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相手。
日常のなんの気ないやりとりが好きかも。
そういう演技ができるようになりたい。
ものっすっごく自然に。
つまりは、日常の一コマって、
ものすごくドラマになるなぁ。奇跡になるなぁってことに気づいたっていうことです。
逆に言えば、日常の一コマによって、ドラマや奇跡は作られてる。
つまりは今、
自分が、みなさんが生きてる毎日が
この現実が、奇跡なんですよ。
ドラマなんです、映画何ですよ。
今日、こんなことがあったんです。
私、台本をコピーしなきゃと思い、バタバタとコンビニに行きました。操作して、よし、お金入れようと思ったら、お金が足りなかったんです、うっわ〜もう、時間ないのにって思いながら、ATMにおろしに行こうとした。
そしたら、つぎにコピーしようと並んでいたおばあちゃんが、これあげるよと、お金をくれたんです、、、!!!!
もちろん、いやいや、ダメですとお断りをしました。
けど、いいからいいからと、
私に100円玉を2枚握らせます。
私は、今少しお借りして、コピー終わった後に、おろしに行ってお返ししようと考えました。
そして、お礼を言って、お金を返そうとしたら、
いいからいいからと、また言ってくれるんです。
うわーーーーーん、もう、おばあちゃーーーーーんと思いました。
なんて、素敵なおばあちゃんなのだ。
おばあちゃんとかおじいちゃんって、何の見返りも求めずに与えてくれるんですよね。
そんなおばあちゃんとの出会いがあって。
本当、感謝しかない、申し訳ないと思いながら帰りました。
だからもし
今日のコピーおばあちゃんの話で言うんだったら、
もし私が本当に貧乏で、でも、オーディションに行かなきゃで、あと30分しかないっていう設定だったなら、
おばあちゃんは、私にとって命の恩人で、ヒーローで、泣きたくなるほど嬉しくてありがたい人なんです。
ね??
そうでしょ?
なんか、それに気づくことができた読み合わせ練習でした。
無駄な1日なんて、ないんですよ。
ボーッと生きてる1日だって、全く持って無駄じゃない。
そういう人生もドラマになるから。
いや〜、役者としていきれば、
無駄な1日なんかないんですね。
素晴らしいな、最高だな。
生きる活力だ、役者って。
それに気づいたからですかね。
私、自分の人生の主役は、自分なんだって思ってたんです。
いや、それはそうだよって思うけど、
ちょっと考え方が変わって。
自分じゃなくて、自分の目の前にいる人が主役だと思ってもいいんじゃないかなって。
私はその人が少しでも幸せな時間を過ごせるよう、生きていくのも、いいんじゃないかなって。
なんか、そう思えるようになったんですよね。
不思議と。
今までは、自分自分だったけど、
これからは、相手相手の意識で。
そうすれば、多分自ずと自分も輝いてくると思うから。
思えば私は、
そうやって活躍する人たちを、
たくさん見てきたよなと思います。