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寝台特急25列車で行くノンカイ経由ルアンパバーンの旅(その2)

列車は時刻通りバンコクを発車して、発車後粛々と座席から寝台への変換作業。日本の末期の寝台列車だとほとんど見られなくなった作業が、こちらでは当たり前のように行われています。
始終着駅では座席状態に保つこと。と言うルールがタイ国鉄にはあるようです。

サムセン、バンスー、バンケン、ラクシー、ドンムアン、ランシットと定刻運転。余裕時分が多めのそれ以降のルーラル(田舎)区間ではダイヤより早いことに。アユタヤ、サラブリーと3~5分の早着。新型寝台車から荷物扱いを廃止させたのも大きいみたいです。

サラブリーの次のケンコーイからは、この先の峠を回避させる目的で開通したバイパス線を走ります。昼間乗るとダム湖の雄大な景色が楽しめるのですが、25列車の車窓は真っ暗。そろそろ寝ます。

複線化工事、一部高架化工事が進んでいる、ブアヤイ~コンケーン間は眠っていて気づきませんでした。目覚めたのは、ウドンターニーの手前の停車駅クンパワピー。

国鉄用地再開発ショッピングモールが建っているという、日本の地方都市にしか見えないウドンターニーに到着。30分くらい遅れているようです(新型車はGPSシステム完備で遅れが「見える化」されています)。

列車はノンカイに到着しました

ノンカイには25分遅れ、7時10分に到着。
ノンカイからは世界一運賃の安い国際列車913列車があります。ちなみに20バーツ(70円)。
こちらにも後ろ髪惹かれますが、今回は違う国境からラオスへ渡ります。

ツゥクツゥクでワットハイソークへ向かいます。ワットハイソークの隣(西側)は伝説的ゲストハウスのマットミーガーデン、反対側はタイ人とラオス人の近隣住民しか使えない渡船国境と、タイ国内でもかなりエキゾチックなところです。朝食を食べたい店は8時30分オープンなので、それまで徘徊します。

ノンカイ一の名店と言われる「デーンネームヌアン」オープンしました。
生春巻き料理なのでベトナムと言えばベトナムなんですが、これはノンカイ料理でしょ。特に全国区のVTとも違って。
野菜と肉とカノムチンを生春巻きで包んで、ピーナッツも入った甘めのタレをかけて食べる料理なんですが、肉も野菜も炭水化物もバランスよく取れて、なおかつ美味い。

この日はブンカーンに泊まります

食後は歩いてバスターミナルへ。そこから834系統ロットゥーでブンカーンへ。
ブンカーンバスターミナルへは12時頃に到着。何かきれいなバスターミナルだな。できて間もない?
バスは、ほとんど止まっていないが、きっぷ売り場だけでも見ておこう。

マレーシア国境ダンノークとブンカーンを結ぶバスとか凄いなぁ。24時間くらいかかるのかな?電車なんか乗っている場合じゃない。バスだよバス(^^)

ところで新しくできたっぽいバスターミナル。その割には町の中に存在しています。隣がホテルで、その隣がテスコロータス。お昼はロータスのフードコートで。更に川まで歩いて行きます。
小さい町って言うのもいいですね。

小ぎれいなゲストハウスがあったので、部屋があるか訊く。450バーツであると言うので即決。昼寝します。

夕方散歩しようとしたら、ขาย(売り)の看板が。あらら。

晩飯は近所のレストランで。ブンカーンの夜は更けていきます。

次の日は渡船で国境を越えます


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