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月に一度対面で集まる意味

私の住む土地の町内会は約1000世帯ある。
1000って・・・大きいです。

町内会の集まりは月1。
各班の班長が出席して回覧物が配布され
活動報告や今後の予定等のお知らせがある。

今年度の下期の班長を任され
強く思うのは対面でせっかく集まったのだから・・・
という思い。

コロナ禍で学校の連絡や
様々なコミュニティでの
連絡方法はラインやメールになった。
学びもミーティングもZOOMになった。

デジタルツールを使えという話ではなくて
集まって顔を合わせている時に
した方がいいことをちゃんとしたかった。
つまり集まってやらなくても・・と思う時間なのだ。

何のために集まっていて
何のために配布、回覧なのか?

平日の19時半に月1で集まるのだって
もし、小さい子がいるワンオペのお母さんなら
その時間に子どもを置いて参加するのはちょっと・・・・
とか想像しないのか?

いろーんなことが
これまで押し通されて継続されていて
その裏で様々なご苦労があることは見過ごして

その都度、町内会の人の声を拾えているのか?
毎回同じ人が町内会長をやっていることに疑問はないのか?
若い世代が運営にほぼ入っていない
なんなら高齢化もいいところの役員が
どうやって引き継ごうとしているのか?

PTAよりずさんな体制かもしれない。

せめて月1で集まるなら今のニーズに
合わせる運営にするにはどうしたらいいかを
話し合う時間に
あてたほうがいいんじゃないのかな。
そればっかりはラインじゃ無理でしょう?

と毎回思ってしまうのだ。

私は年末の定例会で
何か質問ありますか?に勇気を出して挙手をした。

現会長に
今年度で2年任期が終わるとのことですが
私の知る限り長らく会長業務をされていますよね?
ちなみに何年会長業務をされてきたのですか?
そして次期もやろうと思われていますか?
と質問した。

なんと。
14年だそうだ。

そしてご本人も年齢的に体力が以前のようには
もたないので・・・とおっしゃていた。

ということは、
ついに会長交代の時がきたと思った。
しかし、これだけの大きな町内会の
会長業務を簡単に引き継げるものなのか?
14年同じ人が
繰り返してくれたこと、、

はーい!じゃあ次会長やります!なんて人いないよね・・・

年明けの報告では
現会長が次期会長に立候補その他に
立候補者は無し。耳を疑った。

ええええええええええええええええ!
でもさ、でもさ、でもさ
そんなに長くお任せしていいの?
だって会長もう耳もちょっと遠いよ・・
誰もシャウトして驚かない定例会に
私だけが驚愕していたと思われる。

明日、死んじゃったらどうするんだろう・・・・
そう思うのは私だけなのだろうか。
(会長ごめんね、もしもの場合)

いや、会長はもしかしたら
体力的にも無理がとおっしゃていたものの
案外、継続したいのか?

そこまでは私にはもう想像できぬ世界であった。

私はPTAや子供会でも
革命を起こしてきた。
誰がやってもできる内容をマニュアルに残し
今もあのマニュアル利用されているよ、という
声をもらった時はうれしかった。

でも。
さすがに町内会だけは歴史を変えるのに
時間がかかりそうだ。

49歳の私ですら
おたくどなた?と
何も知らない小娘扱いなんだから・・・・

もうさぁ政治もそうだけど。
70代以降の方は引退してサポート業務に徹したらいいのに

と強く思った2月1日。
10年後の町内会はどうなっているのかなぁ。

そんな風に感じるのはピュアな心
ピュアだなぁ!と
一緒に定例会に出席していたお隣さんに
言われたことだけが
胸にしみて温かな気持ちになれた。

ピュアなの?これ?
みんな、なんで不安や疑問もたないの?
まぁいいか。

ではまた。




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