I Told Sunset About You EP4 若さ故の愚かさと尊さ

この回は起承転結の「転」に相応しい回でした。
若さ故の愚かさが、嫌な感じではなく、尊く美しいと思えてしまう作品の素晴らしさを感じた

このnoteは私がハマっているタイYシリーズドラマについてネタバレありで書いていますので、各自回避をおねがいします。

ざっくりあらすじ

Oh-aweと気まずくなってしまったTeh。なんとか元に戻りたくて、彼に勉強ノートを持参して仲直りするが、一線を越えられないTehと、そんな彼を理解できないOh-aweは更にきまずくなってしまう。

そんな状態のままTehは入学手続きをしに、バンコクへ。そこである決断をしてしまい、Oh-aweだけでなく、家族やTarnとも揉めてしまう

若さと愚かさ

○十年前、私が人生でやってはいけないことベスト５に入れていたことがある。「進路を決める時に自分以外の人間を理由にする」
仲良しカップルが学力も違うのに、一緒の高校や大学を選択するというのを聞くたびに「なんて愚かな」と思っていた時期が私の人生にもあった。

なので「それやったらダメなやつだから～～～」って思いながら見てしまったが、正直に言えばそこまで懸けられるのは羨ましいものである。無償ならね。でもTehはそうじゃなかったんだな。そこが若さ故であり、更に羨ましく思ってしまった。
そしてそれが美しくも魅せてくれたのはこのドラマの演出と役者の演技あっての賜物だろう。

プーケット行きたい

今回も素晴らしいプーケットの自然ありがとうございます！って感じだったなぁ。
海のシーンはとっても綺麗で、あれやられたら他の作品はプールキスは手法として使えなくなっちゃうんじゃないだろうか、と思うくらい綺麗だった。そして大変そうだった。こういうのスタントなしでやってるのほんとすごいと思う。

Tehに振り回された人々

Tarn・・・私は彼女が好きなので今回傷つけれらたことには怒ってますが、泣いたかも可愛いし、自分のことよりTehの家族のために怒ってた台詞はとてもよかった。ぜひ美大に合格してほしい

Tehの家族・・・母ちゃんかわいそう。私だって息子があんなことしたら泣いて怒るかも。すごく応援してくれていたのにな。でもよくある「あんなに私がしてやったのに」って感じじゃなくて「あんたこれからどうすんのよ」っていう本当に息子が心配で泣いている母ちゃんだったのが、よかった。めちゃくちゃいい母親だと思う。

あと、兄貴。兄貴はもっと怒るかと思ったけど、冷静だったね。もう泣くな、なんてあの状況で私が兄だったら絶対言えないわ。ほんと日本人の彼女とうまく行って欲しい。

Oh-awe・・・期待しては落とされて、ほんと、可哀想になってきた。Oh-aweは怒ってはいるけど、Tehを責めてはいないのがいいんだよな。今回だけで笑顔になったり泣いたり怒ったりほんといろんな表情見れて、ストーリー辛いんだけど、そういうところ私は見ながら「あざーっす」って思っててすみません。

さぁ、次回最終回。一応Tehに気持ちがあることは確認済みなので、Tehが壁を乗り越えたらそのままエンディングでも行けるから尺は足りる（勝手な予想、無駄な心配）最終回みてS2に突入するぞ！！