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初心に帰ってみる。
自分にとって、すごく嫌な人、
嫌な人っていうか、
自分が嫌になってしまう人にあった。
これは、別に悪い意味じゃない。
ものすごく私にとっては、必要な人。
急遽、会えることになって、いろんな話をした。
何度も何度も、
あなたはどうして東京に来たの?
何のために来たの?
そう聞かれた。
私はうまく答えられなかった。
私は何のためにここに来て、
何をしたくて今、ここにいるんだろう?
なんか全部わからなくなった。
今日もふと、疲れ切った体でそのことを考えた。
私の中にずっとずっと、変わらない想いがある。それが、ふっと思い浮かんだ。
たくさんの人に夢や感動を届けられる人になりたい。
じゃあ、そのためには何をすれば??
一旦何の枠もなしに考えてみる。
和菓子で人を感動させることもできる。
スポーツで人を感動させることもできる。
車掌さんも夢を届けてくれる。
本によってもできる。
たぶん、どんなことでも、
人と人が繋がりあっていれば、
夢や感動を届けられるんだと思う。
だからおそらくみんな、もう既に
夢や感動を届けられる人なんだと思う。
感じ方、受け止め方は人それぞれだから。
私は何によって夢や感動をたくさんの人に届けられるだろうか?
何によって届けたいのだろうか?
たぶん、何によってもできる。
できるけど、私という人間は、どうしたいのか?
それが1番大切なこと。
初心に帰ってみる。
私は女子高校生の創作ダンスに感動してこの道に進むと決意した。
ハイスクール・ミュージカルを観て、学校への道を歩きながら、私もヴァネッサみたいな仕事をするんだって決意した。
のだめカンタービレの偉業を果たす千秋先輩を見て悔しがるのだめの姿に強く共感した。
朝ドラ『ちゅらさん』が大好きで大好きで仕方なかった。無意識のうちにめちゃめちゃ朝ドラ主人公を意識してた(笑)
恥ずかしいけど、それが私。
私が1番心動かされるのは、
人がたくさんもがき苦しんで、それでも頑張る姿。
ちはやふるの千早だったり、
高校デビューの春菜だったり、
もちろん、生きている人間もそう。
私の周りでもがき苦しんでそれでも頑張って、のびのびと生きている周りの人。
そういうものに強く心打たれて生きてきた。
それが、私。
だから、私もそんな風に生きるんだと思う。
意図せずも、そんな風に生きていくようになってるんだと思う。
だから私はこの表現の世界にいるんだと思う。
1度、高い視線から世界をみると、いろんなことが見えてくる。
私は何がしたかったのか?
私はたくさんの人に夢や感動を届けられる人になりたい
生きている人の一生懸命な姿、魂を、
美しいと思う。
だから自分もそういうものを表現したい。
もがき苦しみながらも、突き進んでいく人の姿を。
だから私は『女優』として生きている。
だから、
もっと表現力を高めるために、稽古に通うし、
その道のプロに会いにいくし、
必死にこの世界に喰らいつく。
別にだから、
東京にこだわる必要は本当はないのかもしれない。
どこにいたって、私は私。
私のなしたいことは、変わらない。
もうブレない。
私の行動はたくさん変動していくだろうけど、
私の軸はもうブレない、ブラさない。
いや、ずっと、自分の軸はあったけど、
それに気がつけていなかっただけなのかも。
みんな、自分の軸は必ず持ってるのだ。
それに気がつけるか、それだけのことなのかも。
今、
純粋に、人に夢や感動を届けるために、
私は私で生きるんだって思える。
私にしかできないことがあって、
それをやるかやらないか、それだけのことなんだって。
さあ、行こう。
狂ってしまえ。