迫りくる」状態であったのは確かである。
私を自死から救ってくれた人々に感謝を伝えたい。そして何より、どうしようもなく思い詰めている時に、サポートしてくれる人々のもとへSOSを出せた自分自身を労わりたい。
私は「生きるの最高に楽しい!ハッピー!」というようなタイプの人間ではないが、それでもやはり、死は怖い。
今は心の底から「生きていて良かった、自死を選ばなくて良かった」と思う。
これにて、本日の日報は終わりです。
まだまだ、生存スケジュールに変更はないみたいです。
そのことに、何故か、自分が一番安堵しています。
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