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寝台特急31列車で行くハジャイ経由アイランドホッピングの旅(その1)

ハジャイまで寝台列車に乗ろうと思う。タイ国鉄の新型寝台車を使った寝台特急31列車、愛称は「ทักษิณารัถย์」、ローマ字で書くと「Thaksina Rath」。Thaksinaは南へと言う意味の古語、Rathは道・手段と言う意味(英語のWayに近い)。イメージ的に近い名前の列車は日本にはないですね。強いて言えば「南風」?
風が吹けば桶屋じゃないけど、ここでは「(博多)あさかぜ」にします。

新型列車導入時に、従来のダイヤをそのまま踏襲したチェンマイ行 9/10列車やノンカイ行 25/26列車と違って、ハジャイ行 31/32列車は新設されたものです(ウボンラチャタニー行 23/24列車も同様です)。
だったら、思いっきり時刻変更すればいいのに、できないのがどんくさいタイ国鉄で。
上り32列車の時刻はハジャイ発18時45分、バンコク着は翌朝10時30分で使いやすいのですが。
下り31列車のバンコク発車は、バターワース行時代と変わらない14時45分。つられてハジャイ到着も翌早朝6時35分と本当に使いづらいです。

下り31列車、あと2〜4時間後ろ倒しにならないかな?と思うのですが、タイ国鉄にそんなこと願っても仕方ないので、現状時刻でどう調理するかを考えます。
ハジャイ到着が早いのは、サトゥーン県の離島へお昼頃に着けると言うメリットに転化します。
一方、バンコク発車が早いのは、そのまま乗ってもいいんですが。酒が飲めない上に味気ない(新型寝台車の)食堂車のお世話になりたくないと言うことで、途中駅乗車に切り替えます。

寝台特急にはチュムポーンから乗ります

下り31列車のホアヒン発車は18時45分。やや早いんだよな、次の停車駅は・・・と言うとチュムポーンで22時45分。何と何との4時間無停車でした。となるとチュムポーンから乗るしかないんだけど。結構夜長いなと。

バンコク中央駅8時5分発のスラーターニー行特急43列車でチュムポーンへ向かいます。
列車は少し遅れて8時10分発車。そこからはペースよく、ナコンパトムにほぼ定時に着くものの、ナコンパトムから単線区間になることもあり20分の抑止。
寝台特急38列車、普通列車257列車、寝台特急32列車を待ついつもの儀式。
上りの寝台特急が時刻通り走ってくれないのが全ての元凶なんですが、ナコンパトムからバンポーンが単線なのも問題だと思います。今、何やら工事しているみたいですので、数年後に期待しましょう。

ただ、(日本の)国鉄時代の特急よろしく余裕時分は沢山あるので、いつの間にか時刻通り。
チュムポーンまではほぼ満席で特急43列車は走るのでした。

駅からまっすぐ東に行ったオーシャンデパート周辺が中心地で、写真の裏口付近に良からぬ店(^^) が点在しています。

マッサージ、晩飯、風呂(マッサージパーラー)で時間潰せそうなので、ホテルは取らなくていいかな?
(ホテル取るなら写真のナナブリーホテルがオススメ)

オーシャンデパートの東側の通り(チャンソーム3小路)のマッサージ屋とバーなのか何なのか分からない建物が気になるので、開いていたマッサージ屋のほうに入ってみます。

入ってみたものの誰もいないし、困ったなぁと思い、店の入口に書いてあった電話番号へ電話してみると。事情分かりました。ここは2号店だと。バイクで迎えに行くから待っとれと。

すぐ来ました。思った通りのレディボーイのお姉さんが。オーシャンの西側にありました。
うわー、オイルマッサージでぬるぬる兜合わせがしたい!と凄い欲望に駆られましたが、ここで散財するとあかんと思い留まり、割とオープンなスペースで普通のタイマッサージを2時間行うのでした。

晩飯は、安定の日本料理屋「どうぞ」で。大体美味いんだけど、カレー系が特に美味いです。

風呂屋(マッサージパーラー)はナナブリーホテルを越えた辺りのジャンソムホテルの1階です。
ちなみに食事中に土砂降りになっていたので、傘差しても結構濡れました。
値段を聞いたら1500バーツ(ツイッターなどに書くのを忘れたので違うかも)と妙に安い。でもラッキーと思ったのもつかの間。
お風呂入って、やるべきことを少しやったら「時間ですよ」と。あらかじめセットしたアラームも鳴ったので嘘はついていないみたい。と40分かよ。
出るはずのものも出なく、風呂屋を後に(ここは勧められません)

バーなのか、何なのか、分からない建物覗いたら、バーみたいんだけど何もない感じで、どうやら置屋っぽい。やりたいけど、今更連れ出してホテル入るものなぁと諦める。つか、最初のレディボーイと一戦交えておけば良かったなと。とほほ。

いよいよハジャイ行寝台特急「あさかぜ」に乗車

閉店間際のオーシャン内スウェンセンでアフォガード食べて、雨もほとんどあがったチュムポーン駅へ向かいます。
駅のベンチで2時間読書していたら、

寝台特急31列車到着。びっくりしたのは、バンコク方面からチュムポーンで降りる人が少なからずいること。寝台の二毛作と言う区画もあるみたい。と言うか、自分の寝台がそうでした。寝具入れ替えていました。
入れ替えてくれるなら、二毛作でもいいけどね。なんて思いながら、列車はハジャイへ向かいます。


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