センセーション・カラーセラピーとは?
2022年5月に色彩研究所 カラーシステムズよりセンセーション・カラーセラピーの修了証を頂きました。
かれこれ2年過ぎているのに
なかなか周囲の方へご提供できていない理由は
夢中で学びを続けてきましたが、センセーション・カラーセラピーが
他のセラピーとどう違うのかを私自身、きちんと説明しきれなかったからです。
そこで、カラーセラピーといえば色々なものがあり「やったことある!」という方も多いと思うので、しっかりと私が学んだセンセーション・カラーセラピーとは?を自分なりにまとめてみました。
良かったらセッションを受ける前にお読みいただけると嬉しいです。
センセーション・カラーセラピーは1995年カナダ・バンクーバーにてステファニー・ファレルさんというヒーラーで、あらゆるナチュラルセラピーの研究者であり実践者が開発したものだそうです。
カラーの持つ効果と同じ効果のアロマ成分を1つにまとめたカラーボトル10本を使ってカラーとアロマの波動の相乗効果をヒーリングとして活用するのが目的です。
まずセンセーション・カラーセラピー
の説明の前に
『カラーテスト』と『カラーセラピー』の違いを知って私は理解が深まったので先に記させてください。
『カラーテスト』は色彩生理学です。
こちらは世界共通の人間の科学として色への意味や感情をお届けするもので例えばレッドは「刺激」、ブルーは「鎮静」のように主にビジネスなどに活用されるものとなります。
これを知ることでしっかりと色を使って商戦をたてたりするのはどこかで聞いたことがあると思います。オリンピック会場では色彩生理学が大いに活用されていると思います。どの国の人でもすぐピンとくるような色の採用ですね。
では『カラーセラピー』とは、なんでしょう?
こちらは色彩心理学であり色の持つ意味性、色から連想するシンボル(象徴)、色の共感覚、感情効果が重要になっています。
そして目的は「色の効果を積極的に活用して心と体の健康に役立てること」です。カラーセラピーは個人向けに活用できるものと言えるでしょう。
一つのボトルに2層のオーラソーマ、カラーミラーなど種類も色々あります。
色のシンボルについてはカラーテストで使う世界共通言語以外に宗教的にも文化的にも地域的にも様々な思考があります。これに関しては神智学を学ぶことでシンボルの知識はかなり広がり、日本で言えば仏教から世界ではキリスト教、イスラム教等たくさんのシンボルがありますし地域によってイメージするものも違うので沢山のデータを用いることを想像できると思います。
このようにカラーシンボルを使ってセッションを受けた方が選んだ色からその方が感動できるような物語を創造し、未来がよりよい方への道しるべとして言語化してお届けする。
世界共通言語を活用するカラーテストと比較すればカラーセラピストによって診断の内容、つまりお届けする物語の内容は異なっても良いとされています。セラピストは文学者のようなセンスが必要となるでしょう。
独自性や多様性を活かして沢山のセラピストが活躍されているので「カラーセラピーやったことあります!」という人が増えているのもわかりますね。
というわけで『カラーセラピー』が幅広く色々なものがあることやカラーテストとは違うこと少しご理解いただけたでしょうか?
さぁここから本題へ入っていきます。
1980年から1990年代には様々なカラーセラピーが作られましたが、それに触発されて単色のカラーボトル10本だけ用いる「センセーション・カラーセラピー」が誕生しました。
カラーボトルを使い診断し、カラーボトルでカラーヒーリングをすることを「カラーセラピーシステム」と言って、センセーション・カラーセラピーはカラーセラピーシステムの1つです。
ではカラーボトルで何をどうやって診断するのか。
まず、センセーション・カラーセラピーではカラーボトルにチャクラ思想をリンクさせて診断をするのが特徴の1つです。
ここで聞きなれない『チャクラ』とは?となるでしょう。
身体のことに詳しい方はご存じかと思いますが・・・
調べてみると簡単に言うと「エネルギーが出入りしている場所」で、東洋医学でいう気の通り道のことだそうです。
身体のツボとはちょっと違うけれど考え方としては近い感覚でしょうか。
心身の働きを司るエネルギーの出入り口というイメージで目で見たり手で触ったりできるような物体ではなく、肉体と精神をつなぐ気の通り道が体の中にいくつかあり、それを色とリンクさせて診断します。各エネルギーの入り口から、気がぐるぐる回ってバランスを保つと良いとされています。
この辺は私も知識が浅かったので理解しにくかったのですが、センセーション・カラーセラピーを通して体感し理解できるところが醍醐味であり、不思議と選んだ色から体との関係性をみていくことが出来る面白い感覚だと思います。
そして色の意味であるシンボルを神話的・宗教的としてだけではなく、精神分析的・パーソナリティ的にその人の時系列に沿って家族、友人との関係に対してフロイトの精神分析学の考え方を簡略化、シンボル化した知識から分析していくことを診断としています。
セッションではセラピストによる様々な問いによりカラーボトルを選んだ方からの思いを受け様々な対話から、その方の性格形成、社会に対する反応の仕方、どんな生き方、自分が自分であること、自分の使命や役割について気づきを得ることができるでしょう。
そしてそれが未来に繋がる閃きとして、お役に立てるようお届けすることが理想です。
ただしシンボルについては日本以外の伝説や神話、歴史、宗教に精通しないとならないのでとっても学び深くないと難しく、まさに経験がものをいうと思います。
なので私はまだ経験値も浅く神智学に詳しい方が聞けば物足りないこともあるかもしれません
それでも人間は一人一人違って感じる事や経験の差でイメージすることは様々。
私という人間を信頼し、今の私の思うオリジナルのセッションをという方には心から心身を癒し未来の道しるべになるような対話を届けたい。そして一人一人への物語をお届けし笑顔が増えることも私の一つの夢です。
図書館活動をしていく中でビジョントレーニングのことや絵本のこと以外に、
いつか、このサービスもリクエストされる日が沢山くるように日々学びを深めたいと思っています。
そういえば『センセーション』を日本語にすると『五感、感覚』です。2023年に取得したビジョントレーニングのトレーナーの資格の学びは視覚にアプローチして体や心を整えるでした。
振り返れば体の外側から内側から学び続けたコロナ禍でした。
おかげで沢山の素敵な出会いがあり、そこからまた新しい私が生まれました。
長くなりましたが
センセーション・カラーセラピーの特色は
ご自身が好きな色ではなく、その時の気持ち、視覚的に入った『今』気になる色を6本選んでいただき、その選んだ色から対話通してセラピストがチャクラ思想や精神分析的・パーソナリティ的シンボルも踏まえた診断をし、ヒーリング効果を与えるカラーセラピーシステムとなります。
いかがだったでしょうか?
カタカナの単語が多いとわかりにくいと思いますが、何かあればいつでもご質問お待ちしています。
共に学びを深めるためにも疑問があればいつでも質問頂けると嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
セッションご希望の方はコメントやメッセージお待ちしています。