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結婚生活 自分らしさが消えていく
結婚生活していく中で、私はほとんど実家に帰ることがありませんでした。
夫の実家にはお盆、正月、GWと最低3泊4日で帰っていました。自分の実家には泊まることはなく、日帰りで顔を出すくらいでした。
両親にはあなたはあまり実家に帰って来ないね。(姉は子供を連れて割とよく泊まっていたようです)と言われたことがありました。
また、学生時代の友達ともほとんど会わなくなりました。夫は休日は家族と過ごしたいようだったので、ほとんどそうなっていました。
年に1、2回は私も学生時代の友達とお茶したりしていましたがなんだか夫に子供を見てもらいながら自分だけゆっくりするのは後ろめたい気持ちの方が多くだんだん回数も減りました。
夫は営業ということもあり、夜の飲み会や新歓送迎会、部署の飲み会も月に何回かありました。
また競馬友達と朝から出掛けたり、釣りに行ったりもしていました。夫の方が多く友達と出かけていたと思います。
夫が居ないときに実家に帰ればよかったのですが、小さな子供を連れて大荷物(子供が小さければ小さなほど荷物が増える)を抱えて実家に帰るのが億劫になっていました。
たまにしか実家に帰らないので子供たちも、私に引っ付きっぱなしで帰省すると逆に疲れました。
ママ友と愚痴などを言い合えれば良かったのですが、私は24歳と27歳で子供を産んでいて比較的若いママだったので24歳の時とかは他のママさんは歳上すぎて(30歳過ぎてから一人目を産むお母さんが多かった)なかなかしゃべりかけたりは出来ませんでした。
私の本来もっていたもの。なんとかなるじゃん。まあいいじゃん。みたいないい意味での明るさはどんどん失われていきました。
かわりに、どんどん夫に依存するようになりました。夫の言うことが正しく正義のような気がしていました。
実際、精神的にも金銭的にも100%夫に依存していました。めちゃめちゃ危ないです。自分自身を完全に見失ってしました。
見失っていることにも気づいてもいませんでした。
私の中で一番大切なものは夫でした。子供でも親でも兄弟でも、自分自身でもなく夫でした。
世界に誰もいなくてもいい。夫さえいればいいと本気で思っていました。今考えると恐ろしいです。
長い時間をかけてそう思うようになっていました。