全ての「お母さん」へ✨ありがとう
最近、2匹の猫を飼い始めました。
保護猫を譲り受けた形です。
それまで
生き物と共に暮らしたことのなかった私が、
これほど溺愛することになろうとは思いませんでした✨
友人宅の横にある
大きな納屋で生まれた子猫でした。
友人がその家に住む前から、
どうやら野良猫さんたちの産屋になっていたらしい。
次々と生まれる子猫たち。
記憶にないくらい前から、
子猫の動画や画像を見てはニンマリしていたとはいえ、
実際飼うというのは別の話。
「いつでも見に来てくださいね✨」と友人。
見に行ったら飼いたくなるのは分かっていたので、
見に行く前にいろいろと考えました。
「飼うってことになったら、みんなどう言うかな?」
「トイレは?エサ入れは?遊ぶおもちゃは?」
「猫ってどうやってお世話したらいいの?」
「夫はどう言うかな?」
全部私の不安からくる問い。
そこからスタートすると、答えはなかなか見つかりません。
しばらくして、
「子猫たちの顔を見て、飼いたいと直感が来たら飼おう!」と思いました。
この時点で、もう私の答えは決まっていたのです笑
共に暮らすパートナーである夫には、
私の中にある気持ちを伝えました。
「薫子さんが決めていいよ」と夫。
そして友人宅へ行き、おそるおそる子猫たちを1匹ずつ抱っこしました。
はぁ〜、かわいい…
あったかい…
涙が出そうになりつつ、自然と笑みがこぼれました✨
小さな子猫を抱っこした時、
生命の尊さを、ずっしりと感じる瞬間でした。
おかげさまで、
2匹(メス)を「福fuku」と「幸sachi」と名付けて、
呼ぶたびに私が幸せにしてもらっています✨😊
残念ながら、私は「お母さん」になれていません。
幼稚園の教師として、
目の前の子どもたちをどう応援していけばいいのか、
出会ったお母さんやお父さんたちと話し合い、理想を語ります。
「お母さんになったことがないのに!」
という私の内側からわいてくる不安は、
今生では理想を語る役割として、
自分の中で折り合いをつけてはいます。
でも、
足元にも及ばないけれど、
幸福ちゃんのおかげで、
ほんの少し「お母さん」を疑似体験しています。
「かわいいだけじゃ一緒に暮らせない」と感じる気持ち。
毎日のご飯やおトイレ掃除の大変さ。
2匹の取っ組み合いを見つめる気持ち。
どの瞬間も見逃したくない!という愛。
存在自体に癒される気持ち。
見た目のかわいさがある子猫時代だけでなく、
大きくなってからのどの瞬間も愛おしい。
何かしてくれるから好きなんじゃない。
頭でわかっていたはずのことですが、
幸福ちゃんからもらえる感情によって、
ホントに実感しています。
世界中の「お母さん」を引き受けてくださっている人、動物、植物に、
尊敬と感謝とがあふれてきます❣️
人間は、動物よりも もっともっと複雑です。
分からないことだらけ。
でも、だからこそ
面白い✨理解したい✨飽きない✨
喜怒哀楽を大きく感じる相手は、
それだけ自分にとって想いや愛が深いから。
それは、手をかけ、心を込めて関わっているからこそ、より一層深まるのだと思います。
新年にあたり、
さまざまな困難がある中で、
改めて湧き上がった気持ちを書きました✨
全ての「お母さん」に✨
今の私があるのは、あなたのおかげです✨
私が私の使命を果たすために生んでくれて本当にありがとうございます✨
あなたのその生みの痛みを決して忘れません。
そして、
大切な我が子を私にお預けくださっているご家族、
過去にお預けくださったご家族、
これから出会う全てのご家族に、
心からの感謝を✨
全ての子どもたちが、
この世界に生まれて良かった❣️と感じられるように、
私にできることを今年もやっていきます✨