もともといなかった人
私は精神科で言われたわけではありませんが、被害者体質の人間だと思います。
被害者体質の人は優しく、忍耐強く、モラハラ体質の人のターゲットになりやすいです。自分は悪くないのに自分のせいだと思います。自分さえ我慢すればよいと本気で思っています。
実家にいるときは両親、姉を尊敬し依存していました。
会社では良くしてくれた先輩にそうしていたように思います。
結婚してからは夫に依存していました。
夫に散々な目に合わされながらも夫に依存して、なかなか離れられない私に姉が言いました。
「いつだってのんきの人生に旦那さんは存在してなかったんだよ。
だからいなくなったって大丈夫。何も恐れることはないよ」
こんな感じで言われたと思います。
あぁ、そうか。私の人生にいなかったんだ。長い時間をかけてかけがえのない人になっていたけれど、ここまでされてすがりつく意味ってあるのかな。
やっと少しだけ夫と私の関係性を客観的に見ることに目を向けることが出来るようになりました。
依存している人は依存先をなくすことに恐怖を覚えると思います。私がそうでした。生きていけないって思ってました。
でも今生きているので大丈夫です。今私は夫と別居していて少しずつ自分を取り戻し、自分の足で立とうとしています。まだまだの私ですがとりあえず生きてます。
なんとかなるなるの、もともと持っていた自分を徐々に取り戻してきているような気がしています。