一夫一妻制について【夫婦のこと】
とある番組にとある脳科学者が出演していた。脳科学の観点から不倫について論じている。結論としては人間が不倫するのは当たり前だそうです。理由を聞かれても困ると。目が二つあるのは何故ですかと同様にそういう動物だとしか答えられないとのこと。ちなみに哺乳類で一夫一妻制の性質をもつ動物は全体の3%程度に過ぎないとも言っていました。
「人間以外で一夫一妻制の動物って何ですか?」
と、すかさず司会者。
「人間は一夫一妻ではありませんよ。」
と、返す刀で脳科学者。
多夫多妻の民族もいれば再婚が出来るという時点で、人間は本質的に一夫一妻制の動物ではないとのことです。そんな稀有な動物として例えで挙げていたのがプレーリーハタネズミ。一度つがいになるとその他の個体には目もくれず、想いの個体とだけ添い遂げようとするらしい。美しくとれば一途ですが、ひねくれてとればストーカーはた迷惑だとも思ってしまう。
私は人間が目移りする動物でよかったと思います。性質ではなく制度として一夫一妻制をとっている私たち。本能ではなく理性で一途を貫いてこそ人間らしく添い遂げたと言えるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。