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【“情熱系”コンサルティング事業】漠然とした課題を明確化。顧客に寄り添うコンサルティングの実例

ノンフィクションの大きな業務の柱のひとつは、DX促進、DX支援をはじめとしたコンサルティング事業です。

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メンバーの上城も、代表の荒谷とともにDX化でお客様の業務効率化を行うひとり。
今回は、その上城に「どのような案件を行ってきたのか」「どのように企業様と向き合っているのか」など、ノンフィクションがこだわる、顧客に寄り添う”情熱系”コンサルティング事業について話を聞きました。

——ノンフィクションのホームページでは、DX推進支援以外にもさまざまなコンサルティング事業を行っていることが書かれています。上城さんが支援されたお仕事の事例についてお聞かせください。

上城 たとえば、問い合わせ情報を一元管理できるソフトウェアの導入サポートがあります。これは、クライアント企業の勤怠管理を担当されている部署の方から、ご相談いただいたものです。

その部署では、社内各所から同じような問い合わせが多く寄せられ、回答に時間がかかり、工数がかさんでいることが問題となっていました。

そこで、部署内の工数を削減するため、1万通以上の問い合わせメールを弊社で解析・分類しました。最終的に、問い合わせの内容に合わせて回答のテキストも弊社にて作成し、FAQの一覧を構築するところまで行いました。。

——データ解析からテキストの作成までサポートされているのですね。アドバイスを行うだけでなく、顧客と一緒に幅広い業務サポートに対応されるのには、理由があるのでしょうか。

上城 ノンフィクションのコンサルティングは、“伴走型”であることが特徴です。特定のソフトウェアの導入支援や構築支援に限らず、企業様に応じた課題やお困りごとをヒアリング、分析したうえで、一緒に解決方法を見つけていきます。そのため、お困りごとの内容によって、弊社のサポートも変わってくるのです。

例えば、「ハンズオン支援サービス」というサービスがあります。これは、事業承継や事業再生におけるさまざまな経営課題に対し、アドバイスするだけでなく、現状把握から企画、立案、実装までを、伴走しながら一緒にサポートする企業支援サービスです。

サービスご提供のステップ

この場合、お客様のオフィスに常駐したり、月に何度も打ち合わせを行ったりしながら、課題をヒアリングしつつ、「どこに、どういった仕組みを入れていけばいいのか」「ここが足りていないから、こんな仕組みをを作る必要があるね」など、お客様とともに伴走する形で、全般的な企業の課題解決を図っています。

——大筋のステップは同じでも、企業様によって提供する内容が変わってきそうですね。

上城 その通りです。ノンフィクションの支援は、ご依頼いただいた企業様の各部署に詳細なヒアリングを行い、どのような業務があり、どのような手法で実施しているか、すべての業務を一覧に落とし込むところから始まります。なぜなら、社内のみなさんは、漠然と課題を感じながらも、どの部分が問題となっているのか把握されていないことがほとんどだからです。

業務一覧表イメージ

業務一覧と言う形で“見える化”することによって、課題が明確になります。その部分を誰が対応しているのか、毎月どれくらい稼働しているのかを洗い出し、その内容にマッチしたシステムを入れたり、マニュアルを作成したりといった業務を行います。

このシステムやマニュアルという部分は、あくまで一例です。課題に対して、何が必要なのかという部分も含めた提案を行っています。

例えば、マニュアルの場合、既存のソフトウェアやサービスを利用するか、紙で作るか、デジタル化するか、PDFに落とし込むかなど、数多くの選択肢があります。その中で、マニュアル作成サービスを利用しようとなった場合、どのようなサービスがこの世の中にあって、どのようなメリット/デメリットがあり、どれくらいのコストがかかるのかといった情報を一覧にして提案します。そのデータを踏まえた上で、「弊社としては御社にはこれをおすすめします」と、お話しするようにしています。

——都度、きめ細やかな情報提供を行っているのですね。

上城 そうですね。情報提供するだけでなく、お客様とお話しする中で、私たちがマニュアル作成を行うこともあれば、マニュアル作りのノウハウをお客様にお伝えして、お客様の方で作っていただくケースもあります。最終的に、私たちがいなくなった後、契約が終了した後でも、お客様の社内だけで運用できるように支援を行っているのです。

システムコンサルと言われる人たちの中には、システムを入れることが目的となっている人多いかも知れません。しかし、弊社にとってシステムを入れることは、DX推進全体の中の一部でしかありません。まず課題が先にあり、その解決に向けて本当に必要なものはなにかを考えます。システムが必要ないケースもあるのです。

また、サポートする際の目標が、社内だけで運用できるようにする、言わば「ひとり立ち」させることなので、何かサービスをご紹介して、その後はベンダーさんにおまかせ……といったことは行いません。導入時の構築やレクチャーについても、きちんと私たちの方でサポートしています。

もし、専門的なシステムが必要な場合などノンフィクションだけでサポートしきれないような課題が出てきたときは、弊社の協力パートナーの力を借りて一緒に取り組みますので、ご安心ください。

——そういった面でも、完全に伴走型となっていることが伝わりました。

上城 「DX推進=ものすごいシステムを導入する」と思われていますが、そうではありません。一人ひとりが困ってることに対して、業務内容をカスタマイズするからこそ、業務が楽になり改善されるのです。弊社では、一人ひとりのお悩みから課題を洗い出し、社内だけで、その後の改善も進んでいけるようにサポートしていきます。

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代表の荒谷のみならず、社員も熱い想いで企業様のサポートを行っているノンフィクション。社内の課題解決として、顧客に寄り添う“情熱系”コンサルティングを、ぜひ選択肢のひとつとしてご検討ください。

企業のDX化に関するご相談やお問い合わせは、こちらから。