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「こぶたのまーち」
2024年2月1日より
丘の上のミニミニ図書館(OMT)にある本の紹介をこちらで平日の朝に1冊投稿することになりました。
今日で213冊目です。
OMTの詳細はこちらのマガジンからどうぞ。
というわけで本日の本はこちら
「こぶたのまーち」
福音館書店1969年6月1日発行
むらやま けいこ 作
ほりうち せいいち 絵
月刊予約絵本 普及版「こどものとも」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856043/picture_pc_1dfde4d2f9407f09cf061e225888a025.jpg?width=1200)
初版発行は6月ですが1976年に第二刷として11月に発行されています
1976年11月は館長が3歳10ヶ月
裏表紙には母がひらがなで
館長の名前を記入してくれています
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856170/picture_pc_6671da818c67aafa972b66e127ca9534.jpg?width=1200)
母の文字を見て子育てまっさかりの
若い時の母が書いてくれたんだなぁと
思いながら・・・
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856211/picture_pc_5e9684de6749f22969566b632c72a6e8.jpg?width=1200)
実はコレもよーく憶えているんです
こぶたのるーはラッパの稽古が苦手です
ラッパのじょうずなお父さんは
「もっと いっしょうけんめいふくんだよ」と
るーに言います
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856232/picture_pc_215063f6d363d628dddda849a7861884.jpg?width=1200)
るーのラッパの音も
お父さんのラッパの音も文字で
表現されているんですが
それを読む母の声を聴けば
るーのラッパの音は自信なさげで
へたくそ?なのかと小さな子でも思うでしょう
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856266/picture_pc_6fb0034b33756e9a2ddd7199a7e058dc.jpg?width=1200)
でも館長は51歳になって
この絵本がどうしてこんなに記憶にあるのか?
やっと気づいたことがあります
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856298/picture_pc_d216094653909ca0fd3b52f752dcb493.jpg?width=1200)
決して
るーのお父さんは
るーのラッパを「へたくそ」だなんて言っていないのに勝手に小さな頃の館長は
へたくそだと思っていたし
そんな子は親から嫌われるかもとさえ
感じてたかも
だけどね
るーは最後に立派に沢山の人前で演奏します
そして大きな拍手をもらうんです
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159856432/picture_pc_b77f48dd45bba2c008820327b35b99f3.jpg?width=1200)
え、まってなにこれ
45年以上たった今
初めてなんでこんなに
この絵本を覚えているのか?
この絵本の中にある
あったかいものを
3歳の館長も
51歳の館長も
感じている
あの時よりも深くあたたかな
いえ、あの時と同じように
深くあたたかな
不思議な気持ちになりました
なんだか涙がでちゃいそうな思い出の絵本です
読んでみたいな!と思う方は是非
公式LINEへ😊
貸出中かチェックしておきます。
では、また明日
最後までお読みくださりありがとうございました。