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姫と王子

師匠のセッションに引き続き、翌日は講座。
講義を受けてワークをして、受講生仲間や先輩たちと一緒にご飯を食べながら、顔が筋肉痛になるほど笑ったり。
めちゃくちゃ楽しい。
BLCの仲間たちが大好き!

楽しいけど、内容が濃いしすごく集中するので、やはり疲れも出る。
私は基本的に身体が丈夫なので、いつもは、疲れもまぁそれなりかなって感じだけど、この日の午後の講義あたりから、うっすら頭痛がし始めた。
そのとき聴いていたのは「男性性と女性性」のお話。
自分でも調べたりして興味を持っていたテーマで聴く気満々なのに、なんで~?

帰りの新幹線の中で、それはうっすらじゃなくはっきりしたものに変わった。
ズキズキという痛みに加え、頭の内側から外側に向かって圧力がかかっているような圧迫感。
SNSに承認欲求の充填を頼っている、SNS大好きな私が、FacebookもインスタもTwitterも開く気分にならないくらいだ。
そこで、今まで講座やセッションで習ってきたことを試してみる。

まずは、頭の感覚に改めて意識を向ける……痛いし、しんどい。
(そりゃそうだ)
しかし、しばらくその感覚にとどまり、私はいま頭が痛いって感じてるんだな~、痛いんだね~そうなんだね~、なんて思ってると、不思議と少しだけ落ち着いてくる気がする。
マイナスの感情をないことにしないで光を当てて、存在を認めてあげると消えていく……ってこういうことか。

次に、身体に言葉があったとしたら何て言ってる気がするか、っていうのをやってみる。
私の、ズキズキ痛む頭ちゃんはなんて言っている?
心を静かにして、頭に意識を向ける。
すると浮かんできた言葉は、
①緩みたい。力入れてばっかりいないで~。
②眠りたいよ~。
③まぶしいよ~。
うーん、なるほど…。

どれも、思い当たるフシがある。
①は、私は唇の皮膚を引っ張って剥くのが子どもの頃からの癖で、気づくと血が出るまで剥いてしまうことがある。
その時に、唇に力を入れるのと同時に頭や首にもめちゃくちゃ力を入れているのだ。
やめようと思っててもついついやってしまうの繰り返し。
それを長年やってるのだから、もういい加減緩みたいよ~って、たしかに思うよね。

②の「眠りたい」。
これはもう、そのまま。
睡眠時間が短いのを自分で感じていながら、なかなか改善をしなかった私。

そして③。
これは…真っ暗が怖い+本を読みながら寝落ちるので、電気つけっぱなしで寝ている。
質のいい睡眠が取れてないかなとは思いつつ、ついつい。

3つとも、自分の意識しだいで改善できるよなぁ。
そしてどれも、わかっていながらずっと見過ごしてたやつだ。

ごめんごめん、①はもうしないよ、②と③も、改善実行するよ。
って自分に謝って、約束した。

講義で習ったこと。
男性性は、意思・社会・理性・高みを目指す・個として立つ。前に進む、行動する力。
女性性は、愛・生命・存在・感性・赦し・委ねる・あるがまま・流れるようにすべてを受け入れる力。
壮大だ。

言い換えれば、男性性は自分の中の王子、女性性は姫。
姫の希望を叶えてあげるために、行動するのが王子。
これだと、ちょっと身近に感じる。

私は、行きたいところに行ってみるとかそういう行動はできるけど、外にばかり意識が向いていて、家庭とか自分の内面とか、内側を丁寧に見るのが苦手。
そのへんで、姫はご不満があったのかもしれないな。

インナーチャイルドには「いやだ」を先に出させてあげると、「ほしい」が出てくる。
これも講義で習ったこと。

今回の、身体からの3つの「いやだ」のメッセージ。
小さなことかもしれないけど、これを叶えてあげたら、私の中の姫が喜んで「ほしい」を言ってくれるかな。
何がほしいのか、本当にやりたいことは何なのか、ご機嫌で教えてくれるようになるかな。

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