宣伝じゃない告知

今回はドラマレビューでもドラマの告知でもなく、
自分のありのままの今を記録用に残すノートです。
ちょっと重い話です。

2021年6月　XX回目の結婚記念日
「診断の結果、子宮頸癌が見つかりました」

そして私は言葉を失った

このあとに衝撃的な展開を付け足してドラマ化してくれんだろうか。
Twitterのマンガ広告とかに流れてきそうな感じに。
実際には言葉を失ったりしないし、「ですよね～～😅」って空気だった。

手術して細胞をとったら終わると思ったけど、そんなイージーモードじゃなかった。また手術かって思わなくもないけど、負けるのは嫌いなので、壁があるならぶち破っていきたい。あと性格上なくなったものを数えるのは嫌いなのでこれはこれでまだ残ってるもんいっぱいあるからいっかとも思える。

幸い、出産も経験済だし、手術に耐えられそうに体力もあるし、お金も足りそうだし、職場の人は理解あるし、仕事は基本「手に職」だからなんとかなりそうだし、命の危機でもない。
近い親戚に看護師も何人かいるし、癌経験者も多い。話は色々聞けそう。
COVID-19で在宅だから病院も行きやすいし、どうせ遊び歩けないからSNSを見て嫉妬に狂うこともなさそうだ。
そもそも私の最近のSNSは海外のイケメンしか流れてこない目福状態だ😍
今回見つかったのも友達からSNSで「婦人科いってみな」って言われたからだし本当にラッキーだった。
病気になって再認識するが、幸せである。そしてグッドタイミング。

こんな時に、不安なことはパートナーが耐えられるか、くらいしかない。私はいい。病気なのも私だし治すために辛くても自分のことだから。でもそれをサポートするのはほんとしんどいと思う。彼には幸せでいて欲しいので、適当に付き合って欲しいと思うし、そのため私が出来る努力は惜しまない（気持ち）。

あとは健康体に産み育ててくれた親に申し訳ないという気持ちくらいか。
親が自分のせいで泣くのは辛い。でもさ、病気は私のせいではないからさ、無理だと思うけど泣かないでほしい。

とりあえず今日から筋トレでもしようかなあ。手術後は体力落ちるし、筋力はあっても困らないからなぁ。筋肉は裏切らないって最近よく聞くし。

最初のNOTEにも書いたけど、自分の中の女性的な部分が排除されるのは、そんなに悲しくない。取って生きながらえるならそれでいい。生理もなくなるし。悪いことばかりじゃない。そして不思議な気持ち。
手術は痛いし辛いし嫌だけど、私の中の性別を判断するものが一つなくなるんだなって思ったらそんなに悪くもない。これは本当に奇妙な感覚だ。
（子宮が性別を判断するっていうのは私個人の価値観であり、一般的なことではありません）

取る取らないより、再発するかの方が何百倍も怖い。
共働きだし。ほぼ同収入だから片っぽくずれたらかなりヤバい。
息子を大学くらいは行かせてやりたいし。私の治療費に金を使っている場合ではない。なのでどうか、次の手術で全部終わりますように。
運動しなきゃいけないからとりあえず丘の上の神社に毎日お参りでも行こうかな。

ここまでダラダラ書いて見てけっこう気持ちがスッキリしてきた。
そんなに悪くない。大したことじゃないような気さえしてきた。
手術をして自分がどんなニュータイプに生まれ変わるのか、
今は自分に期待していきたい。
（早くお酒がのみたい）

こんなことに気を取られていたら、昨日の「君、花海棠の紅にあらず」を録画し忘れてしまった、、、そっちのほうがよっぽどショックだわ😂

（補足）
たぶん子宮頸がんの検診にちゃんと行ってたらもっと結果は違ったかもしれないから、みんなちゃんと行った方がいいですよ。

私は年１の健診に入れてはいたんだけど、生理と被ってパスしたり、ワクチン治験に参加していて（まぁ、それも大人になってからだからあんまり効果なかったんだけど）っ大丈夫っしょとか思ってて、気づいたら５年も検査してなかったって、今回検査して気づいた。いや、２、３年前にやっていると思ってたんだけどね。年とると１年前の記憶が３年前とかよくあるからねぇ〜〜
ちゃんとやった方がいいですよ。やったからってならないってことでもないけどね。