子宮筋腫 腹腔鏡手術体験記①〜手術を決意するまで〜
2021年秋
漿膜下筋腫と卵巣嚢腫の腹腔鏡手術を受けました。
※子宮筋腫の摘出が主な目的で、卵巣嚢腫はついでに摘出をお願いしました
私は周りに婦人科系手術を受けた人がおらず
情報が少なくて不安でした。
自分の体験が他の誰かの役に立てば嬉しいので
今回記録に残そうと思います。
医療知識の全くない素人なので、あくまで体験記として参考にしていただけると嬉しいです。
【子宮筋腫発覚の経緯】
2019年12月
健康診断で子宮筋腫の診断。
この時点で自覚症状は一切なし
2020年1月
かかりつけの病院で卵巣嚢腫の定期検診。
ここでも子宮筋腫があると指摘。
卵巣嚢腫と子宮筋腫、どちらも大きさが3センチなので経過観察
2021年1月
かかりつけの病気で定期検診。
卵巣嚢腫3センチ、子宮筋腫5センチ。
5センチの場合は経過観察と診断。
この頃になると何となくトイレが近くなり、下腹がポッコリでていました。笑
でも生理の量が多くなったり、生理痛が酷かったりはなかったです。
2021年8月
かかりつけの病院で定期検診。
卵巣嚢腫3センチ、子宮筋腫7センチ。
ここで初めて手術の話がでて、手術をすることを決意
【なぜ手術を選択したのか】
私の子宮筋腫は漿膜下筋腫という種類で、子宮の外側に出来る子宮筋腫でした。
子宮の内側の筋腫ではないので、月経過多や貧血などの辛い自覚症状はなかったです。
悪性の所見もなかったので、まだ経過観察でもよかったのですが
早めに手術を選択した理由は、大きく2つです。
①将来妊娠を望むため、早めに手術して子宮の環境を整えたかったから
大きな筋腫を抱えたまま妊娠した場合
筋腫に子宮が押されて切迫早産になりやすいリスクがあります。
(先生曰く7センチであればギリギリ大丈夫らしいですが、順調に大きくなっていたのでもっと大きくなると思いました)
また術後半年は妊娠出来ないそうです。
望んだタイミングで妊活にチャレンジ出来ないのは嫌だったので
早めに手術して子宮の環境を整えたいと思いました。
②腹腔鏡手術が良かったから
筋腫が大きくなると腹腔鏡手術ではなく
開腹手術でないと対応出来なくなります。
体に大きな傷が残るのは嫌だったので
腹腔鏡対応の大きさのうちに手術をしようと思いました
【入院までの流れ】
①MRI検査(費用7000円程度)
子宮筋腫の個数や大きさ、悪性の所見を細かく確認するためにMRI検査を受けました。
(悪性かどうかは術後の病理検査で正確な結果がでますが、MRIでも何となく分かるそうです)
もし複数子宮筋腫があった場合、今後再発の可能性が高いそうです。
私の場合、直近で妊活予定はないので
複数パターンの場合は今手術しても、数年後再手術になってしまう可能性があるから今は手術を避けた方がいいと先生から言われていました。
幸い今回は大きな筋腫が一つだけだったので、無事手術を受けられることになり、一安心しました!
②血液検査や歯科検査(費用5000円程度)
あまりよく覚えていないのですが、入院にあたり血液検査や歯科検査を受けました。
私はアレルギーや既往症もなかったので、問題なく終わりました(ざっくりですみません
③入院概要の説明
病院のスタッフの方から、費用や持ち物などの細かい説明を受けました。
ちなみに漿膜下筋腫&卵巣嚢腫の腹腔鏡手術の場合、入院費は4泊5日でした。
女性にとって子宮を手術することは非常に不安が大きく
私も診断を受けた時は涙が止まらなかったです。。
でも私のかかりつけの病院は医師やスタッフの方が皆様本当に丁寧で優しく、
一つ一つ不安を解消し、安心して手術を決心することが出来ました。
入院時の対応や術後の経過も含め、本当にこの病院で手術してよかったと思いました。
入院、手術については別の記事で記載します。
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