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タイ国鉄のチケット購入必勝法

公式サイトからのチケット購入が、近年復活しました。
実際のところ、使えるのか、使えないのかを検証してみたいと思います。

タイ国鉄のきっぷ販売ルール

最長90日前より販売しますので、早めの購入がオススメです。特に3連休以上の前夜の下り、最終夜の上りの寝台券は発売日に売り切れがちです。
需要が比較的旺盛なこともあり、指定券の販売において特殊なルールがございますので、記しておきます。
・運転区間の60%以上に乗車する場合は90日前から発売。
・運転区間の25%以上に乗車する場合は30日前から発売。
・運転区間の25%未満に乗車する場合は当日残席がある場合のみ発売。

となっております。バンコクから見て各行き先で60%、25%に当たる駅を紹介します。

バンコクからチェンマイ(751.42km)までの60%(451km)はバンダーラ分岐駅、25%(188km)はバーンタークリー駅。
と言うことは、特急7列車でピッサヌロークへ行くときは、ウッタラディット駅までで購入すると90日販売で買えますし、同じくロップリーまで行くときは、ナコンサワンまでで購入すると30日販売で買えます。

バンコクからデンチャイ(533.94km)までの60%(321km)はピチット駅、25%(134km)はターケー駅(ロップリーの一駅先)。
と言うことは、快速111列車でロップリーまで2等車を予約したいときは、バーンミー駅までで購入しないと当日発売になります。

バンコクからシラー(487.52km)までの60%(293km)はバーンムーンマーク駅、25%(122km)はロップリー駅。

バンコクからノンカイ(621.10km)までの60%(373km)はムアンポーン駅、25%(156km)はケーンスウテン駅またはパクチョン駅。

バンコクからウボンラチャターニー(575.10km)までの60%(345.06km)はラムピアーイマット駅、25%は(144km)はムアックレック駅。
と言うことは、ムアックレックを通過する特急、急行でアユタヤまで2等車を予約したいときは、パクチョン駅までで購入しないと当日発売になります。

バンコクからスンガイコーロク(1158.34km)までの60%(695km)はバーンソーン駅、25%(290km)はプラチュアップキリカーン駅。
と言うことは、快速171列車の2等車を予約したいときは、かなり注意が必要です。

バンコクからヤラー(1054.79km)までの60%(633km)はスラーターニー駅、25%(264km)は(停車駅ベースで見ると)プラチュアップキリカーン駅。
と言うことは、こちらもホアヒンでさえ当日発売の罠に引っかかる距離になります。

バンコクからハジャイ(944.63km)までの60%(567km)は(停車駅ベースで見ると)スラーターニー駅、25%(237km)は(停車駅ベースで見ると)なんと!チュムポーン駅。
実はハジャイ行は、寝台専用列車31列車しか存在しないので、こう言う結果になるのですが。

バンコクからナコンシータマラート(832.07km)までの60%(500km)はサウィ駅、25%(209km)はホアヒン駅。
と言うことは、急行85列車でチュムポーンへ行くときは、ランスアン駅までで購入すると90日販売で買えます。

バンコクからカンタン(866.13km)までの60%(520km)はサウィ駅、25%(217km)はホアヒン駅。
と言うことは、こちらもバンコク〜チュムポーン間で注意が必要です。

バンコクからトラン(845.33km)までの60%(508km)は(停車駅ベースで見ると)チャイヤー駅、25%(212km)はホアヒン駅。
と言うことは、下り急行83列車でチュムポーンまではないと思いますが、上り急行84列車を利用してのチュムポーン乗車ならチャイヤーと言わず、スラーターニーから買っておいた方がいいでしょう。

バンコクからスラーターニー(651.07km)までの60%(391km)はバーンサパーンヤイ駅、25%(163km)はペチャブリー駅。

これ、意外と役に立つので覚えておいてください。

タイ国鉄で一番人気のある列車、中国製新型寝台車を使ったチェンマイ行寝台専用列車9列車の予約をしてみる。

果たして、これできっぷが買えるのか?試してみます。

今(12月27日の昼間に執筆)は帰省ラッシュの真っ只中なので、全然空いていません。ずっと辿って空きがあったのは、1月8日(この写真1月7日なんですけど)。

空いているとクリックしたら、

ログインしないとあかんだと。

Sign Upを押して、個人情報入力。住所は適当でいいけど、他は真面目に入力した方がいいです。
入力するとやり直しのどSモードでしたが、気をとり直して。

選んでみたら、車端部の上段しか空いていませんでした。ギリギリになってからの予約はダメですね。
では、順々に予約状況見てみましょう。

1月15日に久々空きがあったのですが、そのときの空きは1月8日と反対側車端部1番上段だったので、2等寝台は10号車一両丸々予約枠があるようです。

2等寝台下段に空きが出だしたのは、1月28日から。その先でも、満席や上段しか空いていない日もあるので、一月前でも安心できません。

1等寝台車の空きを初めて発見したのは、2月7日でした。本当に空いていません。

めちゃくちゃ運が良く、下段が空いております。それも上段が男性と来たもんだ。
(他人同士の相部屋の場合、異性同士の予約は不可能なシステムになっています)

2月9日も空きがあったのだが。上段だし、女性(異性)と来たので、クリックすると「異性と同室はあかんやつ」と警告されるし(^^)

2月21日に久々下段に空きがあったのですが、それも上段が女性なので、男性だと予約不可ってやつね。
枠が2室4人分しかないので、めちゃくちゃ闘います。

2月25日の2等寝台みたいに(最初9〜12番から売り出して、席が売れるごとに13番、14番・・・と指定可能にしていくシステムだと思われます)3人連続で下段買うと、誰かが上段買うまで下段が枯渇するシステムのようです。
そういうときは、一晩待った方が良さそうですね。

と言うことで、2等寝台下段なら2ヶ月前から見ていれば、ほとんど確実に買えます。

一方、1等寝台ですが。発売日8時30分に押さえた方がいいと思います。
本日27日時点で、3月27日までのきっぷが買えるのですが、

発売開始4日目の3月24日は、すでに女性3人に買われている状況。

マレー鉄道のきっぷの買い方


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