いつもと違う選択やってみた
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今日はとても寒かった。こういう日は人とのちょっとした会話や交流があると心が温かくなる。コロナ過でStay Homeの時、エレベーターで乗り合わせた人から「おはようございます」と挨拶を交わしただけでもほっとした記憶がある。お互い気持ちよくいられる基本の「あいさつ」、そしてコロナ過で最初に嬉しいと五感で感じた記憶。
昨日は姉からの指摘で「人を無意識にジャッジしたり、人の欠点に目がいってしまう自分の癖」に気づかされた。無意識って怖い。気づいた時には蓄積されているから。でも気づけたから直そうと思った。そして、今日私は2つ心に決めた。①外出して自分が目にする人、目にするものが、たとえ自分の良いとする感覚、価値観と違ってもすべて前向きに肯定しようと心に決めた。②いつもと違う選択をする(こうあるべきの主張がとても強い私は、無意識に自分の価値観、センスに合わない人をばっさりと切り捨てていたから)
出かける前、テレビで谷川俊太郎さんの過去のVTRが流れてて次の言葉が今の自分に深く響いた。「詩を創作するときは、なるべく自分をなくして、今日は5歳の少女の気持ちで創ろう、今日は80のおじいさんの気持ちで創ろうというように向き合ってる。自分の容量を大きくする(いったん自分をなくす)と人が入ってくる」。
外出してすぐローカル循環バスを待つ女性が目に入った。この人が立っていてくれたおかげでバスがこっちに向かってきていることに気づけた。ラッキー。本屋さんでは自分があまり選ばない、よく知らない作家の小説を3冊選ぶ。西加奈子さん、町田そのこさん、宮部みゆきさん。でも本のあらすじは以外と今の自分に合ったテーマだったことに感動。そして本を持って
スターバックスへ行き、クリスマスブレンドのコーヒー3種類の人気投票をを示す黒板を眺めていたら、すぐに店員さんが寄ってきて3種類の説明をしてくれて、私は自分が気になるクリスマスブレンド エスプレッソローストを選択。いつもならティーラテばかりを注文していた私。注文後、店員さんが提供してくれて「コーヒープレスで抽出したコーヒーご注文のお客様にはCoffeePassportと該当コーヒーのシールをお渡ししています」と。コーヒーのテイスティングの仕方、これからその店で味わえる数種類のコーヒーシール、コーヒー生産地や用語が上手くまとまっていて、自分の感想を書き溜めておけるミニノート。「コーヒーの御朱印帳みたい!」と感動!!!
いつもと同じ考え方を少し変えてみたら色んな出会いや感動がありました。
少しずつしか変わっていけないけれど、私に必要な訓練。たのしい実験と捉えると少し楽かな。