ストレージを貸して仮想通貨を貯める(Storj)
わりと前からある、分散型のクラウドストレージStorj。
簡単に言うと、自宅のPCを24時間動かし続け内蔵や外付けのHDDとかの空き容量を、OneDriveやDropboxみたいなクラウドストレージサービスTardigradeを通して他の人に貸すと仮想通貨がもらえる、というやつ。ご紹介します。
1.電気代の足しにでも…
使ってない空の3TBの外付けHDDを自分ちの立ち上げっぱなしにPCにつなぎ、Storjのホストになって放置すること数ヶ月…。
先月は40STORJ(約1,600円相当)、今月は70STORJ(約2,800円相当)ぐらいもろうた。STORJはまんまStorjの仮想通貨名。仮想通貨というかErc20トークンだけど。
動かしっぱのPCと空きHDDでもあれば、ついでに動かしときゃ、まあ電気代の足し程度にはなるのでは。円に変えればだけど。
※Storj3.0以前はこんなもらえなかった。
3.0になってTardigradeも始まってわりとうまく回りだした?
2.登録方法
(1)Webサイトにアクセス
(2)右上の「Become a Host」をクリック
(3)表示される要件を満たしたPCやHDDを用意
※満たしてなくてもいけると思うけど。
うっかり途中でPCが止まってても怒られるわけでもなし
(4)次の内容に従って、プログラムをダウンロードしたり
頑張って自分のホスト用のIdentityを生成
https://documentation.storj.io/dependencies/identity
(5)次の内容に従って、
https://documentation.storj.io/dependencies/port-forwarding
・動的なIPアドレスを使っているPCなら、
No-IPのクライアントをダウンロード・インストールして
IPが変わっても動的に対応付けてくれるドメイン・ホスト名を付与
※1つだけなら1ヶ月ごとにConfirmすればタダで使える
・自分ちのルーターにアクセスして、ポートマッピング設定とかで
28967ポートをフォワードするように設定
・PCのWindows FIrewallとかに28967の通信をOKにするルールを追加
(6)専用のソフトウェアをダウンロードし、
https://documentation.storj.io/setup/gui-windows/storage-node
に従って、設定・インストール。途中、自分が持ってる
Ethereumのアドレスを入力したり、(5)で設定したホスト名を入力
※Windowsなら、Storjのソフトウェアがサービスとして動く
3.おまけ
・StorjはTardigradeというクラウドストレージサービスをやってる。
アマゾンのAWSやGoogleと比べて、約半分のお値段。
FTPクライアントのFileZillaなんかからもアクセスできる。
https://tardigrade.io/connectors/filezilla/
・Storjと近いものとして、
MaidSafe https://maidsafe.net/ CMCランク161
Siacoin https://sia.tech/ CMCランク81
Filecoin https://filecoin.io/ CMCランク2258
がある。ちなみにStorjはCMCランク114(2020.9.27現在)
・PCを動かしときゃ、基本、何もしなくていいのが楽ちん