夜行急行51列車で行くチェンマイ経由ゴールデントライアングルの旅(その4)
この日はチェンマイ最北の町タートーンまで向かいます。
ホテルを7時過ぎにチェックアウトして、Grabタクシーでチャーンプアクバスターミナルへ。
チェンマイでは、既得権業者とGrab(に乗っている優良白タク業者)の仁義なき戦いになっています。
既得権業者が長年のボッタクリを反省して、ツーリストへの逆ギレ宣戦布告を辞めるまでは、自分はGrabを応援します。
7時30分発のエアコン2等バスタートーン行にギリギリ間に合ったのですが、こちらには乗らずに8時ちょうどのノンエアコン普通(3等)バスを待つことに。
乗客鈴なりで8時ちょうどに1231ก系統ファーン行出発です。満席状態(立ち客までいた)は中間地点のチェンダーオまで続きました。
チェンダーオバスターミナルには9時25分着、トイレ休憩10分ありの35分発車。乗客はほぼ半分に。
隣のホーム、その隣のホームと満席状態のロットゥーが2台。この人たち(ほとんどファラン)は自分より先にタートーンに着くんだろうな。
と言うことで、泊まりっぱぐれは避けたいので(もちろん選り好みしなければあるんですが)、Agodaで宿を検索。興味ある宿の一つが取れました。
ファーンで乗り換え
タートーンがあるメーアイ郡の一つ南の郡ファーン郡の中心ファーンには、11時ちょうどの到着。市街地南端の市場にバスは到着します。
市場ではビール売っていますが。付近の飲食店は悉くビール置いていないので、市場から市街地(北側)へ少し歩いたところにあるクィッティオ屋さんへビール持ち込みで入店。
クィッティオが美味くて値段も40バーツと順当だが、量が少ない。仕方ないのでもう一杯。それでも80バーツだからタイの田舎は止められないです。
市場の北側にバスは停まります。市場の奥側(上の写真を撮っている側)にタートーン行ソンテウ停まっています。
さて、メーアイ経由タートーン行の黄色い2551系統ソンテウに乗車します。
向かいにはお坊さんが。ソンテウのおばさん運転手さんに「こちらはタートーン寺の住職さん」と紹介される。地元の名士でもソンテウ乗るんだなと。
数人乗車でまずは出発。そして市街地中心で客待ちと言ういつものパターン。
いつもと違うのは、向かいが住職なこと。混んで来たので、運転手に「あんたはお坊さんの隣」と言われること(男子は女子避けの防波堤)。
鈴なりで中心部を発車。途中で乗り降りあるものの、空席はあまりない状態でタートーンへ向かうのでした。お坊さんは寺の参道で下車。自分は橋を渡ったところで下車するのでした。
タートーンに着きました
宿泊先は、クンマイバーンスワンリゾートです。
ソイの入口から丁寧に看板が出ているのが好印象です。
350m、約5分歩いてホテルに到着。13時ちょうどの到着でした。
自分が泊まったのは安い部屋なんですが、金額次第ではこんな川沿いバンガローの部屋もあります。
夕方になったので、近所をお散歩。
最初に、次の日乗車予定のメーサローン行ソンテウ乗り場の見学。橋から見てメーサローン方向へ山側に行ったところにあります。
田舎のソンテウ業界は朝早くから働く代わりに、仕事の終わりはめっぽう早い。夕方4時には人っこひとりいない状態です。
そして船着き場へ。橋の南側の交番の奥にあります。
船着き場の向かいにあるホテル、サランヤリバーハウスは風情は別にして、部屋自体は良かったです(2年前に泊まったことあります)。
タートーン寺の参道入口の確認もして、川沿いのレストランで晩飯です。
食事は普通に中華料理で美味いのですが。
天気がなぁ。明日からしばらく悪くなりそうだ。
タートーンの尾根遺産
昼間、ホテルへ行くソイの北側に置屋っぽいものを発見したんですよ。
夜、行ってみたら大当たりの巻。入ってみます。
自分「ここは何の店なの?」
ママ「カラオケ(わかるやろ)」
自分「女の子選ぶの?」
ママ「そや」
(でも、女の子全員集合しないので、ママが呼んだ子が付く)
自分「選べないがね(呼んだ子がかわいいから許す)」
女の子「よろちくび」
自分「持ち帰れるの?」
女の子「?(自分のクラップバーンダイマイと言うタイ語が通じない)」
(Google翻訳を見せるが通じない)
女の子「私ミャンマーだもんで、タイ語(話す・聞くはできるが)読めないんだ」
(Google翻訳をミャンマー語にすればいいものの、そのときは酔っ払っていて気付かず)
女の子「ママ呼んでくるわ」
(スマホを取り出し、チャットアプリを開くママ)
ママ「この人日本語しゃべられるから」
ママ友「どうしましたか?」
自分「向かいにいる女の子がかわいいから持ち帰りがしたい」
(ママ友とママが話をする)
ママ「1時間なのか、一晩なのか」
(本当はロングがいいんですが、過去に手痛い目にあったことあるので、一見ではショートしかせず)
自分「1時間でいいです」
ママ「1,500バーツでいい?」
自分「じゃあ、ビールやらママへのチップやらで2,000バーツでいい?」
ママ「(満面の笑みで)あざーす!」
女の子のバイクで2ケツで戻り、外は涼しいんですが、部屋の中は熱い夜を過ごすのでした。
置屋なんかないだろう?と思う町で尾根遺産とヤレる夜は最高ですね。