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365日写ルンです

お久しぶりです。コンです。
実に3年ぶりの投稿です。すっかり忘れていました、って訳でもないんですが放置してましたね。
はい。

人生イロイロあるもので神奈川から大阪に引っ越してなんと明日には埼玉に引っ越すらしいです、この人。
いやぁ、3年は早い。

写ルンです、品薄なんです。

フィルムカメラが世の中のメインストリームから消え去り、デジカメがカメラ業界を牛耳り、気がついたら一般ユーザーはデジカメをスマホで代用する時代になった今、実は写ルンですとかチェキが流行っているとのこと。富士フイルムもびっくりですね。もちろん品薄らしいです。
そんな流行に乗ったとは言いたくないですが「365日写ルンです」という企画を昨年11月からすごく個人的に行っていました。流行気にせずにね。
 

写ルンですをiPhoneで撮るという謎構図

大阪での新生活を記録しようというのが企画のスタート。生活の変化を記録するのは面白いのではと思ったのですが、結果として約400日あまりの関西生活を毎日記録するという違う側面まで出てきてしまった「365日写ルンです」面白くなってきましたね(主観)

11/1スタート、1本目の悩み

記念すべき1枚目
100点満点の30代独身男性のキッチン

とりあえず、で始めたこの企画。ルールは2つだけ。
●毎月1日は同じ場所で撮る(1枚目)
●毎日1枚撮る
大方の予想通り、仕事してると変化がなさ過ぎて同じような写真が量産される事となる。ノリで始めた弊害。
自宅付近、自宅内、友人。この3コンテンツがメインとなる1本目、今後に不安が残る。

試行錯誤の2〜4本

取り忘れた日の定番となるPC周り
キッチンは日々変化があるので被写体として最適(なわけ)
写ルンですは光と影が上手に写ルンですよ

おわかりいただけただろうか。4本目までで自宅内の写真の多いこと。
さすがに撮影者も自覚はしています。「え、変化なくね?」って。でも見つけました、そう、キッチンは日々変化してるんです。
使う皿、作った料理、買ってきたお惣菜。それぞれ違う表情を見せてくれる、記録にはもってこい!!
そう自分に言い聞かせました。皆様にも言い聞かせます。

挑戦の時期

誰だよ、こんなもん捨てたの
クリエイターって自分好きだよね、そんな写真
公園はアートの宝庫

おうち写真ばっか撮っても、って自分でも思ってその後の挑戦。持ち出しはする物の一発勝負かつ確認できない写ルンですに対して若干の恐れを覚える。 今まで気楽に切れたシャッターにプレッシャーを感じる。。。
なんて、かっこいいこと書きましたが事実は取れ高と現像代への不安。
フィルムカメラの現像は全盛期の1.5倍くらいに増加しています。そりゃそうでしょう、有害薬品でフィルムを現像・定着を行っているんです。しかもあの機械は定期的に使わないと現像液が劣化して使えなくなるんです。
でもイロイロ試すうちにわかりました。そう、おうちフォトが一番わかりやすき変化が起きると。

おうちスキーの日常

金閣寺の拝観券のお札、捨てづらくて冷蔵庫に貼りがち
出勤前、時間無いのに構図考えて撮った結果
この丸い模様、大家のセンスです

ブレイクスルー、否、保守。自宅写真集。
世間の変化より自宅の日々の変化は自分に直接であり毎日感じるところ。記録の被写体としてはもってこいでした。個人的には。
誰かに見せる前提ならもっとお外の撮影を重視した方がいい、それは知ってるんですが365日毎日撮る上で自宅、職場の往復が多く変化の乏しいのも事実。毎日同じ駅の改札撮ってもつまんないもんね。

飾らない、構えない

ワンカルビ、おいしいね
もう買えませんでした

前述の通り、そんなつもりは一切なかったのに結果として大阪の記録を残す写ルンですになりました。まぁ、こういうのも面白くていいじゃないですか。
撮り忘れたり、うっかり2枚撮ったり、友人に渡したら結構撮られり。アマチュアの遊びにはちょうどいい温度感で撮影を楽しめました。だからこそのこれらの仕上がりなのではないでしょうか。
日常をさらっと、ちょっとエモ目に残してくれる。これが写ルンですの醍醐味なんでしょうが。だからこそ「エモ」「映え」全盛期の今、写ルンですは再び脚光を浴びることとなったのでしょう。富士フイルム様万歳ですね。

もうしないよ、たぶん

写ルンですをすごく持ち上げてこの発言。理由は簡単、コストかかりすぎなんです。写ルンですが2000円弱、現像+デジタルデータ作成で約1600円、トータル3600円のお遊び。これにプリントなんか付けよう物ならプラスで1000円前後はかかるでしょう。ああ恐ろし。
デジタル全盛期にわざわざフィルムで遊ぶのは贅沢なことなんでしょうね。写真撮るだけならiPhoneで十分なんだから。なんなら写ルンですなんかよりよっぽどきれいに撮れる。
またこのテイストがほしくなったら、今度はフィルム一眼でやりましょう。一眼ならまだ失敗作が少なくなりそうだし。

じゃ、そろそろ引っ越し屋が来ますのでここらで失礼します。

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