サラリーマンのベストな資産運用 第2回 メンタルについて
前回に、イデコやニーサの減税制度を利用して、全世界株式インデックス ファンドに長期積立投資をオススメしました。
今回は、投資をするにあたってのメンタル面についてお話しします。
全世界株式インデックス ファンドに長期積立投資は、メンタルにおいても、比較的やさしいと言う事です。
どういう事かと言うと・・
あなたは、個別株を購入した事は、あるでしょうか?
取引をした事がある方なら分かると思いますが、平日9時から15時まで取引が行われるわれ、1分ごとに値動きがあり、20万ぐらいの株でも数万もの値が動く事があります。
株価が上昇している時は良いですが、株価が暴落してた場合。仕事をしていたら、株価が気になって仕事に集中出来なくなります。
株式はまだ良い方で、FX(為替取引)や仮想通貨などは、24時間365日ほぼ休みなく取引されています。下手をしたら、値動きが気になって、夜も寝れないなんて事も・・。
ここは重要な事ですが
投資をする事で、仕事や家族との生活を犠牲にしてはいけないという事です。
その点、投資信託の場合、値動きは、1日一回なので、それほど気になりません。とはいえ、投資信託でも損失が出ているとメンタル的にキツイのは確かです。
そこで大きな意味を持ってくるのが、毎月の積立投資であることです。
積立投資は、不況に強い投資法です。不景気で値が落ちている時に、毎月、安く買い集める事が出来るので、景気が好転した時に大きな利益を得る事が出来ます。
世界経済は、成長を続ける事を前提にすれば、景気は必ず好転します。
良い投資信託を毎月の積立設定で購入したら、後は、年に数回確認するぐらいで、ほったらかしでOKです。気長に待ちましょう。
一つ問題になるのが、投資信託を売却する時に景気が悪い場合です。この場合は、売却時期を数年遅らせると良いでしょう。
先日、アメリカのシリコンバレー銀行が利上げによる資金繰りの悪化で経営破綻しました。海外にも多数支店があるようで、世界的に影響が波及しそうです。
でも大丈夫です。ピンチをチャンスと捉えて気長に積立投資をしましょう。
長い目で見れば、世界経済は、ゆっくり上昇して行く筈です。