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「こぶたのまーち」

2024年2月1日より
丘の上のミニミニ図書館(OMT)にある本の紹介をこちらで平日の朝に1冊投稿することになりました。
今日で213冊目です。

OMTの詳細はこちらのマガジンからどうぞ。

というわけで本日の本はこちら
「こぶたのまーち」

福音館書店1969年6月1日発行
むらやま けいこ 作
ほりうち せいいち 絵
月刊予約絵本 普及版「こどものとも」

初版発行は6月ですが1976年に第二刷として11月に発行されています

1976年11月は館長が3歳10ヶ月
裏表紙には母がひらがなで
館長の名前を記入してくれています

母の文字を見て子育てまっさかりの
若い時の母が書いてくれたんだなぁと
思いながら・・・

実はコレもよーく憶えているんです
こぶたのるーはラッパの稽古が苦手です

ラッパのじょうずなお父さんは
「もっと いっしょうけんめいふくんだよ」と
るーに言います

るーのラッパの音も
お父さんのラッパの音も文字で
表現されているんですが

それを読む母の声を聴けば
るーのラッパの音は自信なさげで
へたくそ?なのかと小さな子でも思うでしょう

でも館長は51歳になって
この絵本がどうしてこんなに記憶にあるのか?
やっと気づいたことがあります

決して
るーのお父さんは
るーのラッパを「へたくそ」だなんて言っていないのに勝手に小さな頃の館長は
へたくそだと思っていたし
そんな子は親から嫌われるかもとさえ
感じてたかも

だけどね
るーは最後に立派に沢山の人前で演奏します
そして大きな拍手をもらうんです

え、まってなにこれ
45年以上たった今
初めてなんでこんなに
この絵本を覚えているのか?

この絵本の中にある
あったかいものを
3歳の館長も
51歳の館長も
感じている

あの時よりも深くあたたかな
いえ、あの時と同じように
深くあたたかな
不思議な気持ちになりました

なんだか涙がでちゃいそうな思い出の絵本です


読んでみたいな!と思う方は是非
公式LINEへ😊
貸出中かチェックしておきます。


では、また明日
最後までお読みくださりありがとうございました。


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