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ロング・ナイト 沈黙的真相 諦めなくて良かった

病室でみてたらまんまと風呂入るの忘れてしまった。明日怒られませんように。

このnoteは私が見たドラマについてネタバレありで書いていますので、各自回避をおねがいします。

あらすじ

難しいので引用で。

<ストーリー>
将来を嘱望されていた検察官ジャン・ヤン(バイ・ユー)は、ある日スーツケースに詰められた遺体となり発見される。賄賂と使い込みの罪を着せられ、3年間を刑務所で過ごした過去を持つ彼の遺体が詰まったスーツケースを運んでいたのは、弁護士ジャン・チャオ(ニン・リー)だった。殺害と死体遺棄を認めたジャン・チャオだったが、初公判で「自分は殺していない、アリバイもある」と自供を覆す。
この奇妙な事件は注目を集め、「雪だるま連続殺人事件」を解決した名刑事、イェン・リャン(リャオ・ファン)が特別捜査本部に加わることに。取り調べ室でジャン・チャオと対峙したイェン・リャンは、「24日間」というタイムリミットを与えられる。果たして殺された検察官と弁護士はどういう関係だったのか、なぜ検察官は変わり果てた姿で発見されたのか。一見単純に見えた事件の背後には、巨大な秘密が隠されていた。 WOWOWサイトから引用

3つの時系列を巧みに移動

厳良(イェン・リャン)が事件を調査する2010年と
江陽(ジャン・ヤン)が事件を調査する2003年と
事件が起きて侯貴平(ホウ・グイピン)が亡くなった2000年を
巧みに移動しながらストーリーを展開してくれるのが、なかなか面白い作りだなって思いました

5話で諦めかけた

これ、あらすじにも書いてありますが1話で江陽がもう亡くなってるですよ。それで、過去編では彼がどうしてそうなったかが段々わかるんですが、彼がめちゃくちゃいいやつなんです。
怒っていいよ!って状況でも他の人に不当に当たったり責めたりしないで、信念のために皆の為に動いている人で、知れば知るほどめちゃくちゃ好きになってしまって、5話くらいで、
「え?私は推しが死ぬのを黙ってみてなきゃいけないの?そんなの辛すぎる……」
ってなって挫折しかけました😅
「もう事件なんて調べなくていいじゃん」って何度も思いながらも何とか最後までみれてよかった。
ほんと最後まで先生のために証拠まで残してさ😭

幸せはどこにあるのか

物語の結末は、目的が達成されてよかった
だとは思いますが、登場人物達の幸せはどこにあったのか。それは言葉にはしがたい複雑な気持ちになりました。

張暁倩(ジャン・シャオチェン)に初めて会ったとき、帰りの車の中で朱偉(ジュー・ウェイ)を宥めている江陽の言葉を聞いて「あなた(江陽)にも幸せになる権利があるのに!」と泣いてしまいました。

もちろん彼らの決断は間違ってなかったと、否定する気はないけど、私は彼に笑っていて欲しかった。(あれ、ちょっとまって、これ鎮魂と同じことになってないか😅)

ということで、
また宇多田ヒカルさんの
誰かの願いがかなうころを聴きたくなるのでした

余談

謎解きに関しては思ったよりテンポはよくなかったかなぁ。なのでミステリーって思ってみると退屈になる人はいそう。
あと画面が割とずっと暗め。そんなに暗くなくてもよくないか、とも思った。普通にホラー的な怖さだった。