【絵本】いるかのうた
私に関わってくださっている、すべてのひとへ。
私からのプレゼントです。
あとがき
あとがきは、短いほうがかっこいいことを知っているのですが、ここではあふれる気持ちを綴らせてください。
今日、わたしは夢をひとつ叶えることができました。
絵本をつくるという夢です。
ずっと夢見ていたのですが、今まで描くことができずにいました。
描けなかった理由は、いくつかあります。
まずは、描きたいと思える物語をつくれなかったから。
絵本をつくりたいと漠然と思ってはいても、絵本にしたいと思うような物語をつくることができませんでした。
でも、もとひろさんのこの物語を初めて読んだとき、この物語で絵本を描きたいと思いました。
もとひろさんは、私にとってはじめてサポートしてくださった方で、私がはじめてnoteで絵を提供した相手ですが、だからこの物語を絵本にしようと思ったわけではありません。
単純に、この物語を読んで、絵本を描きたいと強く思ったのです。
そして、このいるかのうたを、たくさんの人に届けたいと思いました。
このいるかは、人間たちのように、評価を気にして歌ってはいません。
うたいたいから、うたう。
だれかのためかもしれないし、じぶんのためかもしれない。
私は、いつも評価を人一倍気にしてしまいます。
誰にも評価されなかったら、誰にも読んでもらえなかったら、と思うと怖くなってしまったというのが、絵本を描けずにいたもう一つの理由です。
でも、届いても届かなくても歌いたいなら歌えばいいんだ、
もしかしたら私の声もいつかだれかに届くのかもしれない、
とこの物語を読んだときに思えました。
そして、noteでなら、きっと私の声を聞いてくれる人がいる。
最近、そう確信できました。
私が絵本を描いたとしたら、読んでくれるであろう人たちが、自然と思い浮かんだのです。
だから、私はこの物語を描くことができました。
この絵本を描けたのは、私のnoteを読んでくださっている、あなたのおかげなのです。
けれど、私はとてもズボラな人間なので、追い込まれないと、なかなか物事にとりかかれません。
なので、かなり短い期限を、自ら設定していました。
絵本を描き始めたのは今月に入ってから。今年中に描きあげることを目標にしていました。
かなり無謀な挑戦です。
でも、荒削りでも、上手ではなくても、「今年中に絵本を描く」という夢を応援してくれた人たちに、絵本を届けたいと思いました。
はじめて描いた絵本なうえに、かなり無謀ともいえる挑戦だったので、拙いところがたくさんあります。アクリル画みたいになったり、水彩画っぽくなったりしていて、画風が統一できていません。線もがたがたです。
それでも、ありったけの想いを込めて描きました。
この物語を読んで浮かんだイメージを、できるかぎり、かたちにしたつもりです。
このイメージが少しでも伝わったら、とてもうれしいです。
それから、絵本を描きたいとお話ししたとき、お手伝いできることがあったらいってねと仰ってくださった方々がいました。
そのお気持ちが、とてもうれしかったです。
でも、私は図々しいので、ひとつお願いをさせてほしいのです。
この絵本を、あなたの大切な人たちにも届けてほしい。
稚拙な絵ではあるのですが、この絵本には想いがつまっています。この想いが、たくさんの方に伝わってほしい。
届いても届かなくてもうたっていいんだよ、
いつかきっとあなたの声が届く日がくるよ、と伝えたいのです。
この記事のオススメやシェアもとてもうれしいですし、身近な人と一緒にこの絵本を読んでくださるのもすごくうれしいです。
厚かましいお願いであることを承知しておりますが、どうかよろしくおねがいします。
最後に、このすてきな物語に絵をつけることを快諾してくださったもとひろさん、いつも私のnoteを応援してくださる方々、そして、この絵本を読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。