マレー鉄道唯一の寝台列車ERT27列車で行くシンガポールの旅(その1)
今、スンガイコーロク駅の近くのゲンティンホテルに泊まっております。
隣には昨日の夕方、置屋でゲットしたミャンマー人彼女が眠っています。朝一回やったら放流しよう。
今夜も夜行列車に乗るだけの一日。その夜行列車の発車時刻も18時15分とのんびりできる時刻で。
と言っても、マレーシアとの時差1時間、国境越えるのに(安全見て)1時間、国境から駅までのタクシー1時間の合計3時間は見ないといけないので、レイトチェックアウトをする必要はないです。
鉄らしく、朝のうちに休止中の国境を越える鉄橋を見に行く。
なぜか塗装工事中。線路上に柵がないのでマレーシアへ密入国できちゃうな(そんな国境多いけど)
部屋に戻って、思い出し尾奈をしてウダウダしていたら、12時になったので。チェックアウト後にホテルのレストラン(レベル高い)でお昼を食べます。この後24時間くらい、公式には酒が飲めないので、ビールも味わって飲みます。
国境に向かいます
ホテルを出て、荷物を持って国境へ向かって歩いていたら、向かいからパトカーが。お巡りさんから「Where go?」と声掛けられる。英語で話しかける「自称ガイド」は糞しかいないけど、英語で話しかけるお巡りさんは概していい奴なので「ボーダー」と返事しておく。
すると、乗っていけ!と。田舎のお巡りさんは本当に親切。
国境に着きました。さて出国します。
歩いてマレーシア向かいます。
マレーシア入国できました。マレーシアは入国カード書かなくてもいいし、大体何も言ってこないから好きだわ。
時差もあるので、時間は既に15時半。
しばらく歩くとバス・タクシー乗り場があるので、こちらでタクシーを拾う。
列車の始発駅、ツゥンパ・トレインステーションまでで交渉する。向こうの言い値の50リンギットで即決。
ツゥンパ駅に着きました
駅に着きました。列車は入線していたので、乗り込んでみたが。既に寝台はセット済み(タイとは逆パターンで走行中の寝台セットは一切やらない主義らしい。日本に近い考え)。駅の食堂で密造カクテル飲みながら、ミーゴレン(焼きそば)食べて待つしかないなぁ。とほほ(「乗り鉄の神様」と「密造カクテル」の話)
18時になったので、乗り込みました。始発から乗っている客は皆無ですが、15分に定刻発車です。
沿線最大の都市コタバルへの玄関口ワカバル、スンガイコーロクとの国境の町ランタウパウジャンへの玄関口パジルマスで、始発駅の港町ツゥンパよりは多くの客を拾いながら南へ向かいます。
スンガイコーロクで買ったピーナツ片手に寝台の中で密造カクテル飲みます。
クライ、ダボンと内陸部の永遠に見知らぬことになりそうな駅に停車して、少なからぬ客を拾っているうちに酒もなくなりました。
食堂車に行き、夜食でナシゴレン(焼きめし)食べたら眠るとします。
グアムサンまでは覚えていたが、ここから先は夢の中でした。
翌朝グマスを発車したところで、朝食行きます。
ナシゴレンとミーゴレンしか知らないので、ミーゴレンかな? いやナシゴレンだ。
寝台の解体はされないので、気怠い感じで東へ向かいます。
寝台車の客は徐々に減り、座席車の客は段々増えて、列車はJBセントラル駅へ近づいて行きます。
JBセントラル駅に着きました
定刻より40分くらい遅れて、12時30分にJBセントラル駅に到着。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?