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経営者は西野亮廣を批判するより盗め【2分】

会社の経営は大変だ。特に人を雇うとなると他人の人生を預かるようで、精神がまいってしまう人もいる。

私は大学時代IPOを視野に入れて起業しようとしたが成功しなかった(諦めてもいない)。
そんな私が近くで見た経営者は、会社が大きくなる負担を抱えながら理想社会に邁進しており尊敬している。

しかしながら創業者に多いのだが、人を信用できず、従業員、売り物の品質にマーケティングまで全てを管理したがりがいる。
経営者は本来、会社として将来への道を示し決断していく事が仕事だ。管理ではない。
(成功していない人間が成功しているように見える人間に物を申すな、と言いたい気持ちを飲み込んで1分ください)

経営者としての仕事も増えて行くのに、中間管理職の業務までやろうとして、脳を休める時間が無く自分を痛めつけていく。

創業時は少人数で自分が何でもやらなければならないので、そこからの切り替えが難しいのだろう。

従業員を信用し任せられればいいが、市場を見つめる時や資金調達時など疑わなければならないフェーズもある。
経営者は疑り深く大胆である方が良い

ではどうするのか。

西野亮廣のプペルを宣伝する人のように、従業員を会社の掲げる理想(目標)の信者にしてしまう。彼のやり方は弱者から吸い取る構図が見え嫌いな人は多いと思う。私も好きではないが、あれだけ熱狂させられるのは凄い才能だと思う。恐らく自身の中の共感を因数分解し他人に当てはめた結果だ。

間違ってもベンチャーを理由に熱狂させてはいけない。その人達は他のベンチャーでも良くなってしまう。
あなたの提供する熱狂が必要なのだ。

熱狂というと、ベンチャー臭さが癇に障るかもしれないが他にぴったりの言葉が浮かばない。

渋谷の某IT企業や某人材派遣会社も批判されがちだが、一種の宗教状態であるからこそ一生懸命働いてくれる人を逃がさない。
会社の空気がそういった人間に育て上げている節もある。
それが社長の仕事になっているとも言える。

信者に目標値のズレが無いか確認すれば、あなたは疑わなければいけない理由が無くなる。
疑うべきはチーム内では無く、自分の色眼鏡と市場の反応だけだ。

経営者は社内の教祖になれ。


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