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調べればわかることを何でわざわざテストにするんですか?ともし生徒に聞かれたら

これは娘が通う明蓬館高等学校(SNEC)のnote投稿からの抜粋なんですが。確かに、なんでも世の中ネット検索すればわかることをなぜ試験問題にするのか?

それに対して「覚えておいた方が良い理由」「どんな意味があるのか?」をきちんと考えている学校の先生はどのくらいいるのでしょうか?そんな素朴な疑問にも対応できる意識を持っている先生がSNECにはいます。

さて、高校卒業資格を取る事は、実は高校3年間毎日ちゃんと通うと相当余裕があるってことをご存知ですか?確かに娘の同級生も一年間で取り組む単位は1学期で終わらせて残りはマイプロに取り組むぞ!なんて子もいるとか。年間で学ぶ内容を生徒が見通しを立てて進められるので余った時間を自分が学びたいことへ費やせるわけです。

マイプロってなに?と思いますよね。各教科について主体的に学ぶレポート作成のようなもので、その中でも自信作を年度末の「マイプロ発表会」でプレゼンするんですよ。これがまた面白い!いずれSNECのnoteで投稿されるかな?

明蓬館高等学校の日野校長先生は、我が校に入学したら、まずは友だちを一人でも作ってほしい。とおっしゃっています。でも、これまでの学校生活での嫌な経験や不登校していた子。うちの娘のように学びにくさに困ったり、同級生とはどうしても友だちになれない子が(他にも色々な子がいるでしょうが)正直ちょっと不器用な子達が、いわゆる青春をくりひろげられるのかなって私は思っていました。

心がふさいでいたり、臆病な子たちが集まって友だち関係が築けるの?難しいでしょう。と思っていました。しかしそんな私のやや上から目線、固定観念を打破する姿が今あります。

おそらくそれはSNECで、それぞれが主体的に学ぶ時間の他に、生徒と親が自己肯定感を向上できるサポートがあり、人生を豊かにするために社会との繋がりを構築するキッカケをマイプロにより習得していく過程で青春は繰り広げられているのです。

子ども達は自分軸をしっかりと持つことをマスターし、同時に自分ファーストを仲間みんながしていく中で互いを知る事ができるんです。

これまでは自己表現をしてこれず学校でやらなきゃいけないことを必死に親子で取り組んで疲労困憊してきたことと思います。

それが、あなたが選ぶあなたの学びをパフォーマンスしてください。とアプローチされて子ども達は心身ともにほぐれるんですね。その時間の中で心に余裕もできて周りにも目がいくようになります。

趣味が違う相手にも興味をもつようになり、互いの意思を尊重して人間関係を築いていける。そんな姿を私は娘を通して見守らせて頂いています。

娘がスライムが好きで、触るのも作るのも!とことんやります。そんなことは中学校のときまでは家族にしか言えないと頑なに隠していました。今、学校での娘のニックネームは「スラガ」スライムガールの略だそうです。

ニックネームをつけてもらった娘も誇らしげ。もちろんマイプロ発表会ではスライムについて見事にプレゼンしていましたよ。

日野校長先生は知ってるんですね。子ども達を主体的に学ばせれば必ず気の合う仲間はできることを。そしてみんなと違ってもいいこともちゃんと教えてくれる。

先日、日野校長による保護者向け研修「親コーチングスキル研修」が行われました。夏には福岡の本校でスクーリング(3泊4日みんな行けるのか?)があります。それに向けての保護者会もオンライン、資料もデータでLINEでやりとりされます。コーチングも学べて、学校の連絡方法はLINE。時代にマッチングしてると思いませんか?

SNECのことを語ると他にも色々あるんですが、今日はこのへんで。

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