「シュタイナー乳幼児教育の先生の道」が私にぴったりだったワケ✨
私は今年43歳になります❣️
人生の先輩は多くいて、たかが43歳。
されど43歳(笑)
それなりに色々ありましたし、これからもあると思いますが、少なくとも私自身にとって、この歩んでいる方向が間違っていないという実感を持てることが最幸だなと感じています。
とっても長くなりますが、
この仕事が最高に最幸だという話を✨
私は幼い頃から父が厳しかったので、
「怒られないように」言動を気をつけて生きてきました。
同じ状況にあっても、反抗していた姉もいるし、私だからそう生きてきたのだと思います。
結果、自分の考え、感情を深いところで分からなくなってしまっていることに気づいたのが大学生の頃。
サインは友人や好きだった先輩などを通してもらっていました。
「のんちゃんは本当はどう思っているの?」
「のんちゃんってむかつくこと言わないよね」
「食べ物とテニスの話しかしないよね」
ショックを受けたり、
そんなことない!と感じても、
具体的に話し込むことはできませんでした。
なかなか自分に向き合うことができませんでした…。
本当に大きかったサインは就職活動です。この問いに答えなければ前に進めませんでした。
私は何をしたいのか?
私はどういう人間なのか?
なぜ、その仕事を選んだのか?
深く考えること、自分の内側と向き合うことから逃げてばかりでしたので、私の人生では大きな山場でした。
そこで出会った(結果入社した)会社。
社長との最終面談。
「過去の話ではなく、やってきたことでもなく、今のあなたの話を10分してください」
中高時代に副部長として五学年をまとめてきた、といった自慢することも×。
今なら、俯瞰して考えられるようになってきたので、社長の問いの意味がよくわかるのですが、
当時の私は、一生懸命話せば話すほど混乱してきて、頭が真っ白になってしまいました。
その時ようやく一言「私は人と人との潤滑油です」というのが出てきて、
ようやく社長が「そこにあなたはいるの?」と次の問いを投げてきました。
「あぁ、終わった…」そしてもちろん試験に落ちたと思いました。
ところが、
社長が「もう一度来るかい?」と言うので
「はい!」と答えると、
「じゃあ潤滑油について考えてきて」ということになりました。
就職活動では、さまざまな会社の社長さんに直接会えることが多いですね。
私にとっては、社長さんがどれだけ出てきて、学生さんたちに話してくれるかがとても大切だと思っていました。
そしてこの最終面談が、かなり私の今の道にグッと方向を変えたと思います。
本当に感謝しています❣️
その会社は中学受験をする小学生のための学習塾でした。
・受験はゴールじゃない、通過点✨
・学校選びは偏差値でなく、何をやっている学校か見るのが大切。
新入社員の頃から会社を辞めるまでのたった3年半でしたが、本当に貴重な学びと実践の日々でした。
社員同士、保護者の方とのコミュニケーションを高める研修、自分と向き合う研修、たっっくさん受けました。
だからこそ、私の本当にやりたいことに気づくことができ、温かく迎え入れてくださった会社を辞めて、乳幼児教育の道に行くことにしました❣️
この乳幼児教育の先生の道というのは、
のんびり、ほんわかなピンク色の雰囲気に見えて、実はものすごい修行の道です(笑)
しかし、重度の冷えのような私の「考えないくせ」に対して、ものすごい効果を発揮してくれます❣️
乳幼児教育の先生としてやること
①幼い子どもたちの健やかな体づくりを支える大人として、自分も心身ともに健やかでいること【自己教育】
②幼い子どもたちの真似をされてもいいように、見えている部分だけでなく見えない部分(心の状態、思考など)も手本となれるあり方を目指す【自己教育】
③子どもを中央に、教師と保護者の皆さん、そしてその子どもの周りの大人と理解し合い、温かな環境を作ること【自己教育】
④目の前の子どもを判断せず、よーく観察すること(こどもを理解する、自分が「見たい」ように見ない)【自己教育】
シュタイナー教育は、自己教育なんです❣️😭
こどもたちに何かを与えるという見方ではなく、
子どもたちがこの世界で果たそうとしている使命のために「私がどう言動するか?どう存在するか?」なんです。
修行の道でしょう⁉️笑
しかしこれが私にはとっても良かった。
私の成長が
こどもたちのため、保護者のため、ひいては世界のために響いていく。
モチベーションが高まります。
なんと言っても人相手は、一人一人が違っているので、飽きることもありません。
常に課題が降り注ぎます。
成長したら、その先で「成長した私」だから降り注ぐ課題が現れる。
人生ぼーっと、人に合わせて「怒られないように」生きる生き方から、
私が私らしく成長していくことが、こどもたちのため、周りの皆さんにも直結している喜びに満ちた生き方に変えてくれたこの仕事を、
愛してます❣️
何より、心から愛を注いでくれる乳幼児期の子どもたちと日々関われるのは、至上の喜びです✨