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廣峯神社2025.2.3魔除け神事その3

魔除け神事その2からの続きです。
早いものでもう2/11、1週間経ってしまいました。
早速思い出して書いていきます。

そうそう、前回は本殿裏の『九星詣り』の神様が夜中の間に移動されてた、というところまででした。
一白水星である私は、一番右手の(茶道でいうところの)お詰めの席に移動された神様に、前日に続いて再度手を合わせました。
お詰めの席、それはお正客とはまた別の、重要な役どころなのです。

九星気学で言えば、今年の中宮は二黒土星、こちらが主役です。
しかし一白水星には今年の光、巳の光が当たっていますので、なかなか重要な役どころなのですよ。

まあ九星詣りについてはこのくらいにして。
その後はくるりと各所にお参りし、魔除け神事が始まる時間を待ちました。

今回は、神妙に神事を体験していたので、神事の写真はないのです。
以下に掲載しているのは、神事が終わってから、神主さんが「火で暖まって行ってください。火の氣がいただけますよ」と仰り、参列者がパラパラ火に当たりに行くところです。

というのも、前回お参りの11/15のお柱祭の時、YouTubeライブづいていた私はすーっと映像を撮っていたのですよ。
今もYouTubeで見れるかと思いますが。
珍しい神事を見れて喜んで下さった方もいるのですが、今回は雑念なく神事に没頭しようと思いました。

この魔除け神事は去年に続いて2度めです。
同じ神事でも、全く内容は同じではありません。
ここが法事とかとは違うところでしょうか。法事はいつも決まった順番で決まったお経を読んで終わります(野西家の場合)
神事は外で行われる場合、天候にも左右されるし、進行の基本は同じでも、今回のように内容が変わることもあるようです。(廣峯神社の場合)

去年は大祓祝詞の合間に般若心経が入ったりしましたが、今年は違うお経でした。お経の名前がわからないのは不覚。。というより、宮司さんの声が聞こえなかったのでした(笑)でも、高らかに大祓祝詞を皆で奏上した後、宮司さんが何か唱えてらっしゃって、耳を澄ましたのだけれども、私は結構耳遠い(検査では正常だけれども、よく聞きかえす)ので聞こえませんでした。でもお経に違いないです。薬師如来の真言かもしれません(想像)。

以前は不思議だったけれど、廣峯神社の歴史を知るにつれて、わかりました。
ここはもともと神仏習合の場所なのです。
竹生島もそうでした。

神事の後、火の氣をいただく参列者


お経もさることながら、一番の違いは火の様子です。
あまりにも激しく勢いがある炎なので、私はてっきり、失礼ながら、よく燃える何か仕掛け(燃焼剤とか素材とか)を取り入れられたのかと思ったほどです。
しかし神事の後、禰宜さんが、「今年は良く燃えた」と仰ったので、去年と変わったものを使われたのかと思いました、と言うと、何も使ってない、変わりはないよ、火が驚くほど良く燃えただけ、とのこと。
一点変わりがあるとすれば、今年は女性の神主さんが準備されたとのこと。
それにしても火の神様の勢いはすごかった。

九星気学の盤面でも、今年、火を表す九紫火星は勢いのある位置にいます。それを思っても納得なのでした。

また、最後に宮司さんがお下がりの御神酒を火に注いで下さって、火の氣と水の氣の融合と説明して下さり、さすが、吉備真備ゆかりの神社と、火が燃え尽きるまで灰をかぶりながら、いつまでも佇んでいたい夕べでありました。

燃え尽きるまで見ていたい
帰りの景色。姫路の町と瀬戸内海を臨む

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