おひとり分レシピ(6)|豆腐一丁独り占め!カンタン揚げ出し豆腐
おひとりさまのおひとり時間に寄り添うWEBマガジン「nonmari(ノンマリ)」で連載中の短編小説「お裾分け好きの裾野さん」。主人公の大学生・琴乃とお隣の住人・裾野さんとの交流を描いたお話です。作品内では、ほっこり心があたたかくなるような裾野さんのお料理が登場します。
第7話に登場するのは「天ぷら」。天ぷらを自宅で揚げるのは少々手間なので、今日は揚げつながりで「豆腐一丁独り占め!カンタン揚げ出し豆腐」レシピをご紹介します。
焼き揚げる方法なので、少量の油で作れます。揚げ出し豆腐が大好きな方、豆腐一丁丸ごと独り占めできる贅沢、ぜひ味わってくださいね。
<材料>
・絹ごし豆腐 1丁
・片栗粉
・麺つゆ(自宅にあるものでOK)
<作り方>
(1)豆腐を電子レンジで3分加熱
まずは、豆腐の中の水分を抜きます。お皿の上にクッキングペーパーを敷き、食べやすい大きさに切った豆腐を載せ、電子レンジに入れます。600Wで3分加熱してください。とても熱くなっているので、加熱後は放置してあら熱を取りましょう。
(2)つゆと片栗粉を用意する
豆腐を冷ましている間に、つゆと片栗粉を用意します。つゆの濃さはお好みですが、素麺つゆの味わいを目安に、全体で100ml程度になるよう調整してみてください。
(3)豆腐に片栗粉をまぶす
豆腐が冷めたら、豆腐に片栗粉をまぶします。
(4)フライパンにたっぷり油を敷く
フライパンに油を敷きます。焼き揚げるため、3cmほどになるくらい、たっぷりと油を入れてください。フライパンを中火にかけ、温度が上がるのを待ちます。片栗粉をチョイと入れて、浮き上がる頃が目安です。
フライパンは「五穀米とナスたっぷりの挽き肉カレー」「ひっくり返さなくてもできる!だし巻き卵」でも紹介した、取っ手のとれるティファールの卵焼き器がおすすめです。丸型のフライパンよりも四角い豆腐が置きやすく、油も少量で済みます。
少々お高いですが、ひとり分を作るには容積がぴったりで、火が通りやすく、器に入れやすく、洗いやすく、炒めるとき、温めるとき、焼くとき、いろんな用途に使えます。
(5)片栗粉をまぶした豆腐を揚げ焼く
(3)で片栗粉をまぶした豆腐をフライパンにいれて揚げ焼きます。少量の油なので、面ごとに焼いていきます。絹ごし豆腐は柔らかく割れやすいため、動画のようなトングがあるとひっくり返すのに便利です。トングは野菜炒めにも、お肉を焼くのにも、盛り付けるのにも、とても使いやすくおすすめです。
(6)揚がった豆腐をつゆにつける
(7)お皿に盛り付けてできあがり
お皿に載せて、少しつゆをかけて、できあがり。生姜チューブがあれば、上に載せて爽やかに。味付け海苔をハサミで細く切って載せても美味しいですよ。
一口大の大きさも食べやすくておすすめです。
「お裾分け好きの裾野さん」
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