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PUBGオタクから見るDFM SSeeS選手
皆さま、こんにちは。
そして初めましての方、初めまして。
ノンナと申します。
私がいったい何者かと申しますと、主にPUBGの大会を約4年に渡り観戦し、
時にはチーム紹介の記事を書き、時には選手インタビューを行っている、
いわば"PUBG観戦勢"です。
さあそんな私ですが、PUBG以外にも少し観戦している競技があります。
それが他でもありません、Valorantです。
きっかけは2021年10月、とあるチームのPUBG部門がValorant部門へと、競技タイトル変更をしたことでした。
そのチームこそ、DetonatioN Gaming White、現在のDetonatioN FocusMe Valorant部門です。
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そこから、Valorantのルールすらよくわからない状態でありながらも、PUBG競技からのセカンドキャリアを応援したい一心で、DGWのValorantを応援するようになりました。
さて話は飛びますが、皆さんは現在開催中のVALORANT Champions Tour 2024: Pacific Kickoffをご覧になっていますでしょうか?
私も日本チーム応援のために観戦をしていたのですが、なんとびっくり。
PUBG出身であるDFM SSeeS選手がコントローラーとしてスタメン出場してるではありませんか。
惜しくも敗退してしまったDFMではありましたが、SSeeS選手がチームを救う場面を何度も見ることができ、PUBGファンとしても嬉しいPacificデビューでした。
The CLEAN retake finished off by @SSeeS_S_S.#VCTPacific pic.twitter.com/z0mxXlMKRr
— VCT Pacific (@vctpacific) February 20, 2024
その一方で、配信では「SSeeSさんってどこから来た人?」というコメントがいくつか散見されておりましたが、それもそのはず、SSeeS選手がVCJの配信に登場したのは2022年のStage2のみ。プロチームに所属はしていたものの、Valorantに関しては情報の少ない選手ではあります。
また、「SSeeSさんってPUBGではどのくらいすごかったの?」という方も多いことでしょう。
そこで、Valorantについてはわからないことだらけですが、PUBGについてはオタクレベルの私が、SSeeS選手がPUBG競技シーンで残した功績を、勝手ながら皆さまにご紹介したいと思います。
まずは、SSeeS選手の経歴を簡単におさらい。
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[BF]
DetonatioN BYCM(2015年12月~2017年11月)
[PUBG]
DNG Team2 ->DetonatioN Gaming Black(2017年11月~2019年4月)
DetonatioN Gaming White(2019年5月~2021年10月)
[Valorant]
DetonatioN Gaming White(2021年10月~2022年10月)
VARREL(2022年12月~2023年6月)
DetonatioN FocusMe(2023年11月~)
SSeeS選手はDNGのBF部門からPUBG部門へと競技移行する形でPUBGでのキャリアを開始すると、わずか1年足らずでDNGの2ndチーム、DetonatioN Gaming Blackの一員として国内最上位リーグであるPUBG JAPAN SERIES(PJS) Grade1に昇格し、その半年後である2019年5月にはDetonatioN Gaming White(DGW)に合流します。
そこからDGWはValorantに移行するまでの約2年半にわたりMelofo選手(現DFMコーチ)、Machao選手、Gokuri選手、そしてSSeeS選手という同じメンバーで活動を続け、3度の国内公式大会優勝、世界大会を含む12回の国際大会出場を果たしたうえ、そのうちの1つ、2020 INCHEON CHALLENGE CUPでは国際大会における日本代表歴代最高成績となる4位を記録したほか、2021年のPUBG WEEKLY SERIES: EAST ASIA Phase2では7位に入賞し、韓国チーム以外で初めてアジア大会への切符を自力で掴んだチームとなり、JP4構成では間違いなく歴代最強のPUBGチームとして語り継がれています。
そしてSSeeS選手は個人としても凄まじい成績を残しており、PJSにおけるモストキル賞(その日1番キルを取った選手に与えられる)を、最多の通算4度受賞。
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そして2019年に開催された初のPUBG国別対抗戦、PUBG Nations Cup 2019の日本代表に現ZETA DIVISIONのDep選手らと共に、選手間投票にて選出されるなど、SSeeS選手は日本のPUBGを語る上では絶対に外せない選手なのです。
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PUBGにおけるSSeeS選手のロールはアタッカー。
PUBGはその性質上、対複数の撃ち合いが求められる場面も多いですが、SSeeS選手は難しい盤面でも正確に把握し、複数の敵を簡単に捌く抜群のエイムとリコイルコントロールと、それを生かす冷静な立ち回りが武器。
その破壊力は歴代の日本人選手と比較しても恐らく5本の指に入ります。
【#PJSseason5 Phase2 Grade1 Day5 Round11】
— 【公式】PUBG_DMM (@PUBG_DMM) June 6, 2020
最後は三つ巴!DGW_SSeeS選手が大暴れ!しかし、最後は回復がほんの僅か間に合わず!Zoo Gaming / Penguinがドン勝獲得!
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【#PJSseason6 Phase1 Grade1 Day1 Round6】
— 【公式】PUBG_DMM (@PUBG_DMM) August 1, 2020
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また、SSeeS選手はその柔らかい雰囲気とキャラクターで、ファンのみならず、選手やキャスター陣からも好かれており、現DFMのメンバーでも、7個下にあたるMeiy選手やPopogachi選手にもいじられる様子が非常に微笑ましく映ります。
↓PJS名物となっていたDGWのチームインタビュー
Thank you @team_detonation <3
— PUBG Esports JAPAN (@PUBGEsports_JP) August 15, 2021
☺️ @machaoPUBG
☺️ @Gokuri_kuyao
☺️ @revySheryl_inc
😡 @SSeeS_S_S pic.twitter.com/Xl5c4UDFP2
人気、実力ともにPUBG界の歴史に刻まれる名選手、それがPUBGにおけるSSeeS選手なのです。
ということで、ここまでDFM SSeeS選手のPUBG時代の功績についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
1人のオタクが書いた拙い文章ですが、SSeeS選手の偉大さが伝わって入れば幸いです。
Meiy選手が以前配信でおっしゃっていましたが、SSeeS選手はValorant部門移行後2ヵ月でレディアントに到達するなど、FPSセンスに優れた選手です。しかしそれ以上に、PUBG時代には「起きている間はずっと練習していた」と語るなど、"努力の天才"でもあると私は思います。
私はSNSで多くのPUBG関係者をフォローしていますが、多くの方がSSeeS選手の活躍を期待し、応援していると思います。もちろん私もその1人です。
PacificリーグでのSSeeS選手の、そしてDetonatioN FocusMeのさらなる活躍する姿を楽しみに、本記事を締めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2024.2.20
ノンナ
情報を一部引用させていただいたサイト:
4gamer.net「PUBG JAPAN SERIES」Season3を制し,2つの国際大会に出場したDetonatioN Gaming WhiteのSSeeS選手インタビューをお届け