日本到着強制隔離必勝法

2022年2月5日 07:24

NH850便 2月1日午前0時(タイ時間)

NH850便は限りなく少ない客を載せて、定刻22時50分に出航しました。

出航直前にCAから「オリエンタルベジタリアンでよろしいでしょうか」と一言。
と言うのも、今回産まれて初めて、夜行便の朝食を真面目に食べようかと。そうなったときにちょっと困るのが、エコノミークラスの機内食。
普通2種類から選べるんですが、事前予約はできないので、好きでない方が当たることもしばしば。

Aに当たれば、ラッキーだけど。Bに当たれば、ちょっと悲しい。
と言うことで、考えたのが特別機内食。

宗教やらアレルギーやらで、普通の機内食だと拙い人向けに用意されているんですよね。
実は10種類以上、用意されているんですよ。

で、全て見ましたが、一番美味そうなのが、ジャイナ教食。

一番無難そうなのは、オリエンタルベジタリアン(中国菜食)。これが基本的に仏教徒メニューです。

でも、この分野に詳しいプロライターの人に相談したら「CAも凄く気を使うから、興味本位であんまりマニアックなものを選ぶのはどうだろう？」と。
だよな、ジャイナはやめとこ、中国菜食だな、これって正統派精進料理だし。

話戻ります。
「オリエンタルベジタリアンでよろしいですか」
「はい、スナック(ナイトバッグ)もくださいね」
「もちろんございます❤️」

NH850便は、コラート上空を水平飛行で飛んでいます。
ナイトバッグを持って来ました。足の長い乾き物を期待したんですが...

うわー、足が短そうなサンドウィッチが入っている。これは12時間後食べるとか無理だと。早速食べてみます。

客が少ないから、CAのサービスレベルが高すぎる。
白ワインを薦めて来たから、早速飲んだが。お代わりも呼べば、すぐに持ってくる。
こんなんならビジネスクラスなんか要らないやん。でも10人くらい、ビジネスクラス客がいたけどねw

でも、乾き物ないと羽田空港の待ち時間、宿泊施設施設での空腹時で怖いんだよね。
お酒を追加注文しながら、ついでに貰おう。

ブラッディマリーを2杯飲みましたが、これもさっさと持ってくる。
FSCのエコノミー最高！と思ったのは産まれて初めてかとw

NH850便 1日午前5時(ここから日本時間)

機内がパッと明るくなりました。飛行機はすでに日向灘上空。
3時間くらいだけど、眠れました。3人占拠は最高ですね。まさにファーストエコノミークラスw

機内食も持って来ました。お粥と温野菜サラダかな？と思っていたら...

具沢山の焼きうどんが！これは大当たり！レギュラーのそぼろ丼より絶対にいい！
温野菜サラダは、味付けが合わずに過半数残しましたが、パンと豆乳は持ち帰り、焼きうどんと果物は全部食べて、結構お腹一杯に。
やっぱり特別機内食はいいかも。

羽田空港T3 1日午前8時

いわゆるスタンプラリーの話は、ここではほとんど書きません。一番重要な話だけ書きます。

待機施設と言うか宿泊先の指名はできないんですが、(人気の)ヴィラフォンテーヌへ送られる確率が高くなる方法を教えます。

⭐︎外国人配偶者(それもムスリム、ヒンズー、仏教などなんでもいいが、信仰が厚そうな雰囲気が出ていると尚良い)と一緒に帰国する。
⭐︎乳幼児連れ、乳幼児ありの複数の子連れ
⭐︎宗教上、健康上などで食べ物制限がある。
⭐︎タバコがやめられないw

簡単に言えば「面倒くさい人」を演じれば大丈夫です。
私は(嘘ですけどw)卵アレルギー、乳アレルギーで喫煙者と言うことにしましたw

中々唾が出ない抗原検査も行って待合室へ。
待合室には自販機があるので、日本円の小銭または交通系ICカード等あれば、水やお菓子なら買えます。
(自分はICカードはあるけど、残高がいくらなのかも忘れたので、タイで予め買った水や飛行機で貰った水を飲んでいました)

国際興業の観光バス車内 1日午前11時

実は、抗原検査の結果発表時の名簿がチラッと見れて、ヴィラ汐留に○印が付いていたんで、分かっていたのですがw
でも見間違いもあり得るから、自分の心には知らんぷりで。

結果発表後は、ホテル別で団体行動に移るんですが、自分の前の人はバンコク帰りの駐在ファミリー、小学生、幼児付き。
もうヴィラフォンテーヌしか見えてこないw

バスの運転手さんにも「あんまり遠くないですよね？」と聞き、運転手さんも「うん、遠くないよ」と更に確信w

中々人数が集まらない(やっぱり面倒くさい人を集めているみたい)みたいでバスに乗り込んでから30分くらい経過。10時30分くらいに集まって、出発しました。

首都高1号線の上りに乗りました。
アパ横浜、税務大学校w などは、ここで消滅。

首都高は汐留出口で降りました。これで一番美味しい強制隔離先になりましたw

ホテルA 1日午後7時

待機施設内の様子などをSNS等に投稿することは遠慮して欲しいそうなのでw ここからは、内部隠語のホテルAと言います。

ホテルA(出水村をフランス語に訳すと？)に着きました。
チェックインにも優先順位がありまして、最初は乳幼児連れ、次は在留資格持ち夫婦、日本人夫婦、在留資格持ちと続き、単なる喫煙者は最後です。

羽田空港ではタバコ吸えないと暴れるとか、卵や牛乳飲むと死ぬとか宣いましたが、こちらでは正直にw

レセプション(以下レ)「食物アレルギーがございますようで」
泰国阿房列車(以下自)「あー、大袈裟に言っただけで、本当は牛乳が苦手なだけですよw」
レ「(やや蔑んだ苦笑)」
自「ヴィーガン食希望は希望なんで」
レ「かしこまりました。こちらは途中変更も可能ですから」
自「ありがとうございます、ところで...」
レ「どうされました？」
自「禁煙部屋に変更できませんですか？」
レ「え、喫煙希望でしたよね？」
自「羽田空港に着いたときは喫煙希望だったんですが。ライターをバンコクに忘れて来たもんで、だったら3日くらい禁煙がんばってみようかと」
レ「ライターならお貸しできますよ。あと禁煙をがんばろうと言うお考えは正直応援したいんですが、挫折されたときに喫煙部屋に変更と言うのは、不可能ですよw」
自「(芝居失敗orz)分かりました。喫煙部屋でいいです」