やって良かった大腸カメラ
先日、初めての大腸カメラを受けた。
40歳を目処にいつか受けたいと思ったけど、時間を作るとなると、重い腰が上がらなかった。
そして、このまま40歳で受ける事はないかなぁと思っていた1月末、お腹の違和感と便の調子が良くない日が続いた。
大腸カメラを受けるきっかけができた。
さっそくクリニックへ行って診察、大腸カメラの予約をとる。
予約日はなんと1ヶ月後。
ちなみに、その間にお腹・便の調子は改善していた。
大腸カメラ本番前日。
消化に良い食事を摂って、寝る前にラキソベロンという下剤を1本飲む。
ちなみに仕事上、このラキソベロンをよく使うのだが、便秘のある方に処方され、便秘の時に10滴飲むのが普通だ。
それが1本だと!?
夜中に便意で起こされたらたまったもんじゃない!!
と思いながらも指示通り1本飲む。
でも、その心配とは裏腹に夜中に便意はなく爆睡していた。
朝になると、緩い便を排泄。
この下剤で大体の便は出しきったという感じ。
その後、吐き気止めを内服して、8時にはモベラップという腸管洗浄剤をゆっくり時間をかけて2リットル飲むのだ。
さぁ、ここからモベラップ劇場の始まりだと思い気合いが入ります。
モベラップは飲みにくいとか、吐き気がするとかトイレと行き来して大変とか色々と厄介なイメージがあった。
ところが、実際飲んでみるとそうでもない。
味は梅風味で普通に飲めるし、吐き気もない。
トイレの行き来もまあまああったが、予想してた以上より楽だった。
モベラップ劇場なんて大げさに考えたすぎた、余裕だなぁと思った矢先だった…
何回もトイレに行ってはシャーシャー排泄を拭き取るの繰り返す。
家はウォシュレットじゃないのでケツの拭きすぎて痛くなったのだ(泣)
このケツ痛みが後に響いてくるのだ。
そんなこんなで午後には本番。
先生が「大丈夫だからねー」お決まりのルーティン声かけをきっかけに、負傷したケツにカメラをグイグイ入れてくる。
そのグイグイにケツが擦れて痛い(泣)
それと、腸がカーブしてる場所はカメラがあたっているのか痛いけど、一瞬だからまぁ大丈夫。
でもグイグイ摩擦は常にやってくるのでそこはやっぱり痛い。
でも痛みに慣れると自分の腸内を画面上で見れる余裕はあった。
よくわからないけど赤っぽい所は炎症してるのかな?とか、ポリープはこれか?とか自分の腸を見て色々考えさせられた。
先生は無言の中、撮影していくわけだが結局ポリープを取るような説明も無かったので検査は無事終了。
検査の後も負傷したケツの痛みは倍増。
ヨチヨチ歩きで別室に休む。
スタッフが温かいお茶を持ってきてくれて、一杯飲む。
この温かいお茶は過去一番にうまかった。
ケツの痛みも収まり、先生からの説明。
結果、炎症・ポリープ等もなく問題なし。
ホッとした。
大腸カメラで自分の腸内を見て、今以上に食事に気を付けよう、これを維持していこうという気持ちが強くなった。
帰る途中、空腹で頑張ったご褒美にジャンキーな看板にヨダレが出てきましたが「腸を大切にしようと」という気持ちが勝りました。
最終的に大腸カメラはやって良かったのだ。
ありがとう大腸カメラ。
最後まで読んでくださりありがとうございます。文章中、ケツケツばかり言ってすいませんでした。
とりあえず、次に大腸カメラをやるとなった時はケツの拭きすぎには注意しようと思う。