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鬼滅の刃について友人にインタビューした

今回はインタビューの練習ということで、友人つみきに協力してもらって「鬼滅の刃」について話してもらった。テーマは色々考えた結果、最近テレビで鬼滅の刃無限列車編が始まったばかりということもあって、鬼滅の刃に関するインタビューをすることにした。

ちなみに原作のネタバレもあるので、アニメだけ観ている人は注意!

友人について少し紹介!

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つみき。30代。鬼滅の刃のほかにはアメコミ、フィギュア、プラモが好き。

ざっくりしすぎ感もあるけど、あまり紹介しすぎると個人情報にが出すぎるので割愛しました。ちなみにつみきには奥さんがいて、自分と夫婦の3人のグループLINEがあるくらい夫婦には仲良くしてもらっている。

それでは、早速インタビュー!!

鬼滅の刃に知ったきっかけは?

つみき:元々ジャンプ買ってて新連載だー!って思って読んだのがきっかけ。『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』みたいな和風な絵柄だぞって思ったけど実際に読んでみたらシリアスで。絵柄は最初ジョジョみたいな独特な感じだなあーって思った。ああいう独特な絵柄って世界観も作りやすいだろうから没頭しやすいんだよ。舞台設定も極端に未来か現代かが多かったから、大正って珍しいと思ったんだよね。異世界でもないし。
そういう意味でも珍しいしどうなるのかなって思った漫画でもあったね。

ちなみに好きな登場人物は?

つみき:冨岡義勇だね。元々師匠ポジとか先輩ポジのキャラが好きなんだけど、義勇さんが助けた人(炭治郎)に助けられるシーンがあって、そこが好きなんだよね。

義勇さんって最初に炭治郎と禰豆子を助けたでしょ。あと義勇さんが錆兎に助けられたエピソードもあったじゃん。義勇さんが死にたがってるんじゃないかって、炭治郎が察するというか心配するシーンで、炭治郎の一言で錆兎から言われたことを思い出して、ハッと目が覚めたシーンがあって。それまでは義勇さんが鬼を殺す目的ってハッキリとはしてなかったけど、あそこでやっと理由が明確になって実はアツい奴っていうところも好きなんだよね。

あと結構義勇さんってクールで寡黙な見た目してるんだけど、しのぶさん羽交い絞めにしたりとか実は先に体が動くじゃん。そういったギャップも好きだね。あと義勇さんのキャラデザ自体好きだったの。声も好きで。でもこれ俗っぽいから言いにくいんだよね(笑)

好きなシーンは?

つみき:いくつかあるんだけど、さっき言った炭治郎に「義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?」って言われて義勇さんがハッとするシーン。それと無限城で義勇さんが炭治郎と共闘するシーン(猗窩座戦)あとは不死川実弥と義勇さんが共闘するシーンかな。

あとは善逸と獪岳戦も好きかな。善逸が「おせーんだよ クズ」って言うシーンもかっこよくて好き。

あとは義勇さんが村田ー!って叫ぶシーン。あそこはもう村田の気持ちになった。同期がすごい奴で遠くにいっちゃったけど、自分のことを覚えててくれたことに対する嬉しさがよくわかるし、あの土壇場でパッと名前が出るのは忘れてない証拠かなって思う。

好きなセリフは?

つみき:鱗滝さんが炭治郎に「よく…生きて戻った」っていうセリフかな。そこがシンプルに良かった。ここにきて鱗滝さんだけど(笑)

あと猗窩座戦で義勇さんが吹っ飛ばされるシーンあるじゃん。その後、義勇さんが怒って「俺は頭にきている」って言うセリフも好き。義勇さんの感情がハッキリ出てるシーンだったから、セリフだけじゃなくてそのシーンも好きだね。あとは不死川実弥が弟の玄弥に「大丈夫だ、なんとかしてやる」って言うところから「そこには絶対に俺が鬼なんて来させねぇから」ってセリフまでかな。

確かに柱である不死川実弥は弟の玄弥には鬼殺隊に入らず、所帯に入って幸せに暮らしていてほしかったって吐露するシーンはグッとくるものがあった。

アニメ・原作問わず気になったことはある?

つみき:宇髄天元のバックボーン薄くない?

忍者だから?

つみき:忍者にしてもどうやって忍者の一族抜けたのかが気になるし、鬼殺隊にいる理由もわかんなかった。スカウトされて鬼滅隊に入隊したエピソードは描かれていたけど、忍者の一族を簡単に抜けられるかってことと、忍者から何で鬼滅隊に?っていうのが気になってるかなあ。

アニメと原作それぞれ良いなと思ったところは?

つみき:漫画でいうと剣劇ではあるんだけど、技ごとにエフェクトが違うからわかりやすくて読みやすかった。例えば水の呼吸だったら水のエフェクトが出てくるとか、雷の呼吸なら電気っぽいエフェクト走ってたりとか。バトルシーンが多い漫画でもわかりにくい漫画もあるっちゃあるんだよね。でも鬼滅の刃はそれが上手く描かれていたと思う。
あと好き嫌いわかれるけど状況説明とか説明のセリフが多いのよ。説明がくどいとか、そこまでいちいち言わんでいいやろって思う人もいるけど、自分的にはありがたかった。

アニメのいいところは、わかりやすい例だと善逸の霹靂一閃だね。漫画だと割とあっさりしてるんだけど、アニメだとめっちゃ凄かった!

初回の霹靂一閃は起点となる脚からアングルが登っていって静止、からの居合抜きっていうカメラワークの演出と技の表現の良さ。那田蜘蛛山編では技の後に月を背景に善逸のシルエットが浮かぶ演出の良さ。同じ技なのに魅せ方を変えてきたので印象がだいぶ違った。霹靂一閃は全部アニメオリジナルの演出で、原作とは違ったカッコ良さだった。

原作だとどうしてもぶつ切りになっちゃうシーンがあるけど、アニメだと如何様にもなるなって。炭治郎パパ(炭十郎)のヒノカミ神楽の舞いの表現とかもアニメだとわかりやすくなってたよね。

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那田蜘蛛山で月夜をバックに霹靂一閃・六連を繰り出す善逸は確かにアニメではすごく綺麗でかっこよかった。これぞ動きのあるアニメだからこそ出来る表現!というものをバシバシ感じた。夜戦が多い『Fate』シリーズを作ってきたufotable(アニメ制作会社)だからこそあんなに綺麗な月夜での戦闘シーンを描けるのかな。

インタビューありがとうございました!

仕事でインタビューする機会が結構あるのでいい練習になりました!インタビューって聞いたことをそのまま書けばいいってもんじゃないからかなり大変で、最後上手くまとまるように質問の順番を変えたり、語尾を変えたり、重複している表現は削ったりでカロリー高い作業だと思う。

インタビュー自体はその人の話を色々聞けるから好きなんだけど、答えてくれたことを深堀りできるような問いを即興で考えないといけないし、読む人が面白く読めるように構成も考えないといけない。だからインタビューする側は、インタビューする相手と読む人、どちらのことも考えながら書く必要があると思ってる。どうしてそれを聞こうと思ったの?どうしてそう思ったの?って結構考えなきゃいけないこともあったりする。それに慣れるまで時間が掛かるので、とにかく練習あるのみかなと…。

また友人にインタビューを企画して練習しようと思います!


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