外面が良すぎて恋愛できない女
今回も 独身女の思い をつらつらと。
三十路に差し掛かる人生の中で、私は周りから明るい、話しやすい、愛嬌がある、誰とでも仲良くなると言われてきました。
自分でもコミュニケーション能力は高いと自負しており、
相手がヤバい人じゃない限りは初対面でも会話を続けることが苦ではありません。
そうして他人に合わせて笑顔を作る人生を生きてきた「気ぃ使いぃ」の独身女は、家でしか本当の自分を出せなくなったのです。
言葉通りの気ぃ使いぃは、家では無言になります。お口のチャックは固く、家族から話しかけられても気が乗らない時は唸るような返事しかしません。
そして、一人暮らしを極めた今日では見事に休日は言葉を発しないこともあります。
ヤバいですね。
公私共に良い女の子(外面だけ)だからと縁談の紹介をされることがあるのですが、関係者の縁談となると尚更外面は剥がせません。
こんな女は、合コン(古い…)に行っても持ち前の盛り上げスキルを発揮します。
せっかくの飲みの場だし!と相手が快くなるように女子にも男子にも接待モード、オン。
ありがたく声をかけてくれる異性の方もいますが、他人に見せている自分は外面を被ったナマケモノなのです。
本来の自分は外面とは真反対に近い態度。
こんなんじゃ、外面を見て近づいてきた人に晒せ出せません。
例え交際に発展したとしても永遠と外面の良い女のままなのです。
交際相手にすら外面オンモードになると、もはや自分の時間が確保できない…そこで外面女は恋愛を放棄するのです。
私には無理だ…、降りる…!と自ら白旗を降って逃げます。
もちろん外面良すぎて、恋愛もままならないのでその先の結婚なんて以ての外です。
多分外面良すぎ女は好きな人には嫌われたくないから、やっぱりそうはいっても、外面を少し被りながら交際すると思うんですね。
そうすると結婚なんてしたら…将来家でも外面オンモードでいると思うと心底ぞっとしました。
好きな人に嫌われたくないから、外面オンを維持する→自分が疲れてキツイ→外面外す→本当の自分に幻滅される→恋愛できない
不毛ですね。
結果、外面良すぎ女は恋愛すると心身共にさらに疲れるため恋愛から遠のきました。
この記事を読んでくださった外面良すぎマンの方には、ぜひとも本当の自分を曝け出して対話できる人を見つけてください。
さもないと、ホラー映画か何かみたいに外面が顔から取れなくなってしまいます。
独身女のぼやき、終わり。