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文字にすべての五感を落とし込む

 文章を書くことの難しさはっきり分かった。

話すこととは全く違うんだね。

周りの空気感、自分の中に湧きおこる感情、相手の表情の動き、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚、すべての五感を文字というひとつのものに落とし込む必要がある。

こんなに難しいものだったとは。

でもすべてのものを文字に落とし込んでいくからこそ自分のなかの新たな感情に気付けるんだなぁと思った。

いつも5つもの方面(五感)またはそれ以上から情報を得てる。
情報過多で脳がキャパオーバーになるのも、ひとつの感覚に心を傾けられないのも当たり前のことだった。

そして文章はそのぐちゃぐちゃに絡み合った情報を数珠つなぎにできる。
一本の道をたどっていくみたいに。

なるほどなるほど。

文章だとじっくり考えられるからいいなぁとなんなく思っていたけれど、でもラジオで気持ちを話すのと何が違うのかはよくわかっていなかったから

文章の良さ、あらゆる感覚を文字という一つのものに落とし込めるということを知れてよかった。

参考文献:20歳の自分に受けさせたい文章講義 
                    古賀 史健



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