嫌なことがあったのでフェミニズムについて考えてみた結果
フェミニズム…女性に対する差別の撤廃を求める思想や運動
「フェミ二ズムって逆に男性差別じゃない?」
私は最近の最近まで、ずっとこう思ってた。
女とか男とか区別する事は新しい差別を生むと思ってたから。
その考え自体は今も変わってなくて。
でも、最近凄く凄く悔しい事があって。
詳しい事はまだ書きたくないから書かないけど、
女性として尊重されない事があって…。
思い出すだけで気分が悪いんだけど。
改めて人生を振り返ってみると、いくつか思い当たる事があった。
バイト中に胸のサイズ聞かれたり、女子力がないだのなんだのって笑われたり、上司からいやらしい意味ではなかったとは思うけどめっちゃ腰とか肩とか触られたり…。
いや、たったそんな事かよ!って呆れられるかもしれないけど、改めて考えるとめちゃめちゃ嫌だった。
でも、私の悪かった事は、それを本人たちに言わなかった事。自分ひとりが我慢すればその場は収まるし、逆にネタにすれば相手も喜ぶだろうし。てか、相手も悪気があって言ったわけじゃないし。そうやって私はその場をヘラヘラふざけて流してしまった。めちゃめちゃ後悔してるけど、場の雰囲気的にも言いにくかった。
そして、私は加害者側であることも考えないといけない。「女子力ないね」という言葉は言われて不快に感じていたにもかかわらず私も日常的に友達に対して発していた言葉だ。
変えるべきなのは、誰が何を言ったか、より、そんなことを平気で言えてしまういまの空気なんじゃないかな。
きっと私よりひどいセクハラ受けて一人で傷ついてる人は予想よりずっとずっと多いと思う。言った人は覚えてないような些細な言動で誰かを傷つけてないか、私も含めて、もう一度考えるべきだと思う。
改めて、女性ってまだまだ男性よりも弱い立場にあるんだなって痛感したけど、長く男性が有利な社会である日本の女性問題はなかなか根深いものがある気がする。まずは、自分が変わりたい。わたしの目標は、とりあえず嫌なものは嫌だと言うこと。黙ってても何も変わらないって痛感したからね、うん。そして、自分の発言をもう一回考える。
みんなもそれぞれの立場からもう一度考えてみてくれると嬉しいな。