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お疲れですか?の一言でホッとした話。
9月になりました。
北海道の友だちでさえも「暑すぎる!」
そんな日本の夏がほんの少し秋にむかうんだぞ!って気持ちになれたスーパームーンだったように感じます。
館長の夏は家族のことや子どもの未来を考えすぎたつもりはないのですが
どうやら疲れていたようです。
先週、調子が悪くて医者に行きました。
調剤薬局で処方箋を出して待っていると
薬剤師さんが「お疲れですか?」と話しかけてくれました。
周りには他の利用者さんもいなかったからかな?
「自分では自覚無いんですけどね」と苦笑いすると
「良かったらコレ飲んでみて」と紹介してくれたお薬。
滋養強壮剤(第三医薬品)でした。
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私のお薬手帳を見て漢方服用していること、私の年齢等も考えての一言だったのかと思います。
人に勧められて薬って飲んでいいのか?いや、でも薬剤師さんだもんな。
きっとこの薬売りたいのかな。
そんなことを思いながら騙されたと思って飲んでみた「エナックW」
いやぁこれがまた私には凄く効きまして!
えぇ滋養強壮剤ってこんなに効くんだ知らなかったと驚き友だちに言うと
「これまで飲んだことなかったの?」とか
「なにそれ教えて!」とか
「私はコレがきくの」などまぁ盛り上がる!これぞ50代なのか。
あの薬剤師さんにお礼言いに行きたいなと思ったほどです。
4日後、医者の抗生剤を飲み再診して検査結果は良好。
でも先生が検査結果とは感受性のない抗生剤だったんですが結果は良いので大丈夫でしょう。
ん?感受性のないけど治るのか?
「感受性のない抗生剤」という言葉にひっかかっていた私は調剤薬局の前をお礼を言わずに通り過ぎて帰宅してしまいました。
が!しかし。
その2日後またも同じ症状が出たんです。
その時に医者が言った「感受性のない抗生剤」というフレーズが蘇り
まだダメかも~と弱気になります。
そしてもう一度お医者さんへ。
すると先生は問題ないみたいだけれど、もしかして抗生剤のこと気になりましたか?って。
というわけで今度はしっかりと感受性のある薬をもらうことに。
でも、いたって体は元気になってきた私。病は気から!だなぁと考えながら再びあの調剤薬局へ。
あ、あの薬剤師さんがいるぞ。
でも他の利用者さんの対応しているな、私には気づかないか。
と心の中でつぶやきながら処方箋を出してイスに腰かけていたら
「どうでしたか?飲んでますか?」とあの薬剤師さんが向こうから声をかけてくれた。
私は嬉しくなって
「はい、実はお礼を言いにこれたなって思っていたんです」と話し出すと
「それは良かった今朝は飲みましたか?」
「いえ、夜だけ飲んでます。あまりに効くしもったいないからここぞって時にとってあるの」と言うと
「じゃぁここで朝の分をどうぞ」と言ってまたもやお試し分を差し出す薬剤師さん。
「夏の疲れは秋に出るから毎日飲んでおくといいよ、悪くなる前にね」
そんな風に言ってくれる調剤薬局さんってあるかなぁ。
お礼が言えてよかったなぁなど色々帰り道考えました。
痛みの再発がなければお礼言えなかったな。
起きたことは全て必然ってよくいうけど、本当に本当に全部必然だよなぁってことを書きたくてここまで書いてしまいました。
相手の状態をみてプロとしての声掛けができる薬剤師さんが
丘の上のミニミニ図書館のある街にはいますよ。
最後までお付き合いありがとうございました。